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2007年1月〜6月に日本で公開された作品
↓日本での公開日順に並んでいます
米での公開日 日本での公開日 タイトル
(サウンドトラック)
ジャンル 解説 ホームページ 予告編 予告編
(高精細)
2006/9/22 2007/1/13 jackass number two
ドキュメンタリー Jackass 2 (原題)
命知らずのパフォーマンスで笑いを追及した「ジャッカス・ザ・ムービー」(2002年)の続編。「ジャッカス」とは、あらゆるバカバカしくて危険な行為をひたすら実践するMTV製作の人気番組名(アメリカのスラングで「バカ・アホ・間抜け・役立たず」を意味する)のことで、TV放映を観た多くの大人や子供がマネをして大怪我を負い社会問題にまで発展し、番組は打ち切りになっている。前作の劇場版はそういう批判をものともせず製作され、全米興行成績1位を獲得している。今作のために再集結したジャッカス軍団と呼ばれるメンバーの過激度はさらにパワー・アップしており、無意味でおバカなパフォーマンスが延々と繰り広げられている。


2006/7/21 2007/1/13 モンスター・ハウス
コメディ
アニメ
Monster House(原題)
俳優の体につけたセンサーで、演技を取り込み、コンピューター・グラフィックスにするという最新テクノロジー“パフォーマンス・キャプチャー”を使用した映画の第2弾(第1弾は「ポーラー・エクスプレス」)。隣の家が恐ろしい人喰い”モンスター・ハウス”であることに気づいた3人の子供たち。しかし、大人はその話を誰も信じてくれない。監督は新人だが、製作総指揮にスティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが名を連ねている。




2006/4/7 2007/1/13 ラッキーナンバー7
クライム
アクション
Lucky Number Slevin(原題)
豪華な出演陣が顔を揃えるギャング映画。「パールハーバー」「ハリウッド的殺人事件」のジョシュ・ハートネット演じるスレヴィン(Slevin)は、ユダヤ系マフィアと黒人系マフィアの抗争に巻き込まれ散々な目にあう。しかし、それは偶然の不幸を装った計画的なものであった。共演はブルース・ウィリスモーガン・フリーマンベン・キングズレー、「チャーリーズ・エンジェル」のルーシー・リュー、「シャル・ウィ・ダンス?」のスタンリー・トゥッチなど。


2006/10/20 2007/1/20 マリー・アントワネット
史劇 Marie Antoinette(原題)
フランス革命で断頭台の露と消えたマリー・アントワネットの生涯を描いた歴史大作。監督は「ロスト・イン・トランスレーション」でオスカーに輝いたソフィア・コッポラ。マリー・アントワネットを演じるのはコッポラ監督の処女作「ヴァージン・スーサイズ」でも主演していたキルスティン・ダンスト。夫のルイ16世を演じるのはコッポラ監督のいとこでもあるジェイソン・シュワルツマン。他に、ルイ15世役に「メン・イン・ブラック」のリップ・ホーン、アントワネットの女官長ノアイユ伯爵夫人役に「インドへの道」のジュディ・デイヴィスなど。


2006/10/6 2007/1/20 ディパーテッド
クライム
サスペンス
リメイク
The Departed(原題)
レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモンマーク・ウォルバーグジャック・ニコルソンマーティン・シーンアレック・ボールドウィンと主演級の豪華な男優陣が顔を揃えるマーチン・スコセッシ監督のクライム・サスペンス。元ネタは香港映画「インファイナル・アフェア」(2002年)で、ディカプリオがオリジナル版でトニー・レオンが演じたマフィアに潜入捜査している警官役に扮し、デイモンがアンディ・ラウが演じた警察に潜り込んでいるマフィア役を演じている。ニコルソンはアイルランド系マフィアの大物ボスに扮し、シーン、ボールドウィン、ウォルバーグが警察側の人間をそれぞれ演じている。ハリウッドでのリメイク権を獲得したのは元カップルのブラッド・ピットとジェニファー・アニストンらが設立した製作会社のため2人ともプロデューサーに名を連ねている。


2006/5/12 劇場公開はされず2007/1/26にDVD発売 ラッキー・ガール
ロマンス
コメディ
Just My Luck(原題)
何をやってもラッキーな女の子アシュリーと何をやってもドジばかりの男の子ジェイクが、仮面パーティーでたまたま出会いキスをしたら、運・不運が入れ替わってしまう。奈落の底に落とされたアシュリーは相手から自分の幸運を取り戻そうと懸命になるが、運をつかんだジェイクはとんとん拍子に偉くなり遠い存在に…。アシュリー役は、「フォーチュン・クッキー」「ハービー/機械じかけのキューピッド」のアメリカのアイドル=リンジー・ローハン。監督は「10日間で男を上手にフル方法」「デンジャラス・ビューティー」のドナルド・ペトリ。製作にはブルース・ウィリスも名を連ねている。
2005/5/13 劇場公開はされず2007/1/26にDVD発売 ウエディング宣言
ロマンス
コメディ
Monster-in-Law(原題)
ジェニファー・ロペス
主演のコメディ。金持ちでハンサムという理想の恋人とようやく巡り会えたのに、子離れが出来ないその恋人の母親が徹底的に邪魔をする。恋人の母親役を演ずるのは、ほぼ15年ぶりの映画出演となるジェーン・フォンダ。監督は「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティック。


2006/12/15 2007/1/27 幸せのちから
実話
ドラマ
The Pursuit of Happyness(原題)
このところ、コロンビア・ピクチャーズ専属状態のウィル・スミス(そのためよく来日する)主演の実話を基にしたサクセス・ストーリー。サンフランシスコに住むシングル・ファーザーのクリス(スミス)は安月給で何とかやりくりしてきたがアパートの家賃を払えなくなり、5歳の息子共々追い出されてしまう。クリスは一念発起して就職に有利な株式トレーダーの研修セミナーを受けることにするが、その間息子とホームレス状態で路頭に迷う。やがて、名門証券会社に職を得たクリスは、才能を如何なく発揮し高給を得るようになる。


