NO.3
●会社の作り方 その3「会社の業務内容”会社の目的”の定め方」
会社の業務内容を”目的”と言います。
目的は、「社会通念上、会社の目的とする事業が何であるかを知りうる程度に
明確かつ具体的に定めること」と、されています。
要は 1.明確に 2.具体的に 一般の人が目的を見ても何をしている会社か
判るように決めてください、という事です。
しかし、会社の目的が「明確か」「具体的か」を判断するのは、一般の人ではなく、
法務局です。
登記申請した”会社の目的”を法務局が「明確性・具体性がない」と判断すると
会社の登記ができなくなります。そのような事態を避けるためには
. ・オリジナルで”会社の目的”を決める時
法務局商業登記の窓口に行き 「目的相談」をする
適当な紙に氏名・連絡先電話番号・”会社の目的”を記載したものを
提出すると、後日、登記可能かどうかを電話でおしえてくれます。
・すでに登記されている”会社の目的”を自分の会社の目的にする
これなら、「目的相談」などという面倒なことをしなくても大丈夫!
登記された目的は、1.同業種の会社の謄本を取得してみる
2.”会社の目的”の例を集めた本を参照する
(「会社の目的相談事例集」 六法出版社 など)
「登記不可」とされた例
・ハーブ製品の製造販売
・ディスク、シーディーロム(CD−ROM)の制作販売及びデータの出版
*「○○の製造」という目的は、○○に厳しく具体性を求められます!
*外国文字の使用はできません!
*特に、コンピュータなどの先端技術系の目的には、ご注意を!