その4

リゾート地ではない南の島

イースタン島エコツアー滞在4日目、この日はエコツアー。船に乗り、イースタン島へ渡りました。無人島で、基本的に立ち入りは禁止されていますが、毎週火・金曜日に保護官の引率で上陸できます。極力自然のままの状態を保つため、動物の死骸も土に還るようそのままにされています。コアホウドリのヒナの死骸には、ペットボトルの蓋や歯ブラシなどプラスチックが入っているのが見えます。餌となるイカと間違えて親鳥が採り、それをヒナに与えたのでしょう。消化できないプラスチックが体内にたまり、命を落としてしまうのです。アイアンウッド(松の木の一種)の枝に突き刺さり死んでいるコアホウドリもそのままにされていました。本来ミッドウェイにはナウパカなどの低木しかなかったのです。アイアンウッドは人間が日陰を作るために持ち込んだ木。すごくショッキングな光景でした。人間が入り込むことで起きる自然との軋轢が、これ以上ないっていうほど分かり易く表れているようで、胸が痛みます。

珍しい鳥たち

オオグンカンドリイースタン島にはサンド島にはいない、もちろん世界的にも貴重な鳥がいます。
まず、真っ赤に喉をふくらませたオオグンカンドリを見ることができました。まるでリンゴのかけらをくわえているみたいです!テレビで見たことはありましたが、実物はなかなか見られませんよね。
アカアシカツオドリくちばしが薄いブルーのアカアシカツオドリなーんていうのもいます。(この写真じゃちょっとわからないかな・・・(^^;)

間近に!

去っていくアオウミガメ午後はビーチに出てみました。海の透明度はこの上なし!私が砂浜で海を眺めていると、波に戯れる夫のすぐ近くに何かが近寄ってきました。
な、なに???!と思ったら、なんと体長1メートルくらいのアオウミガメ!近寄ってはいけないないけど、カメさんから近づいて来ちゃった時にはどうすりゃいいの(^^;。こちらが慌てて逃げて水音で驚かせてもいけないので、とりあえずカメさんが通り過ぎるのをじっと見送りました。いやはや、びっくりでしたぁ。


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