その7

いよいよ最終日
この旅行の出発前、「何もないミッドウェイに4日間も滞在したら、することがなくて飽きてしまうかな?」と思っていましたが、飽きる暇なんて全くなく、あっという間に最終日を迎えてしまいました。しかも持ってきた浮き輪やフロートなんて一度も空気を入れることなく、帰りの荷造りをすることになりました。
この日もお天気に恵まれ、島内を巡ったり、ビーチではゴミを拾ってみたり、海を眺めたりして過ごしました。

日が傾きかけると、出発時間もいよいよカウントダウン状態。ギャレイでの食事も名残惜しい…。早めの夕食をギャレイで済ませ、部屋に戻り最終的な荷造りを始めると、コアホウの鳴き声や姿に「まだ帰りたくないよ〜ぉ」とちょっと切なくなってしまいました。そうは言っても、そんな訳にもいかず、部屋を後に。
チャーリー棟前の白いベンチで記念撮影!チャーリー棟前の白いベンチで、みちるさん、あすかさんと記念撮影!

バスで空港まで送り届けられ、まずは滞在中の精算。明細を見て確認するんですが、「あれれ?!!この国際電話料金ってなに?」とよく見ると、通話先はモロッコ。「ひえ〜、私たちこんなところに電話掛けられないです〜、英語もろくに喋れないのに…」とそばにいらしたあすかさんに訴えると、係の人に通訳してくださいました。すると、係の人は苦笑いで了解してくれ、電話料金は精算額からマイナスされました。こんな感じなので、精算の明細はよくチェックしたほうがいいです。(2回目のミッドウェイ滞在でも、ギャレイでの食事の回数が多くカウントされていて、その場で気づかなかったので、多く払って来ちゃいました…あ〜ぁ。)

精算が終わると、今度は出国と搭乗手続きです。
パスポートに記念のスタンプ出国手続き、これがちょっと面白くて、パスポートに「MIDWAY ATOLL」というスタンプをちゃんと押してもらえるんです。公的な意味はないスタンプだそうですが、良い記念になります。搭乗手続き、これもまたナンでして。この当時、ホノルルまでの帰りの便はプロペラ機なので、なんと体重まで計りました。手荷物を持ったまま体重計に乗るので、正確な体重は分かりませんが(おまけに表示はポンドだし、自分にはさっぱりわからない)、なんかね、イヤでしたよ、やっぱり(^^;。

精算も終わり、空港内のギフトショップ(飛行機の出発前だけオープンするんです)を眺めていました。すると、ホノルルからの飛行機の到着が遅れているので、まだ当分出発はできないという連絡があり、「パビリオンバー(現「キャプテンブルックスバー」)までバスが出るから、一杯飲みに行ってはいかがですか?」とあすかさんに教えてもらい、「じゃぁ!!!」と出かけました。お洒落なバーで軽く飲んでいると、「ゴーォォォォ」という大きな音と共に飛行機がやって来ました。だいぶ暗くなってきたノースビーチを眺めながら、本当にこれで帰らなくちゃいけないんだなぁ、と。。。
しばらくすると迎えのバスが来て、空港へと戻りました。

ミッドウェイを出発
19人乗りプロペラ機「G1」私たちが乗るプロペラ機 GI は既に待機していました。

滞在中ホントお世話になりっぱなしだったみちるさんとあすかさんに見送られ、いよいよ飛行機に乗り込みました。なんてったって19人乗りのプロペラ機です。グランドキャニオンで7人乗りのセスナで遊覧飛行をしたことはありますが、こんな小さな飛行機でホノルルまで5時間半も飛べるのかな?と、ちょっと思いました。操縦席丸見えだし、パイロットらしき人が漫画読んでるし、おいおい!って感じです。ただ、そんなこと口に出したら、ただでさえビビっているざぶ夫を余計不安にさせるだけなので黙ってましたけどね(^^;
全員搭乗し(19人だからあっという間)、私たちは一番後ろの2人席に座りました。座席は20あり、一つはスチュワーデスさん用です。リサさんという方でした。
たくさんの方の見送りを受け、G1は午前中までコアホウのたくさんいた滑走路から飛び立ちました。その頃には既に日はとっぷりと暮れていて、もうミッドウェイを上空から見ることはできないんです、残念。
安定飛行(と言っても、ずーっと揺れてましたが)に入ると、リサさんが飲み物とクッキーをサービスしてくれました。揺れるので大変そうですが、慣れた様子で無事完了。
食べ終わって「揺れがすごいな〜」と思ったのは覚えているんですが、その後私はすっかり爆睡。。。
後でざぶ夫から聞いた話ですが、私が爆睡する中、雨が降り、さらに揺れはすごくなり、まるでゆりかご状態だったそうです。そんな状況でざぶ夫は一睡もできず、ひたすら固まっていたんだろな、きっと。私は心地よい揺れ?!の中、熟睡。。。ということで(^^;
天候が悪い中でも順調に飛行は進み、ホノルルは確実に近づいていました。
到着まであと30分ちょっとというところで、私も目を覚ましました。高度もかなり下がって、しばらくするとオアフ島の街灯りが見えてきました。灯りの数を見て「あ〜、ミッドウェイとは全然違う〜」と思いました。ホノルル空港が見えて来て、ふと正面を見ると、前方に滑走路の灯りがだーっと見えたのにはびっくり。青とオレンジの灯りが直線に並び、とってもキレイでした。客席から操縦席が丸見えってことは、外も見えるってことなんですよね。誘導灯に沿って飛行機が着陸していくのがよく分かりました。
無事着陸しタラップで飛行機を降りると、雨上がりのホノルル空港はとっても蒸していました。
既に深夜2時近く・・・(/0 ̄) ふぁ〜眠い・・・と目をこすりつつ、送迎の車でプリンセス・カイウラニホテルへ。
運転手兼ガイドさんもこんな遅い時間に大変です。でも、私たちがミッドウェイから戻ってきたということで、色々聞いてくれました。私たちも眠いのをちょっと忘れ、とっても素敵なところだとPRしてしまいました(^^;
あと、ハワイの地名の由来をちょっと教わり無事ホテルに到着。教わったばかりの「ワイキキ」=噴水、「ワイケレ」=沼などなどを復習しつつ、ベッドに横になるとあっという間に眠りについてしまいました。
・・・と終わるとキレイだったんですが、車などの通りの物音が耳についてなかなか寝付けません。ミッドウェイでは車の音なんてしないし、聞こえるものといえば鳥の鳴き声だけ。たった4日間の滞在でしたが、すっかりミッドウェイの静かな夜に馴染んでしまったんですね。「あ〜、ミッドウェイに帰りたい・・・」と思いつつ、疲れに負けていつの間にか眠っていました。
翌日も、人混みを見ては「C= (-。- ) フゥッ」、排気ガスの匂いを嗅いでは「くさい〜(TωT)」、トロリーバスの事故を目撃しては「\(〇_o)/」ドキドキし、なんだかとっても疲れるホノルル滞在となってしまいました。でも、ミッドウェイの良さを再認識できて、それはそれで良かった、かな・・・(^^;

1999年5月の旅行記が今頃になって完成しました。
またミッドウェイへ渡航できる日が来ることを願って・・・!
最後まで読んでくださってありがとうございました。

2002年11月<ざぶざぶ>

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