経堂かわら版の発行は月1回、時事時々の情報や近時雑感を皆様にお届けいたします。
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第55号 平成18年12月(2006年)
今月のご意見板 〜電話いわんやメール〜
先日テレビを見ていたら歌手のBOAさんが出ていました。彼女は韓国人ですが、とても日本語がうまいので相当勉強したのだなと感心しました。知り合いにやはり韓国人の留学生がいますが、彼女は日本人以上に日本語を知っています。大学院で日本語を研究しているのですが、例えば「私は」と「私が」の違いを説明したりするような研究をしているようです。日本語ネイティブの私でも、「私は」と「私が」どう違うのか説明はできません。でもなんとなく違うというのはわかるし、使い分けています。
日本語は世界の言葉の中でも難しい言語のような気がします。悪気がなくても、ちょっとしたニュアンスの違いで相手を不快にさせてしまうこともあります。電話は相手の顔が見えないから言葉に注意するようにと以前から言われていましたが、今はメールが中心なので電話以上に気を使う必要があります。お客様や仲間とのメールのやり取りでも、あまり事務的になってしまうと冷たい印象になってしまうし、かといって打ち解けた表現をしたつもりで誤解を与えてしまったりする可能性もあります。
ただでさえ難しい日本語で、メールで気持ちを伝えるのは大変ですね。(m)
住民税の源泉徴収
先月の瓦版にも書きましたが、平成19年から住民税と所得税の税率が変ります。地方への税源移譲なのですが、所得の低い人は所得税が少なくなり、住民税が高くなります。所得の高い人は所得税が高くなり、住民税が少なくなります。
サラリーマンの場合は来年1月の給料から新しい所得税率に応じて源泉徴収されます。月給75万円を境に、それ以上の月給の場合は源泉徴収税額が平成18年に比べ増えています。それ以下の場合は徴収税額が減ります。特に月給25万円位だと、平成18年と比べて徴収税額が半分くらいになりますので、手取りが増えたことがわかると思います。
住民税については逆に収入の少ない人ほど負担が増えます。6月までは住民税の金額は今までと同じなので、源泉徴収税額が減った分、手取りが増えた気がしても、6月以降住民税の徴収が始まると一気に手取りが少なくなる気がすると思います。
平成19年からは定率減税がなくなっていますので、所得税・住民税トータルでは、18年より増税になります。(m)
中山道旅日記 第29話 赤坂宿〜関が原(関が原空腹との戦いの巻き)
午後1時、垂井宿に到着。そろそろお昼にしたいのだが、このあたりには店が見当たらない。食事処を探す為、中仙道を外れて国道を歩くことにした。しかし宛が外れて国道にでてもなんにもない。食事処らしき看板を見つけたら残念ホームセンターだった。
関が原が近くなり「徳川家康が最初に陣地を置いた場所」等の看板が目に入る。午後2時半に関が原駅に到着。関が原といえば日本人で知らない人はいないくらい有名な地名だ。きっと駅前にはお土産屋さんがたくさんあり、観光客がいるんだろうと思ったら、なにもなかった。空腹に耐えて関が原からJRで名古屋に戻り、午後3時47分の新幹線で帰宅した。
発行元:菊池美菜税理士事務所 〒156-0052 世田谷区経堂1−11−19−204 TEL03−3429−0144
第54号 平成18年11月(2006年)
今月のご意見板 〜ガツンと改革〜
製造業の非正社員を対象とした「ガテン系連帯」という労組が旗揚げしたそうです。これは非正社員の労働条件の改善を求めるものです。
雇う側の立場では、請負労働者は「社会保険料の負担がいらない」「解雇等が簡単」等のメリットがあります。また、請負だと消費税の計算上課税仕入になるので、売上げに係る消費税から請負に係る消費税を差し引くことができ、給料を支払うことに比べると消費税の負担が相当軽くなります。
働く労働者側も社会保険料を控除されない分、手取り金が多くなるので正社員になることを望まない場合もあります。 
請負か給料かの判定基準は、「個々の作業について指揮命令を受けるか」「材料・作業用具が供与されているか」その他いくつかの事項を総合的に勘案しますので、グレーな部分もあるのではないかと思います。
「偽装請負」が問題となっていますが、これは企業が負担する社会保険料が高いのが原因ではないかと思います。従業員10人足らずの会社でも年間の社会保険料は450万円以上かかります。従業員1名を雇えるだけの金額です。企業の負担は税金以上です。
労働者の労働条件を守ることは大切です。安心して働ける環境があれば企業の生産性も上がると思います。その為にも社会保険の改革を推し進めて欲しいものです。(m)
