合気道は、日本古来の武術で、太祖を大和武尊、始祖を新羅三郎源義光として甲斐武田家に代々伝えられ、門外不出の技法とされていた武術です。
武田流合気術伝書によると、『景行天皇の皇子大和武尊が熊素襲征伐に行く途路、筑前の神代の滝で ”禊ぎの行”をとって自得した技法に始まる。大和武尊は、一子武田王命に宮廷守護の武術として伝えたのが、清和天皇の第六皇子貞純親王から長子経基を経て源氏へと伝承された。新羅三郎源義光は、この武術に実戦を基とした研究改良を加え、義光の第二子義清が甲斐に武田性を名乗った折り家伝武術として授けた。云々』と記されています。
粗野であった我が国古来の武技に、物理学的、力学的法則を、天地自然の理法を通じて体得して現在に継承されています。
長い歴史と百練の技法を研鑽改良し、形競技・乱取試合が出来るまでに発展しました。