ミニカー・プロファイル

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項目外:アメリカン・レーサー・プロファイル:4

《パノスLMP-1ロードスターS》
ホットウィール

《キャデラック LMP》
【ホットウィール】

《カニンガムC4R》
ホットウィール

《シャドウMrkUA》
【ホットウィール】

以上


《パノスLMP-1ロードスターS》

【ホットウィール:1/64・ダイキャスト】

 この如何にもアメリカ人らしい時流に媚びない独創は大好きです。ミッドシップの重量バランスにフロント・マウントで挑戦した特異な外観は強烈な個性を発散しています。ル・マンも現在がトヨタのTS-03の焼き直しばかりでは興醒めですからネ!
 日本人の感性からしてもこのようなレトロとも感じるアプローチは宮崎アニメと共通するレトロ・ハイテクが持つ有機的なフォルムに親しみやすさを感じます。
 このホットウィールのモデルは驚くほど的確でしっかりした造形で、アメリカ車のモデル化シリーズでも◎のフィニッシュを見せています。

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《キャデラック LMP》

【ホットウィール:1/64・ダイキャスト】

 多分、カニンガム以来のキャデラックによるル・マンへの挑戦です。GMはプライベータァとのコラボ参戦が多いのですが、今回はキャデラックが前面に出てます。
 最近のレースはWRCを除くとデザインにおける差別化が難しいようでこのキャデラックLMPもご覧お通りです。市販車のエッジを効かせた無機質なハイテク感のあるスタイルが好きなのですが、勝負の世界では仕方ないのかも知れません。
 しかし、無責任なクルマ好きとしてはモデルカーとレース人気の先行きが大変心配です。
 一方、モデリングはキャデラックLMPが久々のアメリカ発コンチネンタル・レーサーの為かホットウィール久々の花マルの仕上がりを見せているヒット作(売上ではなく、仕上がり)です。

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《カニンガムC4R》

【ホットウィール:1/64・ダイキャスト】

 カニンガムはプライベ−ト・チームですがアメリカ人としてヨーロッパのレースに本格参戦しました。当初はキャデラックを改造しヨーロッパへの対抗心丸出しのオール・アメリカンで挑戦しました。
 しかし、アメリカのメーカーは当時、国内で十二分な利益を確保できた事と経営の実権を握っていたのが経理畑出身者であった為、レース自体に関心を示さずコンチネンタル・レースに挑戦するのはプライベーターが主流という時代で、さすがのカニンガムも後には勝利のためにジャガーでのレースを選択せざる得ない状況でした。
 そんな状況でも、アメリカ経済に世界の富が集中していた為、レースに挑む巨万の富を持つ桁外れの金持ちを何人も生みました。
 そんな時代状況からカニンガムや今日も語り継がれる伝説となったリッペントロップ、J・ホールの「スカラブ」、「シャパラル」(【シャパラル】ミニカー・プロファイル参照)そして亜種として「シェルビー・コブラ」(【シェルビー・コブラ】ミニカー・プロファイル参照)のプライベート・チームが生まれました。
 このホットウィールのモデリングは時代の大らかさが巧く表現された上出来な部類だと思います。

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《シャドウMrkUA》

【ホットウィール:1/64・ダイキャスト】

 ”CAN‐AM”という勝つためには何でもありの分りやすい時代のレーシングカーです。この時代のレーシングカーに見られる自由の持つ多様性が魅力なのでしょ「カンナムカー」は今でも多くのファンを持っています。
 ホビーショウ(’03:ホビーショー・レポート参照)などでスロットルカーの復権とともに多くの「カンナムカー」が又、元気な姿を見せてくれたのがとても嬉しかったです。
 今さらながら、ランボルギーニ・カウンタックのデザインは多くの点で「カンナムカー」にインスパイアされている事に驚きます。

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