住民税と所得税の税率
平成19年から住民税と所得税の税率が変ります。住民税は、所得に応じて5%・10%・13%の3段階になっていましたが、これが一律10%となります。所得税は、10%から37%まで4段階だったものが5%から40%までの6段階になります。住民税と所得税を合算して考えれば、税負担は今までと変わりません。おカネの配分が、国の減少・地方の増加ということになります。
この改正は平成19年からなので、19年3月の確定申告の時には、従来の税率となります。ただ住民税については、6月の納付から新しい税率になります。個人事業主にとって平成19年は、所得税も住民税も高い税率での計算になります。定率減税も半減するので税が高くなってしまうような気がします。
国民健康保険は住民税と連動しています。毎年いつのまにか率が変わっていますが今回は住民税が高くなるので国保の率も要注意です。(m)
中山道旅日記 第28話 加納宿(岐阜)〜赤坂宿(雨の美江寺雷のおまけ付)
岐阜駅を過ぎると郊外の道をひたすら進みます。長良川を渡ると河渡宿、さらに小さな川をいくつか渡ると美江寺宿です。ここから先は交通機関が途切れてしまいます。バスで岐阜に戻り、また明日美江寺からスタートするしかありません。まだ4時前でしたが、バスに乗って岐阜駅に戻りました。   
夕食は居酒屋に行きました。チェーン店で東京にもありますが、味付けはさすがに濃かった。
翌日は雨でした。美江寺をスタートしてからさらに雨が強くなり雷が鳴りだし、靴やデイパックはびしゃびしゃです。サークルKがあったので雨宿り。その後赤坂宿に着くころには、雨も小雨になりました。
発行元:菊池美菜税理士事務所 〒156-0052 世田谷区経堂1−11−19−204 TEL03−3429−0144
第53号 平成18年10月(2006年)
今月のご意見板 〜ちょっといい話〜
私は、税理士の高城重康先生のブログをよく読んでいます。高城先生はいろいろな講演会を聞きに行く事が多いようで、講演会で聞いた話をブログに書いていらっしゃいます。
ブリングアップという会社の国吉拡CEOの講演で「10年成長、2年踊り場」というお話があったそうです。最初の10年はとにかく前進あるのみで社長が走っています。10年たち落ち着いたら2年休んで体質転換します。
10年たつと大体会社の仕事がルーティン化してきて、社員さんにまかせても日常業務は回るようになります。社長が日常業務から離れる時間ができたときこそ、次への戦略を練るときだと思います。将来的に上場をめざすような会社になるのか、高収益を上げる同族会社で行くのか?借入をして会社を拡大していくのか、借金をしないでキャッシュフロー重視でいくのか?会社の方向性に合わせて体質を改善していきます。「10年成長、2年踊り場」というのは、創業者にとって「なるほど!」と思わせる表現だなと思いました。(き)
高城先生のブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/takakuare/diary
高齢化社会
少子高齢化と言われるようになって久しく、それとセットで消費税増税が議論されることが多いです。高齢者の社会保障費が年々増加しているので、財源の確保が必要です。街頭インタビュー等でも「消費税増税は仕方ない」という声もよく聞きます。
高齢者が増えれば社会保障費が増えるのはもっともだと思いますが、この議論を聞いていると高齢者を社会の厄介者扱いしている姥捨て山の話と変わらないような気がします。「高齢者は社会の役に立たない。医療費や介護費ばかりかかる税金食い虫」というイメージで捉えられているような気がします。
姥捨て山の話は、高齢者の知恵で村が救われて、これからは高齢者を大切にしようという結末でした。現代でも高齢者の知恵や経験を生かして、財やサービスの生産をすることはできると思います。特にこれからはパソコンを使える高齢者が増えます。パソコンを活用すれば在宅でもできる仕事の幅が広がります。
ちなみに東京税理士会北沢支部の平均年齢は58歳です。70代80代の先生方が多数活躍していらっしゃいます。
中山道旅日記 第27話 犬山〜加納宿(岐阜はラーメンも美味しいんです)
犬山周辺には、ファーストフードやコンビニが全然ない。宿で朝食を頼んでおいてよかった。和朝食を食べ、犬山遊園駅から各務原駅に向かった。
各務原周辺は川崎重工や各務原飛行場からなる工業の町だ。工業地帯を過ぎ市内中心部にはいると沢山の人出だった。まだ桜の開花には少し早かったが、市民公園で桜祭りが開催されていた。
お昼過ぎに加納宿(岐阜駅)に到着した。駅ビル内の「すがきや」というラーメン屋に入った。すがきやは愛知や岐阜に沢山あるチェーン店だがシンプルな味わいでおいしいラーメンだった。