2006/10/27 2007/1/27 輝く夜明けに向かって
実話
ドラマ
Catch a Fire(原題)
南アフリカの過去と現在を描いた実話ベースのドラマ。アパルトヘイト(人種隔離政策)が実施されていた1980年代。石油製油所で現場監督をしていた黒人のチャムーソは、家庭ではよき父であり、地元の少年サッカー・チームのコーチを快く引き受けるなど政治とは無縁のごく平凡な人生を歩んでいた。一方、白人で警察保安部長のニック・ヴォスは秩序を保つのに腐心していた。そんな折、製油所で妨害行為による爆発事故が起こり、疑われたチャムーソは拘束される。ニックの厳しい取調べの後、チャムーソは釈放されるが、以後政治活動に身を投じるこことなる。チャムーソ役は「プライド/栄光への絆」のデレク・ルーク、ヴォス役は「ショーシャンクの空に」「ミスティック・リバー」のティム・ロビンス。監督は「パトリオット・ゲーム」「ボーン・コレクター」のフィリップ・ノイス。


2006/1/13
   ↓
2006/2/17
2007/1/27 フリーダムランド
ドラマ Freedomland(原題)
脚本家でもあるリチャード・プライスのサスペンス小説「フリーダムランド<上>」「フリーダムランド<下>」の映画化。病院に倒れこむようにやってきた白人女性がカージャックの被害を訴えた。犯人は彼女を自動車から引きずり出し逃走。しかも、後部座席には彼女の幼い息子が乗っているとのこと。警察は直ちに大捜査を始めるが、強奪したのが屈強な黒人男性だったという彼女の証言がマスコミで報道されると、人種間の対立を招いてしまう。一方で、彼女の証言に疑問を抱き独自に取材するマスコミもいた。白人女性役に「ハンニバル」「フォーガットン」のジュリアン・ムーア、捜査官役に著者プライスが脚本を担当した「死の接吻」「シャフト」にも出演していたサミュエル・L・ジャクソン


2005/12/21 2007/2/3 世界最速のインディアン
実話
ドラマ
The World's Fastest Indian(原題)
1967年、ニュージーランド出身のバート・マンローがアメリカ・ユタ州の塩湖ボンネヴィルで、バイクの世界最高速を記録した実話の映画化。バートはこの時70近い年齢で、記録を達成したバイクもすでにメーカーが倒産している年代ものだった(タイトルの”インディアン”はバイクのメーカー名)。バート役は「羊たちの沈黙」「日の名残り」のアンソニー・ホプキンス、監督はホプキンスも出演していた「バウンティ/愛と反乱の航海」や「ダンテズ・ピーク」「13デイズ」のロジャー・ドナルドソン。


2006/3/10 劇場公開はされず2007/2/9にDVD発売 恋するレシピ ~理想のオトコの作り方~
ロマンス
コメディ
Failure to Launch(原題)
30歳にもなったのにまだ自立しない息子に、両親は一計を案じ、理想の女性を差し向けるが…。息子役は「U−571」「サラマンダー」といった骨っぽい役から「10日間で男を上手にフル方法」といったロマコメまで出演しているマシュー・マコノヒー。女性役はTVドラマ「SEX and the CITY セックス・アンド・ザ・シティ」でブレイクしたサラ・ジェシカ・パーカー、母親役に「ミザリー」「黙秘」のキャシー・ベイツといった顔ぶれ。
2006/9/29 2007/2/10 守護神 アクション
ドラマ
The Guardian(原題)
最近ロマコメの脇役でお茶を濁していたケビン・コスナー主演のハリウッド版”海猿”。救難作業中の事故で仲間を失い、一人だけ助かった伝説的レスキュー・スイマー=ベン・ランドル(コスナー)は、沿岸警備隊の新人訓練学校に教官として転進する。その指導法は型破り(映画の教師はだいたいこのパターン)で、レスキュー隊員を目指す新人たちも戸惑うが、そのなかで最も生意気で反抗的だったジェイクは頭角を現し、ベンの一番の教え子となる(これも映画によくあるパターン)。ジェイク役は姉さん女房デミ・ムーアの旦那アシュトン・カッチャー、他に「マイノリティ・リポート」のニール・マクドノー、「ショー・シャンクの空に」のクランシー・ブラウンなど。監督は「沈黙の戦艦」「逃亡者」のアンドリュー・デイヴィス。






2006/7/21 2007/2/10 Gガール‐破壊的な彼女‐
SF
コメディ
My Super Ex-Girlfriend(原題)
魅力的な女性をゲットしたはいいが、相手が超人的能力を持ったスーパーウーマンだったため、恐れをなして別れようと試みるものの、なかなか思うに任せない(相手が強すぎて)哀れな男性の悲喜劇をユーモラスに描いた作品。スーパーウーマン役は人間離れした端正な顔立ちのユマ・サーマン、引きずり回される相手役はオーウェン・ウィルソンの弟で「キューティ・ブロンド」「チャーリーズ・エンジェル」などに出演しているルーク・ウィルソン。監督は「ゴースト・バスターズ」「エボリューション」のアイヴァン・ライトマン。


2004/10/15 2007/2/10 華麗なる恋の舞台で
ドラマ Being Julia(原題)
文豪サマセット・モームの長編小説「劇場」の映画化。1930年代のロンドンで花形だった舞台女優ジュリア(アネット・ベニング)は、夫(ジェレミー・アイアンズ)の不倫や衰える容姿など気がかりなことが多く、そのせいかハンサムな息子の友達と危険な関係を持つようになった。しかし、彼には別に恋人がいて、自分は出世のために利用されていることを知ると復讐を計画する。


