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2006年1月〜6月に日本で公開された作品
↓日本での公開日順に並んでいます
米での公開日 日本での公開日 タイトル
(サウンドトラック)
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(高精細)
2005/9/23
   ↓
2005/11/23
2006/1/14 プライドと偏見
文芸 Pride and Prejudice(原題)
19世紀の英女流作家ジェーン・オースティンの「高慢(自負)と偏見」の映画化。さほど裕福でもないベネット家の隣に、独身で金持ちの紳士が引っ越してきた。年頃の娘が5人もいるベネット家の母親はさっそく売り込みをかけるが…。主人公の次女エリザベス役に「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ、父親役にドナルド・サザーランドといった顔ぶれ。ジェーン・オースティンの他の映画化作品には、グウィネス・パルトロー主演の「エマ」(1996年)、エマ・トンプソン主演の「いつか晴れた日に」(1995年)、TVムービー版の「高慢と偏見」(1995年)などがある。


2005/10/14 2006/1/14 スタンドアップ
ドラマ North Country(原題)
3人のアカデミー主演女優賞受賞女優(「モンスター」(2003年)のシャーリーズ・セロン、「ファーゴ」(1996年)のフランシス・マクドーマンド、「歌え!ロレッタ愛のために」(1980年)のシシー・スペイセク)共演の実話に基づいた社会派ドラマ。結婚に失敗し2人の子供を抱えたジョシー(セロン)は生活のため北ミネソタの鉱山で働き始めるが、作業環境は劣悪で、男子鉱員によるセクハラも日常化していた。それでも、仕事を失うことへの恐れから屈辱に耐えていたが、ついに我慢も限界を超え会社相手に訴訟を起こす。その毅然とした態度に同僚たちも啓発され、集団訴訟に発展する。共演はウディ・ハレルソンショーン・ビーン


2005/9/16 2006/1/14 プルーフ・オブ・マイ・ライフ
ドラマ Proof(原題)
グウィネス・パルトロウ
アンソニー・ホプキンスが数学者の親子を演ずるヒューマン・ドラマ。シカゴ大学の数学教授でもある父(ホプキンス)が精神を病み、その看病のため、キャサリン(パルトロウ)は自分も数学者になりたいという夢をあきらめていた。父親が亡くなり、弟子のハル(「デイ・アフター・トゥモロー」のジェイク・ギレンホール)が父親の遺した研究レポートを整理していると、その中に未だ解明されていない数論の証明(Proof)があるのを発見する。しかし、キャサリンがそれは自分が解明したものだと主張し、周りに波紋をもたらす。監督は、グウィネスが主演女優賞を獲得するなどアカデミー賞7部門に輝いた「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン。


2004/12/22 2006/1/14 ホテル・ルワンダ
ドラマ Hotel Rwanda(原題)
1994年に起きたルワンダ虐殺のさなか、献身的な活躍で多くの人々の命を助けた一人のホテルマンを描いた実話を基にしたヒューマンドラマ。ホテルマンを演じたドン・チードルと妻役のソフィー・オコネドーは、それぞれ今年度のアカデミー主演男優賞、助演女優賞にノミネートされている。ほかに国連軍の大佐役にニック・ノルティ、新聞記者役にホアキン・フェニックス、チードルのホテルの上司役にジャン・レノなど脇役陣も演技派が顔を揃えている。


2004/12/17 2006/1/14 スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと
コメディ
ファミリー
Spanglish(原題)
レストランを経営している夫婦(アダム・サンドラーと「ディープ・インパクト」のティア・レオーニ)が家事にまで手が回らなくなり、ハウスキーパーを雇うことにするが、やってきたのは子連れで英語もろくにしゃべれないヒスパニックの女性だった。監督は「ブロードキャスト・ニュース」「恋愛小説家」のジェームズ・L・ブルックス。


2005/10/28 2006/1/21 レジェンド・オブ・ゾロ
アクション The Legend of Zorro(原題)
1998年に公開された「マスク・オブ・ゾロ」の続編。ゾロを演じるアントニオ・バンデラス、ヒロインのキャサリーン・ゼタ=ジョーンズ、監督のマーティン・キャンベルなど前回で亡くなったアンソニー・ホプキンス以外は同じ顔ぶれが揃っている。カリフォルニアがアメリカ合衆国の31番目の州となるのを手助けしたゾロ(バンデラス)は、妻となったエレナ(ジョーンズ)のかつての願いで、マスクを脱いで一般人として普通の生活に戻る。しかし、恐ろしい陰謀が闇の中で進行しており、それを止められるのはゾロしかいなかった。




2005/9/23 2006/1/21 フライトプラン
サスペンス Flightplan(原題)
ジョディ・フォスター
主演の航空サスペンス。急死した夫の棺と共にジャンボジェット機に乗り込んだカイル・プラット(フォスター)は、隣の席にいたはずの6歳の娘が寝ている間にいなくなっていることに慌てふためく。機長(ショーン・ビーン)を始め乗員も乗客も37000フィートの上空でいなくなるなんてといって誰も信じてくれず、挙句の果てに、夫の急逝で気が変になっているのではと思われる始末。しかし、娘の存在を信じて疑わないカイルは、陰謀を見破り過激な行動に打って出る。ヒッチコックの「バルカン超特急」(詳しくはこちら)飛行機版といったところか。




2005/3/18 劇場公開はされず2006/1/25にDVD発売 アイス・プリンセス
コメディ Ice Princess(原題)
本の虫だった女子高校生が、白鳥へと生まれ変わるディズニー映画(英語直訳ですいません;)。ハーバード大学を目指してガリ勉の日々を送っていた女子高生キャシーは、たまたま始めたアルバイト先のアイススケートで天賦の才を発揮。友達の母親で挫折した元チャンピオン(キム・キャトラル)から指導を受けるとめきめきと才能を伸ばしていく。教育ママだったキャシーの母親(ジョーン・キューザック)は、当然のごとく路線変更に反対するが、キャシーは全米選手権での優勝を目指し猛特訓に励む。
2005/9/30 2006/1/28 オリバー・ツイスト
文芸 Oliver Twist(原題)
「戦場のピアニスト」でアカデミー監督賞を受賞したロマン・ポランスキー監督がイギリスの文豪チャールズ・ディケンズの名作「オリバー・ツイスト」を映画化。原作は孤児のオリバーが幾多の試練の後、裕福な祖父母にめぐり合うハッピーエンドの物語で、これまでにも幾度となく映画やTVドラマ化されてきた。特にイギリスの名匠デビッド・リーン監督の「オリバー・ツイスト」(1947年)とキャロル・リード監督、マーク・レスター主演でアカデミー作品賞も受賞したミュージカル版「オリバー!」(1968年)の2作品が名高い。


