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「PGrid100」が公開後まもなく、@nifty
のダウンロードサイトでイチオシ No.3
に選ばれました。百ます計算って人気があるんだなあ、と改めて思います。今回は、足し算/引き算/掛け算のみに対応させたのですが、次のバージョンでは、割り算を追加して、グラフ化できるようにしようと考えています(v0.0.1
作成後すぐに、割り算の印刷/グラフ作成についてはコーディングをすませてあります。公開は未定)。 百ます計算ソフト「PGrid100」はどうやってできたのか? 作成裏事情は? そう大げさなものではないのですが、ソフトを作る時の参考になれば、と思って書いてみます。きっかけは単純なことでした。 少し前に、知り合いの小学生がストップウォッチ片手に一生懸命計算に取り組んでいるのを見かけました。計算が終わって、ストップウォッチを押すと同時に、ふーっとため息をついた彼に、「問題がたくさんあるね」と声をかけてみました。「同じ問題が何枚もあるんだよ」というのでドリルを見せてもらうと、なるほど同じ問題が幾ページにもわたって続いていました。定価は500円だったと記憶しています(恥ずかしい話ですが、それまでこうした問題集を売っているの知りませんでした)。 「同じ問題なのに高いんだよ」と言う彼の顔を見ながら、「確かに1枚あればコピーして使えるのにね」と答えたのがソフトを作るきっかけになったのでした。 最初は、パソコンで計算させようかと思いましたが、小学生に聞いたところ、紙に書くほうがいい、ということでしたので計算用紙の印刷ソフトとして作成することにしました(大勢に聞いたわけではないので、今ではグラフや正解のチェックなどを考えるとパソコンでやるのもいいかな、とも思っています)。 早速、プロトタイプを作り、足し算の計算用紙を印刷して、小学生に持っていきました。彼に渡すと、「これなら買わなくてもいいね」とニコッと笑ってくれました。 それに勇気づけられ、引き算/掛け算(割り算/グラフなどは時間がかかりそうなので後回し)のコードを追加して「PGrid100」が完成しました。テストを何度も繰り返して、まずまずなので公開の運びとなった次第です。 このようにひょんなことからソフトを作り出す、ということはままあります。皆さんはどんなきっかけでプログラムを作りはじめますか? 「オレはこうだよ」、「私はこうする」などありましたら、掲示板(※)で教えてくださいね。 ※現在掲示板のページでエラーが出ています。掲示板をお借りしているサイトのサーバエラーなのですが、サイトを覗いても、いつ復旧するのか告知がありません。問い合わせたのですが、メールも受け付けてくれません。ご迷惑をかけてすいませんが、しばらく様子を見させてください。 【改訂:その後】 1/15、掲示板をお借りしているサイトの管理人さんから「今回は申し訳ございませんでした。障害は24時間以内に解消します」のメールをいただきました。大変ご迷惑をおかけしましたが、ようやく復旧しました(2004/01/16, 28)。 |