2006/10/20
   ↓
2006/12/8
   ↓
  未定
2007/2/11 デッド・オア・アライブ
アクション DOA: Dead or Alive(原題)
テクモの3D格闘ビデオゲーム「デッド・オア・アライヴ」の映画化。1996年にアーケード・ゲームとして誕生し、現在は第4シリーズがX−BOXから発売されている。超国家組織DOATECが南の島で主催する格闘大会に世界中から腕に自身の格闘家が集結するが、その裏には恐るべき陰謀が隠されていた。シリーズを重ねるごとに女性キャラクターが前面に出るギャルゲーと化しているが、映画もその影響を受けている。出演は、かすみ(国籍:日本)役に「ワイルド・スピードX2」のデヴォン青木、あやね(国籍:日本)役に「エレクトラ」のナターシャ・マルテ、エレナ(国籍:フランス)役に「デッドコースター」のサラ・カーター、ティナ(国籍:米国)役に「トルク」のジェイミー・プレスリーなど。また、日本からはケイン・コスギがリュウ・ハヤブサ(国籍:日本)役で出演している。(HPはドイツのサイトです)


2006/12/15 2007/2/17 ドリームガールズ

ミュージカル Dreamgirls(原題)
ダイアナ・ロスとシュープリームスの栄光と確執をモデルにしたブロードウェイ・ミュージカル「ドリーム・ガールズ」の映画化。黒人女性3人組のデュオとして1959年に結成されたシュープリームスは、長らくヒットに恵まれず低迷していたが、60年代半ばに立て続けに全米bPヒットを放ち黄金時代を築く。しかし、メイン・ボーカルのダイアナ・ロスと他メンバーとの確執が悪化し、69年にロスは脱退、ソロに転向している。出演は、ダイアナ・ロスをモデルにしたディーナ・ジョーズ役を元「デスティ二ーズ・チャイルド」のビヨンセ、モータウン・レコードの創設者であるベリー・ゴーディJrをモデルにしたカーティス・テイラーJr役に「レイ」のジェイミー・フォックス、他にエディ・マーフィダニー・グローバーといった大物黒人俳優も顔を揃えている。監督はヒット・ミュージカル映画「シカゴ」の脚本を手がけたビル・コンドン。


2006/11/17 2007/2/24 ボビー
ドラマ Bobby(原題)
ボビーの愛称で呼ばれた大統領候補ロバート・ケネディが暗殺されたロスアンゼルスのアンバサダー・ホテルを舞台に、事件が起きる1968年6月5日の16時間前から、豪華なキャストが様々な人種、年齢、階層、境遇の役柄を演じる群像ドラマ。出演はアンソニー・ホプキンス、ウィリアム・H・メイシー、ローレンス・フィッシュバーン、クリスチャン・スレーター、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、ヘレン・ハント、ジム・カヴィーゼル、イライジャ・ウッド、リンジー・ローハン、ヘザー・グラハム、アシュトン・カッチャーなど。監督・脚本は最近映画出演の方はご無沙汰気味のエミリオ・エステヴェスで、父親のマーティン・シーンも出演している。


2007/2/16 2007/3/3 ゴースト・ライダー
アクション
ホラー
Ghost Rider(原題)
ニコラス・ケイジ
主演で何年もの間製作が止まっていたマーベル・コミックのダーク・ヒーローがようやく姿を現した。バイク・スタントマンをしていた普通の男ジョニー・ブレイズ(ケイジ)は、復讐を果たすために悪魔に魂を売り渡し、ゴーストライダーとなってこの世に蘇ったきた。彼の姿は常に地獄の業火で焼かれているため不気味な燃える骸骨と化したが、大型バイクにまたがり、革ジャンをまとい、チェーンを振り回して悪人をなぎ倒す。共演は「イージー・ライダー」のピーター・フォンダ、「最後の恋のはじめ方」のエヴァ・メンデス、「ハルク」のサム・エリオットなど。




2006/6/9 2007/3/3 今宵、フィッツジェラルド劇場で

コメディ A Prairie Home Companion(原題)
「ショート・カッツ」、「プレタ・ポルテ」のロバート・アルトマン監督によるオール・スター・キャストのコメディ。映画タイトルと同名の人気ラジオ番組でホストを務めるギャリソン・キーラーが主演と共に脚本も手掛けた自伝的作品で、番組の舞台裏で巻き起こる騒動を描いている。出演は、メリル・ストリープトミー・リー・ジョーンズケヴィン・クラインウディ・ハレルソン、「シカゴ」のジョン・C・ライリー、「ファイヤーウォール」のヴァージニア・マドセン、「ハービー/機械じかけのキューピッド」のリンジー・ローハンなど。


2006/12/27 2007/3/3 パフューム −ある人殺しの物語− スリラー Perfume - The Story of a Murderer(原題)
「ラン・ローラ・ラン」「ヘヴン」などの作品で知られるドイツ人監督トム・ティクヴァによる、映画化がもっとも難しい嗅覚を主題にした意欲作。原作は世界的ベストセラー・ミステリー「香水―ある人殺しの物語」(パトリック・ジュースキント著)。悪臭が立ち込める18世紀のパリ。孤児のグルヌイユは生まれながらに体臭が無い代わりに、恐ろしく鋭い嗅覚と、においへの異様なまでの執着を持っていた。成長し、天職ともいえる香水調合師となったグルヌイユは、貴族や大金持ちに受け入れられ、彼の名声はパリ中に響き渡った。しかし、それに飽き足らないグルヌイユは、究極の芳香を求め、禁断の方法でそれを手に入れる。グルヌイユを演じるのはイギリス出身の新人ベン・ウィショーで、脇をダスティン・ホフマンアラン・リックマンなどのヴェテラン俳優が固めている。


2006/9/27 2007/3/10 ラストキング・オブ・スコットランド
ドラマ The Last King of Scotland(原題)
実在した独裁者イディ・アミンを演じたフォレスト・ウィテッカーが、今年度のアカデミー主演男優賞最有力候補となったことで俄然注目を浴びることとなった実話ベースの作品。1970年代、スコットランドの医学部を卒業したニコラスは、進路を決めかねており、地球儀を回し、たまたま指が止まったアフリカのウガンダで医師として働くことにした。赴任してまもなく、大統領であるアミンのスピーチを聞いたニコラスは、その熱意と人間的魅力にウガンダ民衆と共になって熱狂した。それからまもなく、ふとしたきっかけからアミンの主治医となったニコラスは、ますますアミンの魅力に引き込まれていくが、その一方で、アミンが反体制派の国民を大量に虐殺していることも知る。ニコラスを演じているのは「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」のタムナスさん役のジェームズ・マカヴォイ