岐阜の町は、再開発が進んでいて駅前はペデストリアンデッキの建設中だった。しかし駅の反対側は昔ながらの街並みが残っていた。(き)
発行元:菊池美菜税理士事務所 〒156-0052 世田谷区経堂1−11−19−204 TEL03−3429−0144
第52号 平成18年9月(2006年)
今月のご意見板 〜税金を払うのは嫌ですが〜
東京国税局はこのほど、平成17年度の租税滞納状況について公表した。それによると新規の滞納は3,898億円で前年よりも4%ほど増加している。平成17年度における滞納整理中のものの全体額は9,426億円だが、8年連続で減少しているそうだ。それにしても9,426億円という金額は、たばこ税の年間の税収にも匹敵する巨額である。
誰でも税金を支払うのは嫌なものだ。源泉徴収されているならともかく、後から申告して税金を支払うとなると、納税時に現金がないことも多々ある。滞納や明らかな脱税をしないまでも、なんとか租税回避できないか考える。なにかと理屈をつけて、または全く理屈もつけずに家事費を会社や事業の経費に混入するのを見かける。
私は税務署の回し者でもなんでもないが、やはり税金はみんなが負担して納税すべきだと思う。今の税制は金持ち優遇だし、中小企業にとっては厳しいもので、到底納得できるものではない。国や地方自治体の税金の無駄使いも目に余る。そのようなことには選挙等で意思表示するくらいしか手立てがないが、公平な税制ができて、適正に税金が使われることを願っている。
正しく税金を負担した上で国等に対して意見していくのが順序だと思う。   (き)
非永住者の定義
平成18年の改正で非永住者の定義の見直しがありました。私たちは居住者か非居住者かどちらかに分類されます。大雑把にいうと日本に住所があるか、または1年以上滞在していると居住者になります。居住者のうち、日本に永住する意思がなくて住んでいる期間が5年以下の人を非永住者としていました。通常の居住者は全世界どこでも所得があれば日本の税金が課税されます。非永住者は国内の所得と、国外の所得で日本で支払われたり送金されたものだけが課税されます。
例えば海外に賃貸不動産を持ち、その家賃を海外の銀行口座に振り込むようにしていれば日本の所得税はかかりません。日本よりも税金の安い国に不動産を持っていれば有利ということになります。
そこで今回非永住者は、日本国籍を有せず、過去10年間で日本にいた期間が5年以下と改められました。日本人が日本と海外を数年おきに行き来していると非永住者にはなりませんので、海外の賃貸物件の所得も日本で課税されます。
中山道旅日記 第26話 坂祝〜犬山(車山、からくり人形、犬山祭)
坂祝(さかほこ)町のフレンズという地元のレストランに入った。中部地方の飲食店はおまけサービスがあると聞いていたが、ランチセットはデザート含めて9品プラス柿ぴー1袋で750円と大満足の内容だった。
昼食後は木曽川沿いを歩いたが、このあたりは流れが速く奇岩があり風景が美しい。やがて木曽川から離れて山に入っていく。またしても「謡坂」だ。山を越えるといきなり大きな団地が出現してびっくりした。坂を下ると鵜沼の町に入った。
鵜沼からさらに進んで4時20分各務原駅に到着。電車に乗って今日の宿の犬山遊園に向かった。
犬山遊園駅は犬山城やライン下りの観光の拠点で、温泉街には大きなホテルが沢山ある。犬山城に行ってみたが時間が遅く間に合わなかった。(き)
*犬山祭:寛永12年(1635)に始まる針綱神社の祭礼で、4月の第1土・日曜の両日行われます。愛知県の有形民俗文化財に指定されている3層の車山が13台くり出し、笛、太鼓に合わせカラクリ人形を披露。夜は、各車山に365個もの提灯がともされ、満開の桜並木の本町通をぬって練り歩くさまは、豪華絢爛、まるで錦絵を見るようです。
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第51号 平成18年8月(2006年)
今月のご意見板 〜本当に世の中は〜
世の中は本当に不公平にできていると思う。何をやってもうまくいく人がいる一方何をやってもうまくいかず途中で投げ出してしまう人がいる。何をかくそう私の運動神経の話である。
私はこれまでスポーツらしいスポーツはやったことがない。特に団体で行う野球などはこれまで無縁であった。ところがこの仕事を始めてから野球部にはいるチャンスに恵まれた。初めて野球のユニホームを着て練習にも参加し未経験者にもかかわらず試合にも出してもらった。野球はみんなでやるスポーツだが個人の技量がチームの実力を左右する。少しでもうまくなるように練習には欠かさず参加しバッティングセンターにも通ったりしたのだがいっこうに上手にならない。運動音痴の私がやるのだからそうそううまくいくはずはなく、しまいにはギックリ腰が悪化しヘルニアとなり入院する始末となってしまった。