2005/4/15 2006/1/28 悪魔の棲む家
ホラー The Amityville Horror(原題)
1979年の「悪魔の棲む家」のリメイク。前作は1974年にロングアイランド州のアミティヴィルで実際に起きた事件を元にしたドキュメンタリー・タッチのホラー映画だった。一家惨殺事件が起きた家に引っ越してきた家族を次々と怪奇現象が襲い、家を放棄するまでの28日間を描く。




2006/12/23 2006/2/4 ミュンヘン
シリアス
ドラマ
Munich(原題)
ユダヤ系でもあるスティーブン・スピルバーグ監督がミュンヘン事件を映画化。1972年、西ドイツのミュンヘンで開催されていたオリンピック大会で、選手村にいたイスラエル選手団が、”黒い九月”と名乗るパレスチナゲリラに襲撃され人質となった。西ドイツ警察の不手際もあり、救出作戦は失敗。人質とされた選手は全員死亡するという悲惨な結果となった。これに対して、当時のイスラエルの女性首相メイアは、イスラエル対外諜報機関”モサド”に,、報復として事件に関係したテロリストを全員暗殺するよう極秘指令を下した。出演は「ハルク」「トロイ」のエリック・バナ、有力候補バナを差し置いて新ボンドを射止めたダニエル・クレイグ、「シャイン」「エリザベス」のジェフリー・ラッシュなど。


2005/6/10 2006/2/4 シャークボーイ&マグマガール 3-D
SF
ファンタジー
The Adventures of Shark Boy and Lava Girl in 3-D(原題)
「スパイ・キッズ」のロバート・ロドリゲス監督のお子様向けアドベンチャーSFコメディー。孤独で空想好きなマックス少年は、サメに育てられたシャーク・ボーイと溶岩を自在に操るマグマ・ガールという想像上のヒーローを作り出し、クラスメートにも話して聞かせたりしていたがバカにされるばかりだった。しかし、ある嵐の日、あの2人が現実化して教室に飛び込んできた。


2005/11/4 2006/2/11 ジャーヘッド
戦争
ドラマ
Jarhead(原題)
全米ベストセラーとなった湾岸戦争の従軍記「ジャーヘッド:アメリカ海兵隊員の告白」を基にした戦争映画。「ジャーヘッド」とは、高く刈り上げた髪型がお湯のポットの形に見えることから「海兵隊員」を表すスラング。親の反対を押し切り18歳で自ら志願して海兵隊に入隊する著者で主人公のアンソニー・スオフォードを演じるのは「遠い空の向こうに」「デイ・アフター・トゥモロー」などのジェイク・ギレンホール。共演は「レイ」でアカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックス、「遠い空の向こうに」ではジェイクの父親役だったクリス・クーパー、監督はクーパーも出演していた初監督作「アメリカン・ビューティー」でアカデミー作品・監督賞に輝いたサム・メンデス。


2005/5/6 2006/2/11 クラッシュ

シリアス
ドラマ
Crash(原題)
ロサンゼルスに住むさまざまな背景、階級、職業、人種の人々がひとつの交通事故で出会う群像ドラマ。出演は「デンジャラス・ビューティー」のサンドラ・ブロック、「ハムナプトラ」のブレンダン・フレイザー、「メリーに首ったけ」のマット・デイモン、「Hotel Rwanda(原題)」で今年度アカデミー賞主演男優賞候補になったドン・チードルなど。監督は今年度アカデミー作品賞を受賞した「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本を手がけたポール・ハギス。


2005/11/18 2006/2/18 ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

ドラマ Walk the Line(原題)
1950年代にカントリー歌手としてデビューし、2003年に妻の後を追うように亡くなったジョニー・キャッシュの伝記映画。日本では今ひとつなじみがないが、“マン・イン・ブラック”と呼ばれる黒服に身を包んだファッションや反骨的な言動などで、当時の若者に大きな影響を与え、生涯でグラミー賞を11回も受賞するなどアメリカで絶大な人気を誇った国民的なカントリシンガー。ジョニー役に「グラディエーター」「サイン」のホアキン・フェニックス、破天荒な彼を生涯支えた妻ジューン役を「キューティ・ブロンド」のリース・ウィザースプーン


2005/1/19 2006/2/18 アサルト13 要塞警察

アクション
サスペンス
Assault on Precinct 13(原題)
「ジョン・カーペンターの要塞警察」(76年・未公開)のリメイク。老朽化のため、大晦日をもって閉鎖される“13分署”には数人の警官しかいなかった。そこに悪天候のため護送車が立ち往生し、4名の凶悪犯が緊急搬送されてきた。緊張の中、警官達と犯罪者達が新年を迎えたその時、13分署は謎の武装集団から襲撃を受ける。出演はイーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、ブライアン・デネビーなど。


2005/7/29 2006/2/25 スカイ・ハイ
コメディ Sky High(原題)
ディズニーの実写版アクションヒーローもの。両親がスーパーヒーローということで、息子も望むと望まざるにかかわらず「スカイ・ハイ」と呼ばれるスーパーヒーロー養成学校にいかされ、一人前のスーパーヒーローになるべく修行に励む。最初は落ちこぼれだったが、次第に実力をつけ学校一のスーパーヒーローとなり、両親の危機にも大活躍する。同じディズニーアニメの「Mr.インクレディブル」+「ハリー・ポッター」といったところか。父親役にカート・ラッセル、母親役に「ザ・エージェント」のケリー・プレストン


