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 適材適所

安倍改造内閣の、石破氏の人事では多くを学ばされました。

総理大臣になるには、原理原則(特に組織の)に忠実でなければなりません。またそれができる
人が総理総裁の器と言えましょう。かつて森喜朗首相が支持率10%で低迷していた時、次期
総理候補と自負していた小泉純一郎氏は何と発言したか? 支持率が20〜30%を切ったら、
内閣は崩壊と判断して間違いないでしょう。時期首相候補としては、そんな国民から見捨てられ
ている内閣には近づきたくない(経歴にキズが付く)と思っているでしょうし、批判してもおかしく
ありません。ところが小泉氏は「森首相を全力で支える」と発言しました。組織の原則を守った
小泉氏こそ宰相の器だったのです。

石破氏は自他共に認める次期首相候補です。安倍首相も、当然それを理解して準備している
のです。石破氏には足を引っ張っているように見えたのでしょうが、教育・訓練をしているのです。
ところが、石破氏は安保担当相を辞退しました。「トップの指示に従うのは組織人として当然」と
言っていながら、従えなかったのです。「自分がこの分野では首相より上」と思っていても、安倍
内閣の中では自己否定しなければなりません。自分が首相になってから思いっ切り辣腕を
振るえば良いのです。こんな簡単な事が実行できない石破氏が、もし今のまま首相になったら・・
必ずや大臣で同様に反逆する人が出て、彼を苦しめる事になりましょう。それが「因果応報」なの
です。その煩悩を消すチャンスでしたが、残念ながら逃してしまいました。
その後、既に安倍首相は幹事長交代を決めていました。にもかかわらず、幹事長職にとどまる事
を公言、これはもちろんトップ批判になります。先の小泉首相との違いはお解りでしょうか? 
自らの希望は、ひそかに直接安倍首相に進言すればいいのであって、それがマスコミを通して
公にしてしまう事で、「自己主張が強すぎるヤツだ」と印象付けてしまいました。個々の政策に
強い・・石破氏には期待しているのですが、今しばらく研修が必要のようです。ぜひ小沢一郎氏の
失敗を繰り返す事なく、しっかり総理を目指して準備してもらいたいと思っています。

ところで、適材適所という観点で、石破幹事長継続がベストの選択と思われます。しかし、次期
幹事長の教育と、石破氏の教育も首相は視野に入れているのです。 我々はその親心を理解する
必要がありましょう。また総裁経験者の谷垣氏の幹事長起用も適材適所の一つと言えましょう。
しかし、幹事長として石破氏は職務を全うしました。幹事長は要職中の要職です。そんなポストに
むしろ手強い人物を置く事で内閣の器が大きくなるのです。企業も大きくなると外部から役員(社
外取締役)を招いたりして器が大きくなるのです。石破氏のような首相に物申すNOマンを側近に
置き、コミュニケーションを密にする事で、さらに器が大きくなるのです。安倍首相にとっても
日本にとっても石破幹事長継続がベストの道でした。
もちろん石破氏にとっては、安保担当相受託がベストの選択だったのでした。


注目の厚生労働大臣は? 期待しておりません。
 



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