年に何回かだがプロ野球を見に行く。やはり生で見る野球は迫力が違う。スタンドで応援する臨場感もいい。野球は見ても面白いしやるとなおその奥深さを感じることができる。今度チームは新しいユニホームをオーダーした。体調が悪くただ今野球はお休み中だが、新ユニホームができる頃には復活できるかな(か)。
役員給与
平成18年度の税制改正で目を引くのはやはり役員給与についての改正点である。今回の改正では損金に算入される役員給与の範囲が明確にされた。損金の額に算入される役員給与は@定期同額給与A事前確定届出給与B利益連動給与の3つである。このいずれかに該当しなければ役員給与として損金算入できないので注意が必要である。
例えば、定時株主総会で役員の定期報酬について増額改定の決議がなされ、その増額分について一括支給することとした場合にはその一括支給した増額分については@の要件を満たさなくなることからその部分については損金不算入となる。また、これまで損金不算入であった役員賞与はAの事前届出確定給与の登場により従業員と同様に役員についても損金算入となる道が開かれることとなったわけだが、3月決算法人が7月に事前確定給与を支給することとした場合、職務執行開始後間もない時期に賞与を支給することは一般的ではないという理由から過去の職務執行の対価と認められ損金算入できないケースもあるので要注意だ(か)。
中山道旅日記 第25話 御嵩〜坂祝(パジェロが生まれる町坂祝)
午前7時10分発の新幹線のぞみで名古屋に向かう。名古屋から電車を乗り継ぎ見覚えのある御嵩駅に到着したのは午前10時。半年振りの中山道がスタート。天気は晴れ。風はやや強くもうすぐ4月だというのに手袋がないと手がつめたい。歩き始めて約2時間ライン下りで有名な木曾川をわたり太田宿に到着。大きく緩やかな流れは日本ライン下りの名にふさわしい。午後1時坂祝(さかほぎ)の町に到着。ここは三菱のパジェロ工場があることで有名だ。ちょうど昼時でお腹も空いてきた。しばらく歩くとフレンズという名の地元の人で賑わうレストランが見えてきたので、ここで遅い昼食をとることにする。
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第50号 平成18年7月(2006年)
今月のご意見板 〜社長がんばれ!〜
うちの事務所はとてもお客様に恵まれていて、尊敬できるすばらしい経営者の方がたくさんいらっしゃいます。
私は、将来のビジョンを語ってくださる社長が大好きです。3年後・5年後の会社の姿を具体的に描いて、着々とプランを実行なさっている社長。将来はセミリタイアして海外で生活したいので今頑張っている社長。女性が出産・育児と両立して仕事できるような会社作りを目指している社長。そんなお話を聞かせて頂く時はとても楽しい時間です。
先日ある社長が、従来の事業から多角化して新しい事業を立ち上げる計画があるとおっしゃいました。その会社の事業は安定していますが、今後大きく伸びることもないと判断なさり新事業への進出を計画されたのです。新事業について語る社長は目が生き生きとしていました。新しいアイデアが次々にでてきます。私もとても楽しくなって、長時間お邪魔してしまいました。
社長のビジョンが遂行されるよう、いつも陰ながら応援しています。うちのお客様全員、がんばれ!(m)
交際費から除かれる交際費
今年の改正のひとつに交際費の課税制度がある。社外の者に対する飲食費で一人5千円以下のものについては損金不参入となる交際費から除外されることになった。
資本金1億円以下の法人の交際費は、そのうち10%が法人の経費にならず、税金計算の時にその分を利益に加算して法人税を計算する。だから極端な場合は、赤字でも交際費が多いと法人税がかかることになってしまう。
一人5千円以下の飲食代が交際費から除かれるようになったので、少しは税金計算上で利益に加算される金額が減ることになる。この適用を受ける為の注意点は、飲食の相手方の会社名(部課)や参加者の名前、参加人数、相手先との関係(仕入先・得意先等)を記録しておくことだ。人数には自社の社員も含まれる。一人5千円かどうかは、店ごとの判定になる。また、これは飲食費についての規定なので贈答品は含まれない。適用は平成18年4月1日以後開始事業年度からなので、今の時期だったら3月・4月・5月・6月に決算期の会社が対象となる。(m)
中山道旅日記 第24話 細久手宿〜御嵩(帰りはやっぱり竹輪でしょ!)