2005/3/11
   ↓
2005/5/13
2006/2/25 マインドハンター
サスペンス Mindhunters(原題)
とある孤島で最終訓練を受けることになった7人のFBIプロファイラー(心理捜査官)養成の訓練生の中に一人殺人鬼が紛れ込んでおり、訓練生が一人一人と殺されていく。犯人もプロファイラー訓練を受けているためなかなか見つからず次第に訓練生たちは疑心暗鬼に陥ってしまう。監督はレニー・ハーレン、FBIの監督官役にバル・キルマー、訓練生役にクリスチャン・スレーター、LLクールJなど。
2004/11/12 2006/2/25 ダイヤモンド・イン・パラダイス
アクション
コメディ
After the Sunset(原題)
名うての泥棒カップル(ピアース・ブロスナン&サルマ・ハレック)が足を洗って南の島で隠退生活を始めた。彼らに煮え湯を飲まされていたFBI捜査官(ウッディ・ハレルソン)はほんとに引退したのか確かめに行くが…。「ラッシュアワー」「レッド・ドラゴン」のブレット・ラトナー監督のアクション・コメディ。


2005/12/9 2006/3/4 ナルニア国物語〜第1章:ライオンと魔女
ファンタジー The Chronicles of Narnia :The Lion, the Witch and the Wardrobe(原題)
ディズニーが「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」など他社のファンタジー大作の成功に刺激されて放つ英作家C.S.ルイス原作のファンタジー超大作。第二次世界大戦中のイギリスの片田舎。ロンドンから疎開してきた4人兄弟が学者先生のお屋敷を探検するところから、この壮大な物語は始まる。衣装だんすにもぐりこんだ末っ子のルーシーが見つけたのは、雪が降り積もる別世界。それこそ、「白い魔女」の魔力で永遠に春が来なくなったナルニア国だった。凍てつく寒さの中で、ナルニアの住人たちはひたすら待ち続けていた。ライオンの王「アスラン」の帰還と、伝説の城「ケア・パラベル」の四つの王座の主が現れ、「白い魔女」の支配を終わらせる日を…。映画にあわせて原作本も新装出版されている→こちら







2005/12/9 2006/3/4
ブロークバック・マウンテン

ドラマ
Brokeback Mountain(原題)
「デイ・アフター・トゥモロー」のジェイク・ギレンホール、「パトリオット」のヒース・レジャー、「プリティー・プリンセス」のアン・ハサウェイ、TVシリーズ「ドーソンズ・クリーク」のミッシェル・ウィリアムズの4人の人気青春スター共演の人間ドラマ。ワイオミング州のブロークバック山の麓の牧場に雇われ、一緒に羊飼いとして働いているうちにやがて同性愛の関係になった2人の青年が、その後それぞれ女性と結婚し子供まで出来ながらも、長年に渡って2人の関係を続けていく。監督は「グリーン・デスティニー」「ハルク」のアン・リーで、原作はケビン・スペイシー主演で映画化もされた「シッピング・ニュース」のE・アニー・プルー。


2005/12/9 2006/3/4 シリアナ
実話
ドラマ
Syriana(原題)
「オーシャンズ11」「同12」のジョージ・クルーニーマット・デイモン共演の社会派ドラマ。原作は9.11同時多発テロを受けて出版された内部告発本「CIAは何をしていた?」で、本書の著者で映画の主人公でもあるロバート・ベアをジョージ・クルーニーが演じている。1970年代から90年代にかけて米中央情報局(CIA)の局員として中東に赴任していたベアは、紛争地域でテロリストたちを出し抜くことに執念を燃やしていた。しかし、冷戦終結でCIAは海外での活動を大幅に縮小。いつしか、官僚主義が蔓延し諜報能力は低下の一途をたどり、そのため、米国同時多発テロを未然に防ぐことができなかったと結論付けている。共演はクリス・クーパーウィリアム・ハートクリストファー・プラマー


2004/5/28 2006/3/4 プリティ・ヘレン
ファミリー
コメディ
Raising Helen(原題)
姉が交通事故で亡くなり、残された3人の子供の面倒を見るハメになったバリバリのキャリア・ウーマンの奮闘ぶりを描く。監督は「プリティー・ウーマン」「プリティ・プリンセス」のゲーリー・マーシャル。ヒロインを演ずるのはゴールディ・ホーンの娘のケイト・ハドソン。


2006/1/27 2006/3/11 マンダレイ
ドラマ Manderlay(原題)
ニコール・キッドマン主演の問題作「ドッグヴィル」(2003年)の続編。ドッグヴィルの町を去ったグレースは、アメリカ南部の奥深くにあるマンダレイという農園にたどり着く。そこは、いまだに黒人奴隷制度が存続してるかのような土地だった。今回グレースを演じるのはロン・ハワード監督の娘でもあるブライス・ダラス・ハワード、他に「リーサル・ウエポン」シリーズのダニー・グローヴァー、「スパイダーマン」のウィレム・デフォー、往年の名女優ローレン・バコールなどが共演してる。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のデンマーク人監督ラース・フォン・トリアーが描くアメリカ三部作の第2弾。


2005/12/2 2006/3/11 イーオン・フラックス
SF
アクション
Aeon Flux(原題)
「モンスター」でアカデミー主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロン主演のSFアクション。2015年、品質改良を重ねた穀物から発生したウイルスにより、人類の98%が死滅。科学者トレバー・グッドチャイルドの開発したワクチンによりかろうじて人類は滅亡の危機を回避できた。それから400年後、人類は汚染された外界と壁で隔てた都市ブレーニャで、救世主の子孫トレバー8世を君主と仰ぐ独裁政府の厳しい統制の基で暮らしていた。そんな中、反政府組織「モニカン」は地下活動を着実に進め、優秀な戦士の1人イーオン・フラックス(セロン)に、君主暗殺の指令を下した。メガホンをとるのは日系女流監督のカリン・クサマ。


2005/9/30 2006/3/11 ヒストリー・オブ・バイオレンス
サスペンス A History of Violence(原題)
「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役で一躍トップスターとなったヴィゴー・モーテンセン主演のスリラー。アメリカの片田舎でコーヒーショップを営みながら妻と子供2人とごく平凡に暮らしていた男性(モーテンセン)は、店に押し入ってきた強盗を瞬く間に射殺しTVで取り上げられるなど一躍町のヒーローとなる。しかし、この出来事を知った暗黒街風の怪しい男(エド・ハリス)が店を訪れ、彼の知られざる過去を探り始める。監督は「戦慄の絆」「クラッシュ」など異彩を放つ作風で知られる鬼才デビッド・クローネンバーグ。