2006/7/14 劇場公開はされず2007/3/15にDVD発売 トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合
コメディ You, Me and Dupree(原題)
新婚ほやほやのカップルの家に居候する困ったちゃんが巻き起こすドタバタ喜劇。カップル役は「アウトサイダー」(古い?)「メリーに首ったけ」のマット・ディロンと「サハラに舞う羽根」「10日間で男を上手にフル方法」のケイト・ハドソン、だんなの旧友で2人のもとに飛び込んでくるのは「シャンハイ・ヌーン」「エネミー・ライン」のオーエン・ウィルソン、妻の父親役でマイケル・ダグラスも出演している。
2006/12/20 2007/3/17 ナイト ミュージアム
ファンタジー
アドベンチャー
Night at the Museum(原題)
「メリーに首ったけ」「ミート・ザ・ペアレンツ」などのベン・スティラー主演のファンタジー・アドベンチャー。自然史博物館の夜間警備員ラリー(スティラー)は気立ての優しい夢想家。そんな彼が知らぬうちに、展示してある恐竜や人形に命を吹き込んでしまい、ティラノザウルスやネアンデルタール人、ローマの剣闘士などなどが生き返り博物館を闊歩し始める。恐れをなしたラリーは、蝋人形のアメリカ合衆国第26代大統領セオドア・ルーズベルトに救いを求めるのだった。ルーズベルト役を演じているのは「ジュマンジ」のロビン・ウィリアムズ、また、ミッキー・ルーニーアーネスト・ボーグナインディック・ヴァン・ダイクといった往年の名優やスティラーのお友達のオーエン・ウィルソンも出演している。


2006/11/22 2007/3/17 デジャヴ サスペンス
SF
ロマンス
Deja Vu(原題)
製作ジェリー・ブラッカイマー、監督トニー・スコット、主演デンゼル・ワシントンの「クリムゾン・タイド」のコンビによるロマンティック・スリラー。ATF(アルコール・タバコ・武器局)の捜査官ダグ(ワシントン)は、多くの犠牲者を出したフェリー爆発事件の真相を暴くべく過去の世界へ行き、その過程で女性と恋に落ちる。共演は「オーロラの彼方へ」で過去と繋がっていたジム・カヴィーゼル、「アレキサンダー」のヴァル・キルマー、「アイ,ロボット」のブルース・グリーンウッド


2006/11/17 2007/3/17 ハッピー・フィート
アニメ
コメディ
Happy Feet(原題)
豪華な声優陣が顔をそろえる全編フルCGのアニマル・アドベンチャー。南極の皇帝ペンギン一家メンフィス(ヒュー・ジャックマン)とノーマ・ジーン(ニコール・キッドマン)の息子アンブル(イライジャ・ウッド)は歌が世界一下手。しかし、タップダンサーとしては誰にも負けない才能があった。他にロビン・ウィリアムズ、「マトリックス」のヒューゴ・ウィービング、アメリカのアイドル=ブリタニー・マーフィーなども声優として出演している。監督は「マッド・マックス」「ベイブ」のジョージ・ミラー。


2006/8/11 2007/3/17 ステップ・アップ
ドラマ Step Up(原題)
日本の大手レコード会社「エイベックス」が資本参加しているダンス・ムービー。ボルチモアの青年タイラーは、社会奉仕活動の身ながら成功を夢見るストリート・ダンサー。一方、ノラは超エリートが集うバレエ・スクールの生徒だが、力強いパートナーに恵まれず不満を抱いていた。そんな2人がひょんなことから出会うものの、お互い違う世界の人間のため、最初は反発しあう。しかし、ダンスへの情熱だけは2人とも高く、お互いを認め合うと共に、いつしか愛し合うようになる。


2007/4/4 2007/3/24 ブラックブック
戦争
ドラマ
Black Book(原題)
「ロボコップ」「氷の微笑」「スターシップ・トゥルーパーズ」などの監督ポール・バーホーベンが母国オランダでメガホンを取った第二次世界大戦を舞台にした実話ベースの戦争ドラマ。ユダヤ人歌手のラヘルは、オランダに侵攻してきたナチス・ドイツに家族を殺されたことで、レジスタンスに身を投じ復讐を誓う。彼女の使命はドイツの将校に色仕掛けで近づき、機密情報を探るものだったが、いつのまにか、その将校を本気で愛するようになる。


2006/12/8 2007/3/24 ホリデイ
ラブ
コメディ
The Holiday(原題)
男性問題で悩む米国女性と英国女性がインターネットで知り合い意気投合。クリスマスの休暇をお互いの家を交換して自分を見つめ直おそうとするが、魅力的な男性が現れお互い恋に落ちていく。米国女性アマンダ役にラブコメの新女王キャメロン・ディアス、恋人役は英国を代表する二枚目ジュード・ロウ、英国女性アイリス役はケイト・ウィンスレット、恋人役は米国を代表する三枚目(?)ジャック・ブラック。監督は「ハート・オブ・ウーマン」「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ。


2006/12/8 2007/4/7 ブラッド・ダイヤモンド
アクション
ドラマ
Blood Diamond(原題)
レオナルド・ディカプリオ
主演の社会派アクション・ドラマ。共演は「グラディエーター」「アイランド」のジャイモン・フンスー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー。南アフリカ人の密輸業者ダニー(ディカプリオ)は、現地人ソロモン(フンスー)が、とてつもない価値をもつピンクのダイヤモンドを隠したことを知る。協力者のアメリカ人ジャーナリスト、マディー(コネリー)と共に、3人は反乱軍が支配する地域にダイヤを求めて入っていく。タイトルになっている「ブラッド・ダイヤモンド」とは「紛争ダイヤモンド」と呼ばれるもので、アフリカのシエラレオネなどの内戦地域で産出されるダイヤモンドが、反政府軍の資金源となっており、そのダイヤモンドを購入したものも紛争に荷担したことになるという(すでにこの問題は解決したと、この映画についてダイヤモンド業界は反発している)。監督は「グローリー」「ラスト・サムライ」のエドワード・ズウィック。


