再生医療について

【お知らせ】
再生医療の開始について
再生医療とは

事故や病気によって失われた身体の細胞、組織、器官の再生や、機能の回復を目的とした医療です。 失われた機能を再生するために、自己の細胞を利用して、体外で活性化させた幹細胞を再移植をすることで修復させ、その機能回復を期待する治療法です。

☆幹細胞とは☆
自己再生 : 未分化状態で多くの細胞分裂を行う能力
分化能 : 種々な異なる細胞型に分化する能力


☆脂肪幹細胞とは☆
脂肪細胞には非常に多くの間葉系幹細胞が含まれており、この脂肪幹細胞は脂肪細胞への分化にとどまらず、 骨、軟骨、筋肉、毛細血管、神経など間葉系組織への多機能が記されております。

☆脂肪幹細胞療法とは☆
①生体内幹細胞(脂肪細胞)を利用した脂肪組織由来幹細胞療法となります。

②この多機能を利用するために自己の脂肪組織を適量摘出し規定の処理を行い、幹細胞を分離、抽出を行う。

③抽出された脂肪幹細胞は増殖と成長の促進の為に活性化をされ、後に自己血液への点滴投与または患部への注入移植を行ないます。

④移植された幹細胞は障害組織への分化や、新たな血管を障害組織の周りに作り出し栄養供給を受けやすい環境を作り出し, この働きにより細胞再生活性を起こし、機能障害や機能不全に対しての回復を期待する 治療法です。

⑤また炎症反応の抑制を行い関節疼痛の軽減へも期待される治療法です。

☆対象疾患について☆
下記の疾患は、幹細胞の作用からその効果が期待されている対象疾患。

※ 関節炎 ※ 脊髄損傷 ※ 椎間板ヘルニア

※ 骨折癒合不全 ※ 慢性腎不全

「再生医療」は様々な病気への応用が期待されておりますが、治療開始につきましては事前に全身的な検査、 インフォームドコンセントを行わせていただきます。
検査結果によっては治療を開始出来ない場合がございます。

関連サイト  www.medivet‐america.com