2005/9/9 2006/3/11 エミリー・ローズ
ホラー The Exorcism of Emily Rose(原題)
19歳の女子大生エミリー・ローズは、ある日を境に何かに取り憑かれたような体の異変を感じ、医者ではなく、悪魔祓いの神父に救いを求めた。しかし、神父の努力もむなしくエミリーは帰らぬ人となった。神父は過失致死罪に問われ、全米注目の裁判が始まった。実話が基になっており、オカルト+法廷サスペンスの作り。神父役は「フル・モンティ」のトム・ウィルキンソン、神父を弁護するエリン役に「トゥルーマン・ショー」「ミスティック・リバー」のローラ・リニー


2005/2/25 劇場公開はされず2006/3/17にDVD発売 チアガール VS テキサスコップ
コメディ
サスペンス
Man of the House(原題)
暗殺犯を目撃したため命を狙われているテキサス大学の脳天気なチアリーダーたちを、コーチになりすまして護衛するはめになったテキサス・レンジャー(テキサス州騎馬警官)のこわもて捜査官の苦労を描くコメディ・サスペンス。テキサス・レンジャーを演ずるのは「逃亡者」「追跡者」で連邦保安官、「ダブル・ジョパディ」で保護監察官と堅い職業が似合うトミー・リー・ジョーンズ
2006/2/17 2006/3/18 南極物語
アドベンチャー Eight Below(原題)
最近、日本映画のリメイクが相次いでいるハリウッドから新たなリメイク作が公開されることに。1983年に公開された「南極物語」がこの作品の元ネタで、南極に置き去りにされながら生き延びたカラフト犬タロ・ジロの実話に基づいた原作は、日本でも大ヒットを記録している(ヴァンゲリスの音楽もよかった)。今回、高倉健と渡瀬恒彦が演じた役を「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカーと「アメリカン・パイ」のジェイソン・ビッグスが演じている。共演は「13デイズ」のブルース・グリーンウッド、監督はプロデューサーが本業(?)ながら「生きてこそ」「コンゴ」などの監督作があるフランク・マーシャル。なお、置き去りにされる犬は今回はシベリアン・ハスキーの模様。


2005/10/7 2006/3/18 ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
アニメ IWallace & Gromit - The Curse of the Were-Rabbit(原題)
クレイ(粘土)・アニメの人気キャラクター「ウォレスとグルミット」初の長編アニメ。野菜畑の監視を任されたウォレスと犬のグルミットは、畑を荒らすウサギに悪戦苦闘する。公開週の北米での興業成績が1位と幸先がよかったが、その翌日イギリスにある製作会社の倉庫から出火し、映画で使ったセットや小道具が焼失したとのこと。大ピンチ?


2005/10/7 2006/3/18 トゥー・フォー・ザ・マネー シリアス
ドラマ
Two for the Money(原題)
アル・パチーノ、マシュー・マコノヒー、レネ・ルッソ
共演のシリアス・ドラマ。カレッジ・フットボールの花形だったブランドン(マコノヒー)は怪我でプロへの夢を絶たれてしまい、スポーツ賭博の予想屋で生計を立てていた。彼には天性の才があり、それに目をつけたウォルター(パチーノ)からスカウトされる。境遇も格段によくなり、連戦連勝のブランドンはウォルターや妻のトニ(ルッソ)から息子のようにかわいがられる。しかし、いつしか彼の予想の才も鈍くなり、スランプに陥る。監督は「テイキング・ライブス」のD・J・カルーソー。


2005/2/25 2006/3/18 カースド

ホラー Cursed(原題)
一時代を築いたホラーシリーズ「スクリーム」の監督ウェス・クレイヴンと脚本ケヴィン・ウィリアムソンの新作。今回取り上げるのは何度となく映画化されてきた”狼男伝説”。狼男に噛まれた兄妹が次第に狼男化していく(この狼男は「ヴァン・ヘルシング」と同じ吸血鬼らしい)。主演は子役の時代から「アダムズ・ファミリー」「スリーピー・ホロウ」などホラー系の作品が多いクリスティナ・リッチー


2004/10/8
  ↓
2005/3/11
  ↓
2005/9/2
2006/3/25 サウンド・オブ・サンダー
SF A Sound of Thunder(原題)
レイ・ブラッドベリのSF短編の映画化。タイムマシンで過去に戻り恐竜ハンティングを楽む未来の御一行様。しかし、一行の中にミスを犯したものがおり、戻ってきたら別世界だった。出演はエドワード・バーンズベン・キングズレー、監督は「タイムコップ」でもタイムパラドックスを取り上げていたピーター・ハイアムズ。




2005/8/26
   ↓
2006/2/17
2006/4/1 ナイト・ウォッチ[NOCHNOI DOZOR]
アクション
ホラー
Night Watch (Nochnoi Dozor)(原題)
2004年に地元ロシアで公開されるや、その斬新な映像美であらゆる興行成績を塗り替えた新感覚のファンタジーホラー映画。太古の昔から異種(アザース)と呼ばれる特殊能力者によって「光と闇」のバランスは保たれてきたが、巨大な力を持った1人の異種の登場で、光と闇の勢力は再び激しい闘争を開始した。セルゲイ・ルキヤネンコのベストセラー小説3部作の第1作目の映画化。


2006/2/10 2006/4/1 ファイヤーウォール
サスペンス Firewall(原題)
ハリソン・フォード
主演のクライム・サスペンス。大銀行のコンピューターの責任者ジャック(フォード)は、自らが構築したセキュリティ・システムに絶対の自信を持っていた。しかし、何者かによって自分の妻と子供が人質となり、身代金として1億ドルを銀行から盗み出すように要求される。共演は、犯罪者のリーダー役に「ビューティフル・マインド」のポール・ベタニー、妻役に「サイドウェイ」のヴァージニア・マドセン、他に「ターミネーター2」のT−1000役でおなじみのロバート・パトリックも出演してる。監督はベタニーが主演していた「ウィンブルドン」のリチャード・ロンクレイン。


