裏通りに足を踏み入れたら、青々と育った瓜が目に飛び込んできた。
たくましいと見るのか、うっとうしいと見るのかは人それぞれだと思うのだが、ただひたすらに生きること、さらに成長しようとすることに、ほんの束の間の野生を見たような気がした。
数日後それは、排除されいた。
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