京都の紅葉
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平成18年11月18日(土)、京都市の東側を足早に巡ってきた。 朝9時半ごろ京都駅について奈良線で東福寺へ。東福寺に1時間ほどいた後で京阪と叡電で修学院へ。 叡電修学院駅から徒歩で鷺森神社を通って曼殊院門跡へ。曼殊院に1時間ほどいた後で円光寺へ。 円光寺に1時間ほどいた後で詩仙堂を通り越して金福寺へ。金福寺に20分ほどいた後で詩仙堂へ戻る。 詩仙堂に30分ほどいた後、一乗寺付近を散策しながら叡電一乗寺駅へ。一乗寺駅から出町柳駅へ。このとき午後3時半。もう1箇所ほど見られるかどうか微妙なところだったが、南禅寺か永観堂へ行くことにする。 出町柳駅から京阪電車で京阪三条へ。京阪三条から市バス5番で南禅寺・永観堂へ。 インクラインと南禅寺だけ、滞在時間10分足らずの大急ぎで見た後に市バス57番で京都駅へ向かう。 途中道路混雑でバスが進まず、帰りの新幹線の時間が気になる。 東山三条で地下鉄東西線への乗り換えを考えるが結局そのまま降りず。 ところが京阪三条までもバスが進まずいよいよ時間が危なくなる。 とうとう京阪三条でバスを降り、地下