美ヶ原に上がると、もうマツムシソウが盛りです。ごつごつした岩の間にきれいな花を咲か
せていますが、今年の種は、来年芽を出し、一年間かけて育って、再来年にやっと花を咲かせます。厳しい山の冬を過ごすけなげな花を見てください。
また、リンドウの花も可憐に秋の気配を漂わせています。
八島高原湿原は、早くも秋の色に染まり、前回白い花を咲かせていたシシウドも茶色く枯れ、その向こうに広がる湿原もかなり茶色が濃くなってきています。ま
たその湿原を背景に、枯れ尾花、女郎花が秋を強調しています。
今回は、帰路に八ヶ岳の真ん中を突っ切る麦草峠を選び、小海町に抜けました。
途中では、キベリタテハや、アサギマダラが車のそばを飛び回っていましたが、残念ながら写真には収められません。
また夕方になってしまったので、それほど多くの蝶には出会えませんでしたので、一昨年、同じ頃同じコースを走って観察した時の写真を掲載します。
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ジャノメチョウ クジャクチョウ
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スジボソヤマキチョウ 小石に産卵するウラギンヒョウモン
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マツムシソウの蜜を吸うウラギンスジヒョウモン
北相木村を抜けてぶどう峠から上野村に来ると、御巣鷹山への道があり、10年前に坂本九氏をはじめ、多くの人がなくなったことを思い出しました。
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