2005/10/21 2006/4/1 DOOM/ドゥーム
SF
アクション
Doom(原題)
1993年に発売されるやFPS(ファースト・パーソン・シューティング)なるジャンルを確立した伝説の3Dアクションゲーム「DOOM」の映画化。火星の研究施設を舞台に、主人公の海兵隊員が地獄のモンスターやゾンビ化した軍人と戦う。単なるシューティングゲームではなく、秘密の部屋や隠されたアイテムを見つけたり、次のエリアに進むために鍵や遠隔操作の開閉装置を操作したりすることが必要となるアドベンチャーゲーム的要素も盛り込まれていた。また、ネットを利用したオンライン対戦を初めて導入したゲームでもある。主演はプロレスラー出身のロック様ことザ・ロック、他に「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのカール・アーバン、「007/ダイ・アナザー・デイ」のロザムンド・パイクなどが出演してる。


2005/12/16 2006/4/8 プロデューサーズ
コメディ
ミュージカル
The Producers(原題)
日本でも今年来日版や翻訳版の公演が行われたヒット・ブロードウェイ・ミュージカル「プロデューサーズ」の映画化。ミュージカルは1968年に製作された監督・主演メル・ブルックスの「プロデューサーズ」が元ネタになっているので本作はリメイクでもある。落ちぶれたミュージカル・プロデューサーと税理士の2人は、絶対にヒットしないミュージカルで金儲けを企み、アメリカ人が大嫌いなナチス礼賛の作品を製作するが、予想に反して大ヒット。投資家に還元する金を用意していなかった2人は刑務所行きに。主演はブロードウェイ・ミュージカルのオリジナル・キャストでもあるネイサン・レインマシュー・ブロデリック。共演はユマ・サーマンと「奥様は魔女」のウィル・フェレル


2005/11/25 2006/4/8 リバティーン

ドラマ The Libertine(原題)
17世紀、英国王チャールズ2世の信任が厚かった詩人のジョン・ウィルモット(ロチェスター伯爵)の破天荒な生き様を描く。ウィルモットは詩人として恵まれた才能を持ちながら、女好き、酒好きで33歳の若さでなくなっている。ウィルモット役にジョニー・デップ。国王チャールズ2世役にジョン・マルコビッチ、他に「マイノリティ・リポート」のサマンサ・モートンも出演してる。


2004/9/3 2006/4/8 パパラッチ サスペンス Paparazzi(原題)
人気スターと彼をしつこく追いかけ回すパパラッチとのいさかいがエスカレートしていくサスペンス・スリラー。ちなみにパパラッチとはフェリーニ監督の「甘い生活」に登場するカメラマンが語源。スター役は「ティアーズ・オブ・ザ・サン」「ピッチブラック」のコール・ハウザー、パパラッチ役に私生活でも何かとお騒がせのトム・サイズモア。



2006/1/27 2006/4/15 ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
コメディ
ファミリー
Nanny McPhee(原題)
「ハリー・ポッター」シリーズにも出演してるエマ・トンプソン主演のダーク・ファンタジー・コメディ。原作は女流推理作家として知られたクリスチアナ・ブランドの児童書「ふしぎなマチルダばあや」で、トンプソン自身が脚色している。ミスター・ブラウン(「ブリジット・ジョーンズの日記」のコリン・ファース)家の7人の子供は腕白盛りでいたずら好き。これまで何人もの家庭教師が一週間と持たず追い出されていた。そこに現れたマチルダばあや(トンプソン)は出っ歯で不気味な顔。さっそく、子供たちは新入りのばあやを困らせようとあれこれしかけるが、ばあやが不思議な杖を突くとばあやの命令には逆らえなくなるのだった。「メリー・ポピンズ」(1964年)のブラック・ユーモア版といったところか。


2006/3/31 2006/4/22 アイス・エイジ2
アニメ
コメディ
Ice Age: The Meltdown(原題)
2003年に大ヒットしたCGアニメ「アイス・エイジ」 の続編。氷河期が終わりを告げようとしており、解け出した氷のおかげで子供たちはウォーター・スライドや波のプールでおおはしゃぎ。最初はこの "新世界" を楽しんでいたマンモスのマニー、ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴたちだったが、解けた氷が洪水になって彼らの住む場所に押し寄せてくることに気づき、なんとか仲間たちを避難させようとする。日本語吹き替え版の声優は爆笑問題の大田光、竹中直人、優香などの有名タレントが起用されている。


2005/11/4
   ↓
2006/3/17
2006/4/22 Vフォー・ヴェンデッタ
SF
アクション
V For Vendetta(原題)
「マトリックス」のウォシャオスキー兄弟が脚本・製作を手がけるSFアクション・スリラー。「フロム・ヘル」「リーグ・オブ・レジェンド」のアラン・ムーアのグラフィックノベルが原作で、主演のナタリー・ポートマンがスキンヘッドの体当たり演技を見せていることでも話題を集めている。第2次世界大戦にドイツが勝利したイギリスが舞台。ファシズムによって管理された暗黒のロンドンで、政府に対してレジスタンス活動を続ける戦士「V」の戦いを描く。ナタリー・ポートマンは、「V」に救い出されたことがきっかけで、レジスタンスに加わるヒロイン役。奇妙な仮面をつけた「V」を演じるのは、「マトリックス」のエージェント・スミスことヒューゴ・ウィーヴィング




2006/1/20 2006/4/22 アンダーワールド・エボリューション
アクション
ホラー
Underworld: Evolution(原題)
ヴァンパイア一族と狼男族<ライカン>が数世紀にわたり死闘を繰り広げている世界”アンダーワールド”を舞台にしたゴシック・アクション「アンダーワールド」(2003年)の続編。主演は前作に引き続きヴァンパイアの女戦士セリーン役を「ヴァン・ヘルシング」でも狼男と戦っていたケイト・ベッキンセールが演じている。監督も前作に引き続きレン・ワイズマンがメガホンをとっているが、前作でライカンのリーダー役ルシアンを演じたベッキンセールと内縁関係(子供もいた)にあったマイケル・シーンは、ベッキンセールがワイズマン監督と結婚したこともあり降板(現実世界でも熾烈な争いが…)