2006/9/22 2007/4/7 オール・ザ・キングスメン
リメイク
ドラマ
All The King's Men(原題)
1949年度のアカデミー作品賞に輝いた「オール・ザ・キングスメン」のリメイク。アメリカの政治腐敗を扱っているためオリジナル版は占領下の日本では公開されず、日本初公開が1976年まで延期された問題作。出演は、理想主義を掲げ州知事に当選しながら自分が忌み嫌っていた汚職、わいろ、恐喝などに次第に染まっていく主人公ウィリー・スターク役にショーン・ペン、新聞記者出身で彼の片腕となるジャック・バーデン役にジュード・ロウ、他にケイト・ウィンスレットアンソニー・ホプキンス、TVシリーズ「ザ・ソプライズ」のジェームズ・ガンドルフィーニなどが共演している。


2005/1/21 2007/4/7 ママの遺したラブソング

ドラマ A Love Song for Bobby Long(原題)
母親の死でニューオリンズの町に帰ってきた女性(スカーレット・ヨハンソン)は、母親の旧居に住んでいる自堕落な元文学教授(ジョン・トラボルタ)とその助手(ガブリエル・マクト)3人での奇妙な共同生活を強いられる。
2006/9/30 2007/4/14 クィーン 実話
ドラマ
The Queen(原題)
1997年、パリで交通事故死したダイアナ妃の死の扱いに関して王室としての尊厳を守ろうとする英国女王エリザベス2世とこの悲劇を国民と共有しようとするトニー・ブレア首相との確執と妥協を描いた作品。まだ、二人とも存命中にもかかわらず、このような作品が製作されるのは興味深い。エリザベス2世役を「英国万歳!」「ゴスフォード・パーク」のヘレン・ミレン、夫のフィリップ殿下役を「ベイブ」 「トータル・フィアーズ」のジェームズ・クロムウェル、ブレア首相役を「アンダーワールド:エボリューション」のマイケル・シーンがそれぞれ演じている。監督はイギリス出身で、「グリフターズ/詐欺師たち」「ハイロー・カントリー」などの作品があるスティーヴン・フリアーズ。


2007/9/24 2007/4/14 サンシャイン 2057 SF
サスペンス
Sunshine(原題)
「 トレインスポッティング」「28日後... 」などの斬新な映像表現で知られるイギリスのダニー・ボイル監督のSF大作。出演は「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」のクリス・エヴァンス、「28日後...」にも出演していたキリアン・マーフィ、「SAYURI」のミシェール・ヨーに加え、日本の真田広之など国際的なスターが顔を揃えている。今から50年後、太陽が崩壊し始め、人類は滅亡の危機を迎える。太陽を再生させる装置が考案され、一縷の望みを託された日本人船長カネダ(真田)以下男女8人のクルーが、宇宙船”イカロス2号”でこの装置を輸送・設置するために旅立つが、予想を遙かに超えた異常事態に巻き込まれていく。




2007/2/14 2007/4/21 ラブソングができるまで
ロマンス
コメディ
Music and Lyrics(原題)
ヒュー・グラント
ドリュー・バリモア共演のロマ・コメ。80年代に一世を風靡したアイドル歌手アレックス(グラント)は、地方公演で細々と食いつないでいる状態だったが、今をときめく若手歌姫とのデュエットの話が舞い込んできた。しかし、それには作詞を自分でこなす必要があったが、アレックスはこれまでやったことがなく悪戦苦闘。ところが、たまたま居合わせたソフィー(バリモア)がいかすフレーズを連発。さっそく、アレックスはソフィーと共に作曲し始め、やがて恋に落ちる。監督は「トゥー・ウィークス・ノーティス」のマーク・ローレンス


2007/2/9 2007/4/21 ハンニバル・ライジング サスペンス Hannibal Rising(原題)
主演したアンソニー・ホプキンスを一躍有名にしたハンニバル・レクター・シリーズの続編。今回の作品ではハンニバルの少年期から青年期が取り上げらており、稀代の殺人鬼の人格がいかにして形成されたかが描かれている。リトアニアの貴族の館に生まれたハンニバルは、第二次世界大戦の戦乱で家族をすべて失い、地獄のような経験を味わう。戦後、叔父を頼ってフランスに渡り、叔父の未亡人で「源氏物語」の作者・紫式部の子孫を名乗る「レディ・ムラサキ」から多くの事を学ぶ。成長し、医学生となったハンニバルだが、彼の胸の内では、自分や家族を悲惨な目に合わせたリトアニアの民兵への復讐の炎が燃え盛っており、報復のため単身リトアニアへと向かう。今回若いハンニバルを演じるのは「ロング・エンゲージメント」のギャスパー・ウリエル、レディ・ムラサキ役に「2046」「SAYURI」のコン・リー。監督は「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー。


2006/12/22 2007/4/21 ロッキー・ザ・ファイナル
ドラマ Rocky Balboa(原題)
シルヴェスター・スタローン
を一躍スターダムに押し上げた「ロッキー」シリーズの第6弾。引退して自暴自棄になっているロッキーは、生意気な現チャンピオンの挑発的言動に憤りを感じ、再びヘビー級世界チャンピオンを目指す。1作目から早や30年という年月をうかがわせるように、ロッキーの妻エイドリアンは亡くなっている設定(映画には登場する模様)。シリーズの総仕上げということで、監督、脚本もスタローンが手掛けている。


