Brain of D

０６年０８月１９日（土）『ピクサー展』

　会場に入るとすぐに巨大なスクリーン（１５０インチが横並びに３枚くらい？）が出迎えてくれる。プロジェクターを４台も使用していて驚いたが、映し出される映像は、彼らの作品と同様に秀逸でユーモアあふれるものだった。この映像であらためてピクサー作品に引きつけられたので、ぜひ、これは何らかの形でＤＶＤ化してほしいと思う。
　広い展示スペースにゆったりと作品が飾られていて、気持ちよく鑑賞することができた。イラストやイメージボードだけでなくさまざまなデザイン画があったし、デザイン画からおこした立体模型なども見る事ができて幸せだった。製作現場の裏側を知る事ができて良かったし、なによりも作り手のぬくもりを感じ取る事が出来てよかったと思う。
　もっとじっくり鑑賞したかったが、７歳と５歳の娘たちをつれての鑑賞には限界があった。一人だったらもっと時間をかけているところだが、そういうわけにもいかなかったので、会場で販売していた作品集を購入して良しとした。つづく。

０６年０８月１６日（水）『夏の思い出』

　夏休み中、毎日「学童」に通っている我が子。お盆の時期は学童保育所も休みになるためこの期間を利用して夏の思い出をつくることにした。
　１４日（月）は、映画「トイストーリー」から最新作「カーズ」までを手がけるアニメーションスタジオの展覧会「ピクサー展」を見に六本木ヒルズへ。親子３人（自分、７歳娘、５歳娘）で電車にゆられ、地下鉄日比谷線を乗り継いで現地に到着したのは１３時頃。蜘蛛のようなオブジェと一緒に我が子を写真におさめてから「ピクサー展」へと足を運んだ。
　つづく。

０６年０８月０２日（火）『フジロックのその後』

　フジロックの興奮さめやらず。とりわけ「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のギタリスト、ジョン・フルシアンテのソロとそれに応える聴衆との一体感が今でも忘れられない。歌は聴いたことがあるがオリジナルは誰の歌だったか思い出せないのが残念だが、彼の巧さに感動した。二日目のトリとしては上出来で素晴らしいライブだったと思う。
　フジロックで出会った人と数年ぶりに、しかも最終日のグリーンステージ「ラカンターズ」出演前のほんのひととき、再会することができた。参加前からメールで何度かやりとりしていたので会えることを楽しみしていたのだが、初日も二日目も願いかなわずだったので今年は無理かなと思っていた。しかしそこにきて最終日の夕方、もうすぐライブが始まるという時間帯で再会できて本当に良かった。嬉しさのあまり「ぎゅっ！」と握手をかわして喜び合ってしまった。いやあ、本当に嬉しかった。話をしてみると結構、同じバンドを観に行ったりしていたようなのだが、まったく気づくことなく最終日まできてしまったことに驚く。そうは言っても、あれだけたくさんの参加者でごったがえしている苗場の会場で今回、数年ぶりに出会えたのだから奇跡としかいいようがない。５分も話しをしていなかったかなと思うけれど、来年もフジロックで会う事を約束してその場をあとにした。
　今年の天候は初日「曇り」、二日目「曇り、たまに雨」、最終日は「ぴーかん」ないい天気で、まさにこれこそがフェスティバルにぴったりといったような晴れ模様だった。ここ数年の雨模様を知るものとしては、比較的過ごしやすかったと思う。初日は雨も降らず曇りで済んだのが良かったし、二日目も午後は雨模様でもそれがいつまでも続くわけでもなかった。１６：３０からの「KEN YOKOYAMA」の時は雨でも、１８：００からの「ソニックユース」や「電気グルーブ」、グリーンステージのトリの「レッド・ホット・チリ・ペッパース」のときにはしっかり雨も上がっていたから、体力の消耗は例年ほどではなかったと思う。当初、今年のフジロックはどうなるだろうと少々不安に思う所もあったが、結果的には「フジロックらしさ」がでた１０周年にふさわしい出来映えだったのではないかと思う。ただ、参加者のモラル次第でもっとクリーンでグリーンなフェスティバルになることは間違いのない事なので、そういう方向で参加する人たちも気にかけてもらえたらと思う。また、今年は「グローバル・クール」キャンペーンの一環として、俳優のオーランド・ブルームらが参加したのも大きな出来事だったのではないかと思う。フジロックをきっかけに自分の身の回りの世界が少しでも広がると、日本の社会も少しはいい方向にいくのかなあなんて思ったりする。音楽が好きなだけ聴けるなんて平和だからできること。そのことをしっかり認識させてくれるのがフジロックフェスティバルでもあるんだと思う。

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