2005/11/9
   ↓
2005/12/25
2006/4/22 ニュー・ワールド

史劇
ドラマ
The New World(原題)
1607年に北米ヴァージニアに入植したイギリス人入植者と原住民であるインディアンとの友愛と対立を描いた作品。この史実はアメリカ建国史では有名で、酋長の娘を主人公にしたディズニーアニメ「ポカホンタス」(95年)も作られている。監督は「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック、出演はポカホンタスに救われるジョン・スミス役にコリン・ファレル、成人したポカホンタスと結婚するジョン・ロルフ役に「バットマン・ビギンズ」のクリスチャン・ベール(アニメ「ポカホンタス」では声優もやっていた)など。


2006/3/3 2006/4/29 戦場のアリア
戦争
ドラマ
Joyeux Noel (Merry Christmas)(原題)
第一次世界大戦が始まった1914年のクリスマスに、熾烈な塹壕戦を繰り広げていたイギリス・フランス軍とドイツ軍の前線の兵士たちの間で自発的な休戦が結ばれた史実を題材にしたヒューマンドラマ。休戦の間、お互いの陣地を訪問したり、サッカーに興じたりしたそうだ。すぐに終わると思われた第一次世界大戦も1918年まで続き、以後はクリスマス休戦も行われなくなったため、騎士道精神が残存していた近代戦から情け無用の現代戦への転換点となった出来事として戦史上名高い。出演は「トロイ」「ナショナル・トレジャー」のダイアン・クルーガー、「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュールなど。


2006/1/6 2006/4/29 ブラッドレイン アクション
ホラー
BloodRayne(原題)
アメリカの人気アクションゲーム「ブラッドレイン」の映画化。ゲームは、人間と吸血鬼(ヴァンパイア)のハーフとして生まれた女性「レイン」を主人公に、迫りくるゾンビや寄生生物と戦うゴシックホラー調の新感覚ゲーム。映画で「レイン」を演ずるのは、「ターミネーター3」の女ターミネーターT−Xことクリスタナ・ローケン。共演はヴァンパイアの王として「シンドラーのリスト」のベン・キングズレー、他に「レザボアドッグス」のマイケル・マドセン、「タイタニック」のビリー・ゼーンなど。


2005/11/23 2006/4/29 レント
ミュージカル Rent(原題)
1996年にニューヨークの場末の小劇場で初演されるや、瞬く間にブロードウェイの大劇場に進出を果たし、現在でも上演が続いている大ヒット・ロック・ミュージカル「RENT」の映画化。パリの貧しい若者を描いた、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を下敷きに、ドラッグやエイズが蔓延する現在のニューヨーク=イースト・ビレッジに舞台を移し、家賃(RENT)も払えないほど貧しい芸術家志望の若者たちが、懸命に生きる姿を描いた作品。監督は「ホーム・アローン」「ハリー・ポッターと賢者の石」などファミリー向けの作品が多いクリス・コロンバス。




2005/9/16 2006/4/29 僕の大事なコレクション
ドラマ Everything is Illuminated(原題)
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのフロドことイライジャ・ウッド主演のロード・ムービー。ユダヤ系アメリカ人のジョナサン(ウッド)は、第2次世界大戦中に自分の祖父を救ってくれた女性を探すためにウクライナの片田舎に赴く。変な英語を喋るガイドや盲目の運転手などユニークな人々と出会いながら目的の女性を探す内に、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)という重い歴史の負の遺産とも立ち向かうことになる。原作は全米ベストセラー小説「エブリシング・イズ・イルミネイテッド」(ジョナサン・サフラン・フォア著)で、監督は「スクリーム」「クライシス・オブ・アメリカ」などの俳優リーヴ・シュレイバー


2005/8/5 2006/4/29 ブロークン・フラワーズ
ドラマ Broken Flowers(原題)
2005年度のカンヌ映画祭でグランプリ(最高賞ではない)に輝いた作品。監督はインディペンデント映画にこだわり続けるジム・ジャームッシュ。かつてプレイボーイとして数々の恋愛遍歴を重ねたドン(ビル・マーレー)のもとに、一通のピンクの手紙が届く。それはかつて付き合っていた女性からのもので、あなたには息子がいますと書かれていた。匿名の手紙だったため、ことの真相を知りたいドンはこれまで付き合った女性を一人づつ訪ねて回ることに。共演はシャロン・ストーンジェシカ・ラング、「ビフォア・サンセット」のジュリー・デルピー、「ザ・ビーチ」のティルダ・スウィントン


2005/5/27 2006/4/29 ロンゲスト・ヤード

スポーツ
アクション
The Longest Yard(原題)
刑務所での囚人チームと看守チームのアメリカン・フットボール対決を描いた「ロンゲスト・ヤード」(74年、ロバート・アルドリッチ監督)のリメイク。前回バート・レイノルズが演じたアメフトの花形選手クルー役にアダム・サンドラー、その相棒に2004年度のアカデミー賞授賞式の司会だったクリス・ロック、冷酷な刑務所所長役に「グリーン・マイル」では良心的な所長役だったジェームズ・クロムウェルバート・レイノルズもゲスト出演している。また、
元フットボール選手で日本でもおなじみのボブ・サップも「エレクトラ」に続いて出演している。




2005/9/23
   ↓
2006/2/10
2006/5/13 ピンク・パンサー
リメイク
コメディ
The Pink Panther(原題)
あのパリ警視庁の迷警部がスクリーンに帰ってきた。著名なサッカー監督が殺され、彼が指にはめていた”ピンク・パンサー”と呼ばれる有名なダイヤモンドのリングが盗まれた。今回故ピーター・セラーズに代わって捜査に乗り出すクルーゾー警部を演じるのはスティーブ・マーチン。クルーゾーの天敵で上司のドレフュス署長にケヴィン・クライン。他にクルーゾーの同僚としてフランス出身のジャン・レノ、ヒロインに世界的歌姫のビヨンセといった顔ぶれ。