細久手宿を過ぎるとまた山道に入った。東海遊歩道なのでとても快適だ。しばらく行くと謡坂だ。あまりに急な坂道で登るのが辛いため、昔の旅人は歌いながら登って気を紛らわしたという。「謡坂」という名前を聞いただけで容易に想像できる。また登りか、と思ったらラッキーなことに江戸から来ると下り坂だった。
山を下っていくと平地にでた。ここからは当分の間、山や峠はない。やがて名鉄広見線の終点の駅、御嵩に到着。30分に1本くらいしか電車が来ないが、とにかく鉄道があると安心する。御嵩から新可児駅で乗り換えて名古屋までは1時間ちょっと。午後6時36分の新幹線のぞみで新横浜に戻る。帰りの新幹線で缶ビールを飲むとほっとする。つまみは、いつもチーズ竹輪が定番だ。(m)
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第49号 平成18年6月(2006年)
今月のご意見板 〜仕事時々スロー人〜
当たり前のことなのですが、会社や事業は、社長・事業主がやる気にならないと売上や利益を伸ばすことができません。自分も含めてですが、事業を始めた当初はいろいろやりたいことがあります。新しい仕事にもどんどん前向きに取り組みます。しかし仕事が落ち着いてきて、ルーティーン部分も増えてくると人任せにしてしまいがちですし、実際、任せても日常業務はまわるようになってきます。そのため社長・事業主の目線が会社や事業から離れてしまうことがあります。
ところが、日常業務はまわっているように見えても、少しずつ職場の雰囲気が緩んでくるのは従業員さんにもお客様にもなんとなく伝わってしまうものです。そうすると売上や利益が落ちてきたり、ミスや事故に繋がる恐れがあります。
社長が常に120%の状態で仕事できればいいのでしょうが、それでは体が持たないし、ストレスも溜まります。趣味や余暇の中から新しいアイデアがひらめくこともあります。
会社や事業を経営する道を選んだ以上、常に目線は仕事に向け、前向きにやる気をもって毎日を過ごしたいものです。そして仕事以外のことにもメリハリをもって生活していこうと思います。(m)
有限会社の商号変更
5月に会社法が改正になったことにより最低資本金制度がなくなったことはご存知のとおりです。今までは有限会社を株式会社に組織変更するのは大変でしたが、今回の改正で簡単に株式会社に変更することができるようになりました。
有限を株式に変更する為には有限会社の解散登記と株式会社の設立当期を同時に申請します。費用は解散に3万円、設立に3万円で合計6万円です。申請書には定款を添付しますが、公証役場の認証は必要ありません。必要箇所をワープロで打ち直したものを添付します。株主総会の議事録も添付します。
設立登記申請書・解散登記申請書・株主総会議事録・定款の雛形が法務局のサイトにあります。申請書は出力すればすぐに使えます。

http://www.moj.go.jp/MINJI/MINJI109/minji109.html 

税務上は期の途中で有限会社から株式会社になっても、会社はそのまま継続しているとして取り扱われます。商号変更の届出だけ提出します。(m)
中山道旅日記 第23話 大井宿〜細久手宿(ゴルフ場の中を横断中仙道)
この日は恵那駅をスタートして十三峠七曲といわれる険しい道を進まなければならない。途中に食事できるところがない可能性が高いため、恵那駅のコンビニでおにぎりやパンを購入。覚悟を決めて出発。
中央本線と中央高速道を越えると山道に入った。石畳が整備されているガアップダウンの激しい道だ。しばらくいくとなぜか左右がゴルフ場。中山道はゴルフ場の真ん中を通っているのだ。
恵那駅を出て13キロで大湫宿に着いた。ここはちょっとした観光地になっていて、団子屋やトイレがあった。少し休憩してからまた山道に入る。びわ峠を越えると細久手宿だ。この宿場には大黒屋という昔ながらの宿がある。中仙道の情緒を楽しみたい旅人は大黒屋に泊まるのが王道だ。(m)
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第48号 平成18年5月(2006年)
今月のご意見板 〜ワンセグの話〜
携帯電話でテレビが見れるいわゆるワンセグが2006年4月1日から開始された。ワンセグとは携帯電話などの移動端末でも安定して受信ができる地上デジタル放送のサービスのひとつで、このサービスにより移動中であっても高品質な番組を楽しむことが可能となった。
ワンセグを見るにはワンセグに対応した携帯電話、車載テレビなどが必要になるが、番組内容は家庭向けテレビ放送と基本的には同じである。気になる利用料金は放送波を受信しているだけなので電話料金や通信費は一切かからない。
ワンセグが開始されて約1ヶ月が経ち携帯ショップなどで実際の放送画面を見られるようになった。画面は小さいものの電波障害などもなく鮮明で美しい画面に驚かせされる。ワンセグ対応の携帯の値段もそれほど高くはないようだ。夢に見た携帯テレビが現実となった感がある。
