2002年炭窯作り

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2000年の窯作りで縁切りの風景
直径6Cm位の枝をまんべんなくしきま 枝の間に軽石を敷込みその上にトタン板を敷また軽石を15ー20Cmくらい敷縁切りが出来ます
2002年窯作り 白沢村尾合原の道路下
縁切り
出来上がった炭が付け根下の部分まで焼き上がるようにするため

げたを履く
下の部分がまだ炭化しないで出来た炭

2000年に作った窯から石を運ぶ前の窯も当たり窯だったので、壊すのは惜しいことです。

石の奥にあるのはかべ(粘土)で石と石をつなぎ合わせるのに欠かせない物の一つです。今回は片品村の星野本三さんの好意で本三さん所有の鉱山から頂きました。

最初にサイズを決めて

奥行き6尺
幅 3尺五寸

煙出しから石を組み始めますここに使う石は薄くて幅広の石が必要で4ー五枚位必要とします。
かべを丁寧に石の間に打ち込んで強度ますようにして積み上げてゆきます

煙りの口は

高さ 木の長さの一割
(4尺の木の場合4寸)
幅  約1尺

煙出しも、煙りの引きが良いと燃えが良く炭が減ってしまい

煙りが出ないとなかなか木に火がつかないので時間がかかり、丁度よい石の並べ方は永年の経験と感が必要となります。

師匠の笛田さんも77歳の高齢になっても年に数回、窯つき(窯作り)をするそうです。

煙出し(煙突)を上からのぞいた写真です

敷石を平らになるようにしいて前ちゅうじの作業に移る。

梁分け(はりわけ)の石積み
煙出しの石積み同様に神経を使う場所で前ちゅうじとともに炭窯の顔になる。

石積みは長い経験が必要とされています

足場組み
天を積む時の足場になったり、天井の形がこの木の枝によって決まります。

2002、10、14

師匠の笛田さん、白沢木炭組合の中村さん、今泉さんと自分で、天上げの作業

快晴の中8時半から始める

昔話をしながらの作業で、いろいろな作業の苦労話を聞くことが出来ました。

石を中心に向かい少しづつ組み積んでゆく
石の間にはカベを入れておくことが大切です
止め石

白炭を焼くのは石窯なので最すべてが石に囲まれています。天井に最後にさす石を止め石といいます。

前ちゅうじも丁寧にカベを石の間に打ち込む

天が、上がり

完成して神主さんに拝んでいただく

12時には終わりそば屋さんで慰労会をして炭窯作りが終わる。