(脈診､腹診､経絡診)の4大漢方診察法を総合活用し、
機能的･器質的なアンバランス(陰陽､虚実､寒熱)etc…の病態を、経絡病･臓腑病etc…(病症)を診断し、
(補・瀉)の漢方理論による鍼灸施術にて、
経絡の()に施術し、
体内エネルギーを旺盛にし、
大自然と調和する健康状態へ順応する身体にし、
機能的･生理的にも亢進させ、
ホルモン分泌血液･リンパ液の流れと、
神経系機能の向上と、
疾病への抵抗力の亢進、自然治癒の促進、
ストレスの減少効果により
治癒させる(な、鍼療法)

鍼も灸も急性の病気には直ぐ効きますが、永年の慢性病は組織が
病的変化を起こして居る(その病的変化が常体の様になっている)
ので、これを健康体に変化させるだけでも大変な努力を要します。
従って相当長期間継続治療をせねばなりません。
昔からお灸でなおした病は根切りするといわれていますが、
これは病的組織を根本から健康体に変えるからです。
永年苦しんだ難病が一ぺんでよくなった。
かつぎこまれて来た人が帰りは一人で歩いて帰った。
どんな難病でも一回でなおるから一ぺん行って見なさいと言われて
来たという方が来られますが、皆が皆一回でなおるということはむつかしい事です。
たいした病気でないと思う方が、なかなかなおらなかったり、
実に見るのも気の毒なくらい痛みくるしんでいた難病が、ただの
一回ですっかり楽になったり、治療中さほど効かなかったが
一定期間治療して休んでからいつとはなしに永年の病気がすっかり
良くなり、丈夫になる方(病的組織が健康組織になった為)
年中病身の方が短期間で見違える程丈夫になる方等あります。