見たい番組があるのにうっかりタイマー予約を忘れてしまってもこれからは大丈夫。ワンセグなら手元の携帯で録画が可能だ。つくづく便利な世の中になったと思う。(か)
バランスシートに着目
私は税理士の北岡先生の「実践!社長の財務」というメルマガを読んでいます。北岡先生という方のことは、全く知りませんでしたが、うちのお客さまから教えていただいて読むようになりました。そのメルマガに「損益計算書よりもバランスシート(貸借対照表)に着目しなさい」という内容がありました。
私たちはとかく損益計算書の売上や経費ばかりを見てしまいます。損益計算書上で利益がでていたとしても、貸借対照表を見ると償却していない資産や過剰な在庫や多額の借入金があり、社長は資金繰りに追われている例を多々見受けます。
メルマガで紹介されていたある社長は「不要な資産の売却・処分。売掛金の回収条件を見直しできるだけ早く回収する。借入金を早期に返済する努力をする。利益がでたら節税せず税金を支払い、内部留保を貯めることに専念する・・・」以上のようなことを徹底して行い会社の財務体質を強くしていきました。この社長は決して財務には強くなかったそうです。(m)
「実践!社長の財務」http://www.mag2.com/m/0000119970.html
中山道旅日記 第22話 馬籠宿〜大井宿(アップダウンが多くて疲れました)
馬籠宿の次は落合宿、その次は中津川宿だ。民家の間を通る道なのだが、急な登り坂と下り坂の繰り返しでとても疲れる。この地域に住んでいる人は大変だなと思う。やがて国道19号を渡ると中津川市内に入る。
まだ時間的に余裕があるので、次の大井宿まで行くことにする。道標が整備されていて、分かれ道には標識がたっているのでとても歩きやすい。コンビニもあるので、おやつやトイレにも困らない。夕方5時に大井宿(恵那駅)に到着。アップダウンの多い道だったので足がとても痛い。今日の宿は中津川なので電車で1駅戻る。
中津川駅付近には、かつてはダイエーとユニーがあったようだが、今は閉店していて寂しい町並みだ。今日の宿は「民宿玉吉屋」素泊まりで一人5500円だった。(m)
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第47号 平成18年4月(2006年)
今月のご意見板 〜電子申告の話〜
電子申告制度が始まり今年で3年目になる。政府をはじめ税理士会なども電子申告の普及に力を入れてきたが思うように利用者が伸びていない。
そこで日本税理士会連合会は平成17年12月電子申告等に関する要望を内閣に提出した。要望の主な内容は@税理士だけの電子署名A添付書類の別途提出の省略B電子申告等についてのインセンティブの付与などがあげられる。政府も電子申告に拍車をかけるため日本税理士会連合会からの要望を全面的に受け入れる模様である。これで電子申告にはずみがかかればと思う。
ところで電子申告では日本より一歩先行く韓国で昨年の12月インターネットのサーバーがダウンし大学受験の願書が受理されないという少し気になる事故が起こった。受験生からは抗議が殺到し申し込みは一日延期されたという。インターネット大国といわれている韓国でのハプニングである。
情報通信網などインフラが整備された韓国ですらこのような事故が起こる。日本でもコンピュータウイルスによる情報流出事故が後を絶たない。電子申告利用者の普及拡大と安全性の確保は相反する難しい問題であるが安全性を保持しながら利便性の向上が図れれば言うことなしなのだが。(か)
遺言書の話
自分に万が一のことがあった場合、妻や子供たちへの財産分与がスムーズに行われるように自分の意思を伝える方法として遺言書があります。
遺言書を作成する前に@対象となる財産A相続を受ける人B遺言者の真意をまず明確にしておくことが大事です。これらをきちんと明確にしたあと遺言書の作成にはいります。
遺言書には公正証書遺言と自筆証書遺言があります。公正証書遺言は、証人2人以上の立会いのもと本人が口述し公証人が筆記します。この方法は内容の改ざんや不備がない反面公証人手数料などコストがかかります。これに対して自筆証書遺言は本人が遺言の全てを作成します。コストがかからず秘密も守れますが内容不備の可能性や紛失の恐れがあります。遺言は遺言者の死亡時までは内容を自由に変更することができます。(か)
中山道旅日記 第21話 妻籠宿〜馬籠宿(五平餅の香漂う坂道の宿)
中山道の宿場の数は約70。馬籠宿はだいたい44番目ぐらいの宿場に当たるだろうと思う。山道の脇の休憩小屋で一息入れ緩やかな登り坂をしばらく歩くとほどなく馬籠峠。水車小屋のある水車塚を通りお昼前には馬籠宿に到着した。
馬籠宿は坂にできた500メートルほどのわりとこじんまりした宿場町だ。石畳がきれいに整備された昔の町並みが見事に保存されている。お昼時ということもあり観光客で賑わっているが空いている蕎麦屋を探しもりそばととろろそばを注文する。われわれが食べ終わり店を出る頃には行列ができていた。早めにお昼を済ませて正解だった。途中名物の五平餅を買ってみる。甘い味噌が香ばしくてとても美味しかった。1本200円。