2006/12/15 2007/4/21 こわれゆく世界の中で
ドラマ Breaking and Entering(原題)
最近、舞台に専念するため映画界から身を引くと発言しファンをやきもきさせているジュード・ロウ主演の社会派ドラマ。造園家ウィル(ロウ)のオフィスは、ロンドンのスラム街でも一際目立つため、たびたび空き巣にあっていた。オフィスに盗みに入っていたのは若いイスラム教徒移民らだったが、彼らと出会ったことでウィルは人生を再び考え直す。共演はジュリエット・ビノシュ、ショーン・ペンの妻でもあるロビン・ライト・ペンなど。監督は、ロウとは「リプリー」「コールド・マウンテン」、ビノシュとは「イングリッシュ・ペイシェント」でもメガホンをとっていたアンソニー・ミンゲラ。


2006/1/27 劇場公開はされず2007/4/25にDVD発売 アナポリス/青春の誓い
ドラマ Annapolis(原題)
アメリカの海軍士官学校(別名アナポリス)を舞台にした青春ドラマ。出演は「スパイダーマン」のジェームズ・フランコ、「ワイルド・スピードX2」のタイリース・ギブソン、「ワイルド・スピード」のジョーダナ・ブリュースター。不良少年だったジェイク(フランコ)は難関の海軍士官学校に見事入学し、厳しい学業と訓練の日々を送る。ライバルのコール(ギブソン)や魅力的な女性上官(ブリュースター)などとの出会いを通し、一人前の海軍士官へと成長していく。
2006/11/10 2007/4/28 バベル
ヒューマン
ドラマ
Babel(原題)
「21グラム」の鬼才アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督による、旧約聖書において人間の愚かさを象徴した「バベルの塔」をモチーフにした作品。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本の4ヵ国で展開され同時進行する物語が、密接に絡み合いながら一つの結末に向かう壮大なスケールのヒューマン・ドラマ。出演はブラッド・ピットケイト・ブランシェット、メキシコ出身で「モーターサイクル・ダイアリーズ」のガエル・ガルシア・ベルナル役所広司と国際的な名優が顔を揃えている。最高賞パルムドールは逃したが、第59回(2006年)カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で公式上映されている。


2007/5/4 2007/5/1 スパイダーマン3
続編
アクション
Spider-Man 3(原題)
マーベル・コミック・ムービーの稼ぎ頭スパイダーマンの第3弾。監督サム・ライミと主要キャストのトビー・マグワイアキルスティン・ダンストジェームズ・フランコの顔ぶれは前2回といっしょ。共演はスパイダーマンことピーター・パーカーの新恋人役としてロン・ハワード監督の娘で進境著しいブライス・ダラス・ハワード、その父親役に「ベイブ」「トータル・フィアーズ」のジェームズ・クロムウェル、他に「サイドウェイ」のトーマス・ヘイデン・チャーチや「イン・グッド・カンパニー」のトファー・グレイスなど。暴漢に襲われて亡くなったベンおじさん殺害の真犯人、フリント・マルコ(チャーチ)が刑務所から脱獄。マルコは逃亡の途中、体が砂で出来たサンドマンへと変身してしまう。復讐に燃えるピーター・パーカー(マグワイア)は、ブラック・スパイダーマンへと進化して、サンドマンと激しいバトルを繰り広げる。また、1作目の悪役グリーン・ゴブリンが自分の父親であることを知ったハリー・オズボーン(フランコ)も、父のかたきを討つべく2代目ゴブリンとしてスパイダーマンに戦いを挑む。








2006/11/8
   ↓
2007/4/5
2007/5/19 リーピング
オカルト The Reaping(原題)
「ボーイズ・ドント・クライ」と「ミリオンダラー・ベイビー」で2度もアカデミー主演女優賞に輝いたヒラリー・スワンク主演のオカルト・ムービー。悲劇的な死で家族を失った元宣教師(スワンク)は、信仰心を捨て、超自然現象を科学的に解明する世界的な権威となる。しかし、ルイジアナ州の小さな町で起きている現象が、科学だけでは説明が出来ないことに気づく。監督は「ゴースト&ダークネス」「ロスト・イン・スペース」のスティーブン・ホプキンス。


2006/11/10 2007/5/19 主人公は僕だった
コメディ Stranger Than Fiction(原題)
「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォースター監督による奇天烈なコメディ。出演は、最近出まくり状態のウィル・フェレル(日本ではDVDスルーばかりだが)、ダスティン・ホフマンエマ・トンプソンクィーン・ラティファなど。IRS(アメリカ内国税歳入局)の監査員をしているハロルド(フェレル)は、自分の考えや行動など全てを知っている天の声によってノイローゼ状態となる。精神科医(ホフマン)の治療を受けたりするものの効果なし。一方、作家のケイ(トンプソン)は新作の執筆に苦労していたが、なぜか小説の主人公とハロルドは一体化していた。


2006/8/11 劇場公開はされず2007/5/23にDVD発売 キャプテン・ズーム

SF
コメディ
Zoom(原題)
アメリカのコミック「ズーム・アカデミー」の映画化。原作は元スーパーヒーローの子供がスーパーヒーロー養成の学校に通い父親に負けない超能力を発揮するというあらすじで、誰が見ても最近公開されたカート・ラッセル主演SFコメディ「スカイ・ハイ」の2番煎じ。そのためか、映画の方はファミリー版の「ファンタスティク・フォー」といった感じに仕上がっている。主演は「ギャラクシー・クエスト」のティム・アレン。共演にTVシリーズ「フレンズ」でブレークしたコートニー・コックス、「サボテン・ブラザース」のチェヴィー・チェイス、「メン・イン・ブラック」のリップ・トーンなど。
2006/4/14 劇場公開はされず2007/5/23にDVD発売 最終絶叫計画4

コメディ Scary Movie 4(原題)
「最終絶叫計画」シリーズの最新作。人のふんどしで何とやらのこのシリーズも4作目となり、今回も「宇宙戦争」「THE JUON/呪怨」「ヴィレッジ」「ソウ」などの作品がいけにえ(?)にされている。監督は3作目の「最‘狂’絶叫計画」と同じ「裸の銃(ガン)を持つ男」シリーズのデヴィッド・ザッカーで、おバカな大統領役のレスリー・ニールセンも引き続き出演している。シリーズを通してのヒロイン=アンナ・ファリスや友達役のレジーナ・ホールも健在。


