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趣
味と言えるほどのものはないのですが・・・
素敵な体験2005.4.2
韓国でNANTAを観ました。死ぬほど笑って,死ぬほど拍手しました。韓国の伝統的なリズムが,ロックのパーカッションとして新しく生きていました。こ
んなパフォーマンスが日本にも生まれて,みんながこの国の音楽も捨てたもんじゃないなと思えるようになるといいですよね。最近津軽三味線や沖縄のメロ
ディーがよく聞かれるようになったのは,素敵だと思います。

よく,おまえにはストレスがないのかと聞かれることがあります。あまりないようですが,気分転換にすることはいくつかあります。
その1 音楽を聴く
大学に車で行く日は,いつも車の中でCDを聞きます。特
にお気に入りのいくつかを挙げてみると,
ブラームス「クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115」:モー
ツァルトの「クラリネット五重奏曲」の後ろに入っていた曲ですが,こっちのほうが大変気に入り,ブラームスを聞くきっかけになりました。修論を書いていた
頃,夜中に一人起きていてさみしいので,小さな音で音楽を流していました。この曲も,何度も聴きました。ブ
ラームスの交響曲やバイオリンソナタ,六重奏曲もよく聞きます。ストレス解消にも,よく効きます。
バッハ「無伴奏チェロ組曲」ヨーヨー・マ演奏:静かな気持ちにな
れます。はじめてCDをかけて,最初の一音がなったとき,当時小学校1年生くらいだった末っ子が「この美しい音は何?」と驚いて聞きました。心に響くチェ
ロの音色です。
『トロイメライ』川畠成道:最近買ったアルバムです。今一番のお気に入り。第一印象は,端
正で,まじめな音だなという感じでした。でも聞くうちに,やさしさと激しさが混ざっていて,耳元で語りかけてくるような気がします。いろいろな困難を乗り
越えて演奏している方だというのを知ったのは,ずっと後です。そういう方の演奏だからいいというのではなく,だだ,純粋に音の美しさに共感します。
その2 映画を見る
・・・といっても,DVDをレンタルしてきて,観るだけです。論文を仕上げた日には,1つ観るのが楽しみです。エマ・トンプソン
が出てくるような,うつくしい風景と優しい人たちの穏やかな映画が好きです。宇宙物とか,拳銃撃ちっぱなしというのは,あまり気が進みません。でも,喜劇
は好きです。
「4ウエディングス」原題はそのあとに,"and a
funeral"と続きます。劇中4つの結婚式と1つの葬式が行われるので,この題になっています。抱腹絶倒,イギリスの喜劇ってこういう会話のおかしさ
なのねと,納得させてくれます。とにかく,涙が出るほど笑いました。
「オーシャンズ11」これは,スカッとする泥棒の話。「スティン
グ」の焼き直し+「7人の侍」の雰囲気といった映画ですが,とにかくスカッとするので,許しましょう。
その3 みんなでいっぱい
これは,だれもが持つ楽しみ。新入生歓迎と言っては飲み,○○先生の集中講義だと言っては飲み,学会発表が終わったといっては飲
み・・・。こういう楽しみが待っていると思わないと,苦しい学生生活はやっていられません。研究は楽しみ半分,苦しみ半分。