是より北木曽路の碑を見ながら軽い下りの山道をしばらく進む。途中には保存復元された石畳がある。中山道はいたるところ石畳が多く復元されておりどれも立派なものばかりだ。(か)
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第46号 平成18年3月(2006年)
今月のご意見板 〜PSEマークについて〜
4月1日から電気用品安全法が施行され、指定されている家電製品は「PSE」マークがついていないと販売できなくなります。指定商品は冷蔵庫・テレビ・音響製品・電気スタンド等多岐に渡っています。
この法律が施行されるとビンテージ物のアンプや電気スタンドを販売することができなくなります。また、PSEマークがついていない電気製品はリサイクルショップでも引き取ることができないので、結局廃棄するしかありません。ただし個人間の取引はできるので、ネットオークションで売ることはできます。
地球の限りある資源を大切にしようとか、昨今リサイクルが進められていますが、この法律はその流れに逆行するような気がします。PSEマークがついていなくても危険な製品であるわけではないと聞きます。リサイクルを推し進め、また味のあるビンテージ物を販売できるような方法はないものでしょうか。(m)
*3月27日現在の報道によるとリサイクル商品については一定の措置がとられる模様です。
上場株式の申告
上場株式を売買して損失がでたときは、3年間繰り越して、翌年以後株で利益がでたときに損失と相殺することができます。特定口座の源泉徴収ありを選んでいる場合も、損失がでた時は申告して損失を繰り越した方が有利になります。
この特例の適用を受けるためには毎年確定申告をしなければなりません。損失がでた翌年に株取引を全くしていなかったとしても申告をしないと損失を繰り越すことができません。もし申告することを忘れてしまい、翌年利益がでたときに気がついたとします。そうしたら前年に確定申告をしていなかったら前年分とまとめて申告して繰越できるようにします。ただ自営業等で毎年確定申告していたら、前年分を申告することはできませんので、要注意です。
株取引についてもうひとつ。特定口座の源泉徴収ありを選択していても確定申告すると源泉徴収されている所得税が還付になることがあります。源泉徴収されている所得税は定率減税が考慮されていないので、申告することにより定率減税分の還付になるからです。でも申告すると所得としてカウントされますので、国民健康保険料が高くなる市町村もあるようです。また、配偶者控除や扶養控除から外れる可能性もありますので注意が必要です。(m)
中山道旅日記 第20話 南木曽〜妻籠宿(まるで江戸時代の旅人気分)
名古屋駅近くのビジネスホテルを朝出発して、8時発特急しなのに乗車し、今日も出発地点の南木曽に向かった。その日は南木曽で「さわやかウォーキング」というイベントをやっていて、駅周辺は賑わっていた。途中まではウォーキング参加者とすれちがう道のりだ。
30分ほど歩くと中仙道で一番楽しみにしていた妻籠・馬籠地区だ。まず最初は妻籠宿。朝早いこともあり人はまばらだ。古い家並みが保存されていて江戸時代の旅人になった気分だ。このあたりの旧家は2階建てにもかかわらずあまり高くない。天井裏がなく1階と2階が一枚の板で仕切られているからだ。
1キロほど歩くと馬籠宿に向かう山道に入る。また峠越えだ。今回の旅は特に峠が多い地域なのだ。
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第45号 平成18年2月(2006年)
今月のご意見板 〜租税教育のすすめ〜
あまり知られてはいないと思いますが、税理士の社会的な活動の中に租税教育というものがあります。租税教育というと堅苦しい感じに聞こえますが、実施している内容は小学生を対象とした税金教室です。税について理解を深めてもらい税金の大切さを知ってもらおうという趣旨で関係団体と協力しながら行っています。
先日も租税教室があり世田谷区内の小学校に行ってきました。1回の授業は45分ほどです。話ばっかりだと飽きてしまいますので途中にクイズ形式のじゃんけんゲームを入れたり、1億円の札束(もちろん玩具の見本です)を見せたり、パネルを使ったりといろいろ工夫して授業を進めていきます。15分ほどのビデオを見てもらうこともあります。
授業を通じて子供たちが税金について正しく理解をしてこれからの日本がどうあって欲しいか考えるきっかけとなればと思います。ゆとり教育の影響で授業時間がタイトな中で租税教育に時間を割いて協力していだいている先生方に感謝いたします。(か)
耐震偽装事件