2005/10/14 2006/5/13 グッドナイト&グッドラック
シリアス
ドラマ
Good Night, And Good Luck(原題)
「コンフェッション」(2002年)に続くジョージ・クルーニの監督作。前作と同様TV業界が舞台だが、年代はTVの黎明期だった1950年代で、CBSテレビの人気キャスターだったエドワード・マローと、「赤狩り」で名高いマッカーシー上院議員との6カ月間にわたる闘争を描いた作品。当時、マローはドキュメントシリーズの「今を見よ(See it Now)」という番組の中で自らの危険も顧みず、マッカーシーの虚偽を告発した。「物言えば唇寒し」の時代にマッカーシー批判と呼ばれたこの出来事は、テレビジャーナリズム史上最も勇気ある行為として今も賞賛されている。マロー役に「激流」「ツイステッド」のデヴィッド・ストラザーン。クルーニーもTVプロデューサー役で出演している。


2005/8/31 2006/5/13 ナイロビの蜂
サスペンス The Constant Gardener(原題)
スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの「ナイロビの蜂〈上〉」「 ナイロビ の蜂〈下〉」を映画化。ケニアの首都ナイロビの英国高等弁務官事務所に勤める外交官ジャスティン(レイフ・ファインズ)は、庭いじりをこよなく愛する中年男。そんな彼のもとに、突然、妊娠中の妻テッサ(レイチェル・ワイズ)が、咽喉を掻き切られて惨殺されたという知らせが飛びこんできた。弁護士でもあったテッサは、死の直前まで、ある国際的陰謀を熱心に追求していた。ジャスティンは事件の全貌を解明しようと決意するが、謎を追ううちに第三世界に対する多国籍製薬企業の恐るべき実態が明らかになる。しかし、知りすぎた彼にも魔の手が近づいてくる。




2006/5/19 2006/5/20 ダ・ヴィンチ・コード
サスペンス The Da Vinci Code(原題)
ダン・ブラウンの世界的ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード(上)」「ダ・ヴィンチ・コード(下)」の映画化。パリのルーヴル美術館で館長が何者かによって殺害された。館長は死に際に「ある暗号」を残し、孫で著名な暗号解読者でもあるソフィア・ヌヴーに何かを伝えようとした。ソフィアは、高名な象徴学者のロバート・ラングドンと共に、殺人事件のみならず、祖父が守り続けてきた、古くから伝わる驚くべき秘密の謎をも調べ始める。ラングトン役にトム・ハンクス、ヌブー役は「アメリ」のオドレイ・トトゥ。他にジャン・レノ、「X−メン」のイアン・マッケラン、「スパイダーマン2」のアルフレッド・モリーナ、「ビューティフル・マインド」のポール・ベタニーなど国際色豊かな俳優が共演。製作、監督はハンクス主演の「スプラッシュ」「アポロ13号」と同じブライアン・グレイザー&ロン・ハワード。






2005/3/4 2006/5/20 ジャケット
スリラー The Jacket(原題)
殺人の疑いをかけられた湾岸戦争からの帰還兵が、ある医師の過酷な薬物実験によって、不思議な体験をする。帰還兵役に「戦場のピアニスト」でオスカーを獲得したエイドリアン・ブロディ、ヒロインにこの映画がきっかけでプライベートでもブロディと熱愛中のキーラ・ナイトレイ。プロデューサーにジョージ・クルーニーとスティーブン・ソダーバーグ監督(この映画の監督ではない)が名を連ねている。


2005/1/28 2006/5/20 アローン・イン・ザ・ダーク

ホラー
アクション
Alone in the Dark(原題)
92年に発売されたオカルトPCゲームの映画化。H.P.ラヴクラフトのクトゥルー神話を題材にした画期的なゲームは、アメリカならず日本でも同様のゲーム(「バイオハザード」など)の火付け役となった。主人公の超常現象専門の探偵エドワード・カーンビー役にクリスチャン・スレーター、同僚で女性人類学者のアリーン・セドラック役に「アメリカン・パイ」のタラ・リードといった顔ぶれ。アメリカでは日本とは逆に冬場の方がオカルトやホラーが好まれるらしく、この時期立て続けのリリース。


2006/5/12 2006/5/27 ゴール!
青春
スポーツ
Goal! The Dream Begins(原題)
一家と共にメキシコから不法入国してロスアンゼルスの貧民街で暮らすサンティアゴは、家計を助けるため昼も夜も仕事に追われる日々。しかし、地元のラテン系サッカーチームではスター選手でもあった。そんな彼に英プレミア・リーグの名門チームのスカウトが目を付ける。父の反対を押し切り渡英すると、持病の喘息など幾多の困難を乗り越え正式な契約選手になるが、大事なリバプール戦を前に父親が倒れたとの連絡が入る。ベッカム、ジダン、ラウールなどの著名なサッカー選手も彼ら自身の役で出演している。3部作の第1部で、シリーズ完結編となる3作目はドイツで開かれるワールドカップで撮影が行われるとのこと。




2005/12/25 2006/5/27 迷い婚 −全ての迷える女性たちへ−
ラブ
コメディ
Rumor Has It(原題)
ブラッド・ピットと離婚したジェニファー・アニストン主演のロマンチック・コメディ。結婚を控えてるサラ(アニストン)は、自分の祖母が「卒業」(67年)でアン・バンクロフトが演じ、サイモン&ガーファンクルの歌でも有名となった”ミセス・ロビンソン”のモデルではないかと疑う。また、インターネット長者のバーローズがダスティン・ホフマン演じたベンジャミンその人ではないかと疑う。共演は祖母役にシャーリー・マクレーン、バーローズ役に最近脇役に甘んじているケビン・コスナー。監督は「スタンド・バイ・ミー」「めぐり逢えたら」のロブ・ライナー。


2005/10/21 2006/5/27 夢駆ける馬ドリーマー
ファミリー
ドラマ
Dreamer: Inspired by a True Story(原題)
「シービスケット」「レーシング・ストライプス」と同じ競走馬の活躍を描いた作品。レース中の事故で将来を絶たれた競走馬を、ある親子が引き取り、丹精込めて育て上げ、やがてはブリーダーズ・カップに出走させるまでに成長させるという実話に基づいた話。父親役は新作「Sky High(原題)」でも父親役のカート・ラッセル、娘役に人気子役のダコタ・ファニング、母親役に最新作「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」でもダコタと共演していたエリザベス・シュークリス・クリストファーソンやお久しぶりのデビッド・モースなども出演している。


