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さて、2003年9月27・28日、中央線の上り線(東京行)が切り替わった。準備は順調に進められていたはずだが、当日になって信号機トラブルが発生して切り替え後すぐに運転ができないという始末。
今回は切り替え前と後の構内配線の変化や、周辺の状況などをレポートしていきたい。


<今回の大輸送作戦>

・影響人員は約20万人
・臨時バス約100台によるピストン輸送
・約500人のJR職員らが誘導

工事は三鷹〜立川間13kmで行い、全8回の工事で高架化するもの。完成は2010年度末を予定。高架化によって18箇所の踏切が廃止されることになる。そして今回はその8回中の最初の工事に当り、三鷹〜国分寺間6kmの上り線(東京行)を北側に建設された仮線に移すことになった。これによって、27日の16時過ぎから28日の7時まで三鷹〜立川間の運行を中止し、一斉に切り替え作業が行なわれた。


<三鷹〜国分寺間の配線の変化>

・切替前


・切替後(赤線部分が新設線路、灰色は撤去、水色は閉鎖ホーム)

※細かい渡り線等は、画像の都合上、一部省略しています。また実際とは違う箇所があるため、その部分は後日訂正予定。

武蔵小金井では電車区の関係上、構内配線が複雑になっている。そのため、今回の切り替えに関しては27日の午前中から作業を開始、約1900人の作業員が出動、夜通しで切り替え作業や電気配線工事が行なわれた。

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