昨年12月耐震偽装事件の問題で国税庁は偽装されたマンションは災害に当たるとして所得税の軽減措置として雑損控除あるいは災害減免法のいずれかを適用できると発表した。国が建築士や販売会社による耐震強度の偽装は住民らが事前に知り難い重大な被害であり、地震などの天災と同様の人為による異常な災害と判断したためだ。
雑損控除は所得に応じて損害額を所得から控除できる制度だ。その年に控除できなければ翌年以降3年間損失を控除できる。災害減免法は所得に応じて最大全額の所得税が免除される制度である。どちらか有利な方を選んで申告できる。
さらに住宅ローン控除も今年の所得税については適用可能だ。本来はその年の12月31日現在住んでいないと対象にならないのだが災害とした場合にはその災害すなわち退去命令があった日まで住んでいれば控除の対象となるからだ。(か)
中山道旅日記 第19話 名古屋(地球博で賑わう名古屋駅)
中山道の旅もいよいよ中盤。これまで新宿から中央本線に乗り目的地まで行っていたのだが、さすがに木曽福島を越えたあたりから現地まで相当時間がかかるようになってきた。今回は時間を有効に使うため歩き始める前夜に目的地に到着しそこで一泊し早朝から歩き始めることにした。宿泊代は余計にかかってしまうが、十分な時間もあるわけではないので今回は前夜に新幹線で名古屋まで向かいホテルに一泊することにした。
名古屋駅には夜の9時に到着した。この日はちょうど地球博最後の週末にあたる日で名古屋駅は万博のお土産をもった人たちで夜遅くまで賑わっていた。当然宿もいっぱいで今夜宿がとれたのはラッキーだった。明日のスタートは南木曽だ。東京から行くよりはずいぶん近いのだがそれでも南木曽までは特急で1時間かかる。
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第44号 平成18年1月(2006年)
今月のご意見板 〜解決策は自分のまわりに〜
新年明けましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いいたします。
私は今の仕事をする前は販売の仕事をしていた。毎月売上目標が与えられ、それを達成できないと上司から「なぜ目標達成できなかったのか」と責められる。「今年は雨や天候不順の日が多かった」「カレンダーの並びの関係で土曜日・日曜日の回数が昨年より少なかった」「日本全体の景気が悪い」「近隣にライバル店が出店した」そのような理由は全く通用しなかった。同条件でも売上を伸ばしているショップがある、目標達成できない理由は他にあるはずだと言われる。そこで再度自分のショップをくまなく見直すとなにかしら改善できることがある。しかしそれを改善したからといって結果が出るわけではなく、天候や景気の波にはやはり対抗できない。でも売上不振の理由を外部的な要因に転嫁するのではなく、常に改善点を探すという鍛錬になったと思う。
自分ができなかったことをとかく他人のせいにしがちである。でも、もしかしたら解決策は自分のまわりにあるのかもしれない。(M)
役員の給与所得控除
昨年の12月に自民党の平成一八年税制改正大綱が発表されました。タバコや第3のビールの増税がテレビ等でも取り上げられましたが、私たち中小企業に大いに関係のある役員給与に関する改正についてはほとんど取り上げられていません。
いろいろ要件はありますが、簡単に言えば、オーナー社長で家族が役員の場合には、役員報酬のうち、給与所得控除額相当額を法人の損金に算入しないというものです。
給与所得控除額とは、給与所得の金額を計算するときに、年間の給料の金額から無条件で差し引かれる金額です。最低65万円で給料の金額に応じて少しずつ増えていきます。年収が1千万円ならば給与所得控除額は220万円になります。
今回の改正案ではこの220万円部分が法人の経費にならないので、その分利益が上がることになります。今まで赤字だった法人も法人税がかかるケースが多くなると思います。
まだ自民党の改正案の段階なので詳しいことはわかりませんし、法案が成立するかどうかもわかりませんが、こんな大増税が知らないうちに検討されているのです。(M)
中山道旅日記 第18話 須原〜三留野宿(つつじに映える桃介橋)
民宿に泊まった翌日、木曽福島から前日の到着駅須原まで電車で戻りました。途中「道の駅大桑」で五平餅を食べていたら、にわかに空が真っ暗になり豪雨が降りだしました。大雨はそのうちに雹になりました。びっくりして鉄橋の下に走り込みましたが、とても寒くて持っていたシャツなどを着込みました。
しばらくすると雨は止み薄日がさす中、三留野宿に到着しました。まだ午後1時過ぎでしたが、ここから先は電車から離れ、次の電車の駅までは相当遠いので今日はこれ以上進めません。電車の時間まではまだ1時間以上あったので、近くの桃介橋という大きな吊り橋を見に行きました。ちょうどつつじの季節でとてもきれいでした。 
三留野宿(南木曽駅)から電車に乗って塩尻に戻り、塩尻からスーパーあずさで新宿です。
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