私が１４代目です。

　私は、昭和３８年４月生まれ。
生まれながらの越谷育ち。大学時代は神奈川県相模原市に住むものの、卒業後越谷へ。
製薬会社の営業や研究職を経て、私立中学・高校の教師（理科）を１５年。
家の植木の手入れや農作業手伝っているとき、自然の力と有機栽培に興味を持ち就農。

「野菜や木だって生き物。だったら、慣行栽培（化学肥料や農薬を使う栽培）より出来るだけ自然の状態で育てた（栽培）方が
元気な作物が出来るはず。また同じ食べるなら（食べてもらうなら）、自然の恵みがいっぱい詰まった元気な作物が良いに決まってる。」という信念で農業に取り組んでいます。

大学では、公衆衛生学・環境衛生学・微生物学・生化学・臨床生理学・血液学・免疫学（移植免疫）・無機化学・有機化学・分析化学・放射線科学・物理化学・臨床化学・栄養学・労働衛生学・作業環境学など人の健康に係わる科目を学びました。
企業の研究職時代は、免疫学を研究のテーマとして診断薬の開発などに携わってきました。
そして現在は、食品会社において品質管理を担当しています。

「食の安全」、最近よく耳にします。でも、いくらそのようなことを叫んでも生産者・流通関係者・消費者の三者が本気にならなくては「食の安全」なんてハッキリ言ってほど遠いと思います。
私は、生産者の立場から「食の安全」を確立するため、農薬を１年を通して一切使わない土作りを基本とする有機農法を実践するとともに、栽培の経歴を公開することでまず安全のための第一歩となる「安心」を提供したいと考えています。
また最終的には自分の持っている知識と経験をフルに生かし、健康を維持・増進させるためには何が必要なのかを
「食（食生活と食育）」や「生活習慣」さらには、「環境問題」を通して追求し、健康で明るい生活を送るためのヒントを提案して行きたいという夢を抱いています。

販売に関しては、安心を強固なものとするために「直売」を基本としています。
収穫から食卓までの時間が短ければ、本当に完熟した（食べごろの）作物をお届けすることが出来ます。
また「土作り〜栽培〜収穫〜販売」を一貫して行うことにより、すべての工程に責任を持つことが出来ます。
あくまで直接販売を貫くことで、「顔の見える販売」が実現します。
隠し事なしで安心をお届けするために、この一貫体制をこれからも貫くつもりです。

「品質の高い作物を栽培・収穫する」。これは、私とお客様との間に交わされた大事な約束。
これは何が何でも守らなくてはいけません。

特に直売は、品数の充実と販売日と販売時間の拡大をして、お客様とのコミュニケーションを心がけています。
また直売にいらっしゃることの出来ない方のために、産直販売（通信販売）の内容を直売並みに充実させ、
わが家にいらした方と同じ品目をお届けできるようにしています。

「石垣さんの野菜は安心で美味しい！」と誰からも言ってもらえるよう、栽培技術をこれからも磨いて行くつもりです。

　やりたいことは沢山あります。できることから、１つずつ実現するよう日々頑張っています。


私のポリシー

１．「自分で食べたくないもの」は作らない。
２．「うそ・ごまかし」は、必ずばれる。だから、正直に。