2006/5/12 2006/6/3 ポセイドン
リメイク
パニック
Poseidon(原題)
1970年代のパニック映画ブームの火付け役となった「ポセイドン・アドベンチャー」(1972年)のリメイク。新年の祝賀パーティーで賑わう豪華客船が津波に襲われ転覆。生き残った一握りの人々は、逆さまになった船の艦尾を目指して何とか生き延びようとする。出演は、カート・ラッセルリチャード・ドレイファスらのベテランと「メラニーは行く!」のジョシュ・ルーカス、「オペラ座の怪人」のエミー・ロッサム、「炎のメモリアル」のジャシンダ・バレットなどの若手。監督は「Uボート」「パーフェクト ストーム」といった海洋アドベンチャーの傑作を手がけているウォルフガング・ペーターゼン。


2005/10/21 2006/6/3 ステイ
スリラー Stay(原題)
「スターウォーズ」シリーズのユアン・マクレガーと「リング」シリーズのナオミ・ワッツ共演のサイコ・スリラー。監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォスター。精神科医(マクレガー)の元に訪れた自殺願望の患者の予言が次々と現実化。精神科医とその恋人(ワッツ)はこの患者に振り回されることに。共演は「きみに読む物語」のライアン・ゴスリング、「ロジャー・ラビット」「スーパー・マリオ」のボブ・ホスキンス


2005/9/2 2006/6/3 トランスポーター2
アクション Transporter 2(原題)
訳ありの代物を多額の報酬で請け負うプロの運び屋フランク・マーティンが活躍する「トランスポーター」(2002年)の続編。製作/脚本は前作と同じリュック・ベッソン。前作および近作ジェット・リー主演の「ダニー・ザ・ドッグ」の監督ルイ・レテリエがメガホンをとっている。運び屋を引退してマイアミで金持ち一家のお抱え運転手として子供たちの送り迎えという平凡な日々を送っていたフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)だったが、子供の誘拐事件に巻き込まれる。FBIが捜査に乗り出すが、元英国特殊部隊員のマーティンは独自に犯人を追い詰めていく。


2005/3/11 2006/6/3 ママが泣いた日
ラブドラマ
The Upside of Anger(原題)
夫が失踪して4人の生意気盛りの娘を育てるシングル・マザー(ジョアン・アレン)と、隣人で今はラジオDJをやっている元メジャーリーガーの名選手(ケヴィン・コスナー)との大人の恋を描いた作品。野球好きのコスナーは「さよならゲーム」(88年)、「フィールド・オブ・ドリームス」(89年)、「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」(99年)と野球作品が多い。


2005/2/4 2006/6/3 ブギーマン
ホラー Boogeyman(原題)
アメリカでは聞き分けがない子供に「ブギーマンがお前をさらいにくるぞ」と言って脅かすそうだが(日本で言えばナマハゲか?極端な例ですいません)、そんな架空の人物が現実に存在したら…というホラー映画。「スパイダーマン」のサム・ライミが長年あたためてきた構想を映画化。「THE JUON/呪怨」に続きこの作品でも製作をつとめている。


2006/6/6 2006/6/6 オーメン
リメイク
ホラー
The Omen(原題)
6月6日午前6時に産まれた悪魔の子ダミアンが周囲の人々に不幸をまき散らす「オーメン」(1976年)から30年。1981年の完結編後も幾多のあやかり作品が作られてきたが、ゴロもいい2006年6月6日にオリジナル・ヴァージョンが完全復活する。配役は、前作でグレゴリー・ペックが演じたロバート・ソーン役に「スクリーム」「トータル・フィアーズ」のリーヴ・シュライバー、リー・レミックが演じた妻キャサリン役に「ボーン・スプレマシー」のジュリア・スタイルズ。また、「ローズマリーの赤ちゃん」のミア・ファローが悪魔の手先である家政婦ベイロック夫人を演じる。監督は「エネミー・ライン」「フライト・オブ・フェニックス」のジョン・ムーア。




2006/3/24 2006/6/10 インサイド・マン
クライム
サスペンス
Inside Man(原題)
デンゼル・ワシントン
ジョディ・フォースタークライブ・オーエン共演のクライム・サスペンス。オーエン演ずる知能的な銀行強盗とワシントン演ずるタフな刑事との息詰まる攻防を描く。ウィレム・デフォークリストファー・プラマーと脇役陣も豪華。監督は「「マルコムX」「クロッカーズ」など黒人社会を鋭く捉えてきたスパイク・リー。


2005/12/25 2006/6/17 カサノバ
恋愛 Casanova(原題)
色事師として名高いカサノバの一代記。稀代の”プレイボーイ”を演ずるのは「サハラに舞う羽根」「ブラザー・グリム」のヒース・レジャー。監督は「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム。18世紀のベネチアに生まれたカサノバ(レジャー)は、聖職者を目指すものの、生来の女好きから断念。以後、魔術師や賭博師を名乗りながら、プロイセンのフリードリッヒ大王やロシアの女帝エカテリーナなど欧州各地の名士に取り入る傍ら、女なら相手構わず誘惑した。晩年は不遇で、昔を懐かしんで書いた回想録で今に至る名声を得ることとなった。


2005/10/28 劇場公開はされず2006/6/23にDVD発売 ニコラス・ケイジの ウェザーマン
ドラマ The Weather Man(原題)
シカゴのローカルTVで人気者の天気予報キャスターは、ニューヨークの全国ネットのキャスターにも引き抜かれ仕事は順調。しかし、私生活はすさんでおり、心の絆を求めて別れた妻子を捜すことに。主演のお天気キャスターにニコラス・ケイジ、共演にマイケル・ケイン。監督は「リング」「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のゴア・ヴァービンスキー。
2006/3/3 2006/6/24 ウルトラヴァイオレット アクション
SF
Ultraviolet(原題)
「バイオハザード」シリーズでアクション女優として新境地を開いたミラ・ジョヴォヴィッチが、今度は近未来を舞台にしたアクションものに主演する。21世紀末、遺伝子操作の結果誕生した新種のウィルスに感染し吸血鬼となった者たちと、人間たちの争いの中、死刑宣告を受けた9歳の子供を守って戦う主人公(Ultraviolet)が彼女の役どころ。同じ近未来をあつかったシャーリーズ・セロンの「イーオン・フラックス」は今ひとつの成績だったが、こちらはいかに…。


                      
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