2007/5/24 2007/5/25 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
続編
アクション
Pirates of the Caribbean: At World's End(原題)
大ヒットした「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの第3弾にして完結編。幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズと東インド会社のベケット卿が手を結び、海賊たちは滅亡の危機に瀕していた。生き残る手段は“9人の海賊たち”を招集することで、そのうちの一人はあの一匹狼の海賊ジャック・スパロウだった。しかし、彼は現在巨大生物クラーケンに囚われの身となっていた。出演はお馴染みの3人(ジョニー・デップ オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ)に加え、1作目の悪役バルボッサ役のジェフリー・ラッシュ、中国の海賊役にチョウ・ユンファ、さらに「ザ・ローリング・ストーンズ」のキース・リチャーズが、ジョニー・デップ扮するジャック・スパローの父親役で参加している。




2006/11/10 2007/5/26 毛皮のエロス
伝記
ドラマ
Fur: An Imaginary Portrait of Diane Arbus(原題)
ニコール・キッドマンが実在した女流写真家ダイアン・アーバスの半生を演じる伝記映画。1923年にニューヨークで生まれたアーバス(キッドマン)は、18歳で結婚し、夫アランと共にファッション誌や広告の写真を主に手掛けていたが、それに飽き足らず、ポートレート写真の世界に踏み込んでいく。彼女がよく被写体にしたのはフリークスと呼ばれる奇形や性倒錯者など社会から疎外されている人々だったが、写真に対する方向性の違いから夫とは別居(のち離婚)するはめになる。彼女の写真は、最初こそ酷評されたものの、次第に評価されるようになり、大学で教鞭を執るまでになるが、鬱病が深刻になり1971年に自殺している。共演は「グッドナイト&グッドラック」のロバート・ダウニー・Jr、「サイダーハウス・ルール」のジェーン・アレクサンダーなど。


2007/3/23 2007/6/1 ザ・シューター/極大射程
アクション
スリラー
Shooter(原題)
「PLANET OF THE APES 猿の惑星」「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ主演でスティーヴン・ハンター原作の「極大射程」(上下)を映画化。奥深い山中で隠遁生活を送るボブ・リー・スワガー(ウォールバーグ)は、かつてヴェトナム戦争で活躍した伝説的名スナイパーだった。その彼の元に、正体不明の組織から仕事の依頼が舞い込む。しかし、それは罠で、要人暗殺の濡れ衣を着せられたうえ殺されかける。かろうじて生き延びたスワガーは復讐のため、凄腕のスナイパーとしての本領を発揮する。共演は「リーサル・ウェポン」シリーズのダニー・グローバー、「ワールド・トレード・センター」のマイケル・ペーニャなど。監督は「トレーニング デイ」「キング・アーサー」のアントワーン・フークア。




2007/1/26 2007/6/2 鉄板英雄伝説
パロディ Epic Movie(原題)
「最終絶叫計画」シリーズの脚本家ジェイソン・フリードバーグとアーロン・セルツァーがメガホンを取って、最新メガヒット作を徹底的にパロった作品。俎上に載せられている映画は「チャーリーとチョコレート工場」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」「ダ・ヴィンチ・コード」「スーパーマン リターンズ」「スネーク・フライト」「ナチョ・リブレ・覆面の神様」など。


2006/12/25 2007/6/2 あるスキャンダルの覚え書き
ドラマ Notes on a Scandal(原題)
1998年に製作された「恋に落ちたシェークスピア」と「エリザベス」でそれぞれエリザベス1世を演じたジュディ・デンチケイト・ブランシェットが共演。原作は実際の事件をヒントに書かれた「あるスキャンダルについての覚え書き」(ゾーイ・ヘラー著)で、夫も子どももいる40代の美しい教師シバ(ブランシェット)と教え子の15歳の少年とのスキャンダルが発覚し、シバは家族からも地域社会からも糾弾され打ちのめされていく。シバが赴任してきたときからその一挙手一頭足をじっとみてきた60代の女教師バーバラ(デンチ)だけは庇ってくれたが、シバと少年のスキャンダルの全容をひそかに覚え書に綴っていた。


2007/3/9 2007/6/9 300[スリーハンドレッド]
史劇
アクション
300(原題)
「シン・シティ」の原作者フランク・ミラーの同名グラフィック・ノベルを「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダーがスタイリッシュな映像で映画化。原作は、紀元前5世紀のペルシャ戦争で、アケメネス朝ペルシャの王クセルクセス1世率いる500万人のペルシャ軍(歴史家ヘロドトスの誇張で実際は10万人程度だったらしい)を、スパルタ王レオニダス率いるわずか300人の重装歩兵が迎え撃ち、一旦はペルシャ軍が退却を決意するまで追い詰めながら、ギリシャ側の裏切り者の密告で背後を突かれ玉砕した「テルモピュライの戦い」を描いた作品。この出来事は、欧米では日本の白虎隊の悲劇のように有名で、1962年にも「スパルタ総攻撃」のタイトルで映画化されている。出演は「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラー、「ロード・オブ・ザ・リング」のデヴィッド・ウェンハム、「ブラザー・グリム」のレナ・ヘディなど。


2006/12/8 2007/6/9 アポカリプト
史劇 Apocalypto(原題)
監督作「パッション」が予想をはるかに上回る興行成績をあげたメル・ギブソンが、今度は3000年前の古代マヤ文明を舞台にした歴史スペクタクルに挑む。侵入者によってのどかな生活を乱され、恐怖と抑圧に支配された世界への危険な旅を余儀なくされた若者は、絶望的な状況の下、愛する人と家族への思いに支えられ、故郷への脱出を試みる。今回も「パッション」同様、俳優のセリフは古代現地語で、英語は字幕で入る模様。興業面でも柳の下のどじょうとなるか?


2006/10/20 2007/6/9 プレステージ
サスペンス The Prestige(原題)
「X-MEN」のヒュー・ジャックマンと「バットマン・ビギンズ」のクリスチャン・ベールが、ライバル関係にある天才奇術師役で対決する20世紀初頭のイギリスを舞台にした時代サスペンス。原作は、世界幻想文学大賞を受賞したクリストファー・プリーストの小説「奇術師」で、“瞬間移動”を得意演目としていた二人の確執が子孫にまで影響するといった内容。共演はこのところ引っ張りだこのスカーレット・ヨハンソン、「バットマン・ビギンズ」でもベールと共演していたマイケル・ケイン、交流電気などを発明しエジソンとライバル関係にあった伝説的発明家ニコラ・ステラ役にデビッド・ボウイなど。監督は「インソムニア」「バットマン・ビギンズ」のクリストファー・ノーラン。(ついでにエドワード・ノートン主演の「The Illusionist(原題)」ともライバル関係)




2007/3/2 2007/6/16 ゾディアック
実話
サスペンス
Zodiac(原題)
「セブン」「パニック・ルーム」のデヴィッド・フィンチャー監督がアメリカの未解決犯罪史上もっとも有名な事件を映画化。1968年12月20日、サンフランシスコでデート中のカップルが銃撃され2人とも死亡する事件が起きた。目撃者がいなかった為、捜査が難航する中、同様の事件が起き、今度は前回と今回の犯行をほのめかす電話がかかってきて、連続殺人事件へと発展。マスコミには暗号文が送られ、占星術でいうゾディアック(黄道帯)を自らの紋章としてたため、この犯人は以後「ゾディアック・キラー」と呼ばれようになった。その後も犯行が続いたが、犯人を特定できないまま未解決となり現在に至っている。同じサンフランシスコを舞台にした「ダーティー・ハリー」(1971年)は、この事件を基に製作されているとのこと。出演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール、 「追跡者」のロバート・ダウニーJr、「エターナル・サンシャイン」のマーク・ラファロ、TVシリーズ「ER/緊急救命室」のアンソニー・エドワーズなど。


2006/9/8 2007/6/16 ハリウッドランド
サスペンス Hollywoodland(原題)
ベン・アフレック
が実在した落ち目の俳優を演じる自虐(?)サスペンス。共演は「キング・コング」のエイドリアン・ブロディ、「理想の恋人.com」のダイアン・レイン、「ダニー・ザ・ドッグ」のボブ・ホスキンスとこのところ好調の3人。1950年代に始まったTVシリーズ「スーパーマン」で初代スーパーマン役に抜擢されたジョージ・リーブス(アフレック)は、そのイメージが強すぎてその後の俳優活動に行き詰まりピストル自殺してしまう。と表向きには公表されたが、彼の唐突な自殺の謎を探るべく私立探偵のルイス(ブロディ)は調査に乗り出し、リーブスがスタジオの大物重役(ホスキンス)の妻トニ(レイン)と恋愛関係にあったことを嗅ぎ付ける。しかし、ハリウッドの闇に深く立ち入ったルイスも命の危険に晒される。


2006/2/3 2007/6/16 ストレンジャー・コール

ホラー
サスペンス
When a Stranger Calls(原題)
1979年に製作された「夕暮れにベルが鳴る」のリメイク。豪華なお屋敷にベビーシッターとしてやってきた女子高生のジル。夫人が子供たちを寝つかせた後、彼女は留守中を預かり、夫婦は外出していった。それからしばらくして、電話のベルが鳴り響いた。はじめは何も応答がなかったが、それが2、3度続いたころ「子供の様子を見たか」という男の声がした。それは、これからジルを襲う底なしの恐怖を告げる言葉でもあった。


2006/9/8
   ↓
2007/3/16
   ↓
2007/5/4
2007/6/23 ラッキー・ユー
ドラマ Lucky You(原題)
「ハルク」「トロイ」のエリック・バナが若くて才能のあるギャンブラーを演ずるラスヴェガスを舞台にした作品。共演は「チャーリーズ・エンジェル」のドリュー・バリモア、ヴェテランのロバート・デュバルなど。ハック(バナ)はラスヴェガスで開かれるポーカーの世界トーナメントで優勝を目指していた。そんな中、歌手のビリー(バリモア)と知り合い恋仲になる。大会が始まりハックは順調に勝ち進んでいくが、彼の前に立ちはだかったのは伝説のギャンブラーでもあり、母親を捨てたことでハックが憎んでもいる実の父親(デュバル)だった。監督は「激流」「L.Aコンフィデンシャル」のカーティス・ハンソン。


2007/6/27 2007/6/29 ダイ・ハード4.0
続編
アクション
Live Free or Die Hard(原題)
ブルース・ウィルス
の出世作「ダイ・ハード」シリーズの第4作目。独立記念日を狙ってアメリカ全土にサイバーテロを仕掛けるハイテクな悪者に、ローテクなマクレーン刑事(ウィリス)が戦いを挑むという設定。1作目から19年という歳月を物語るようにマクレーン刑事の成人した息子も登場。演ずるのはTVの人気者で「登場ハービー/機械じかけのキューピッド」のジャスティン・ロング。監督は「アンダー・ワールド」シリーズのレン・ワイズマン。






2007/5/18 2007/6/30 シュレック3
続編
アニメ
コメディ
Shrek the Third(原題)
見かけは怖いが心は優しい緑の怪物シュレックとその仲間たちの活躍を描いたドリーム・ワークスのフルCGアニメの第3弾。フィオナ姫の母国“遠い遠い国”の国王で父親のハロルド国王が病に臥してしまった。このままいくと、時期国王はシュレックになってしまうのだが、そんな気はさらさらなく沼で静かに暮らしたいシュレックは、ロバのドンキーや長靴をはいた猫に次期国王としてふさわしい人物を捜すように依頼する。その一方、出来の悪いフィオナ姫のいとこアーティ卿は、王位を虎視眈々と狙っていた。声の担当は、マイク・マイヤーズエディ・マーフィキャメロン・ディアスアントニオ・バンデラスなど前2作でおなじみの顔ぶれが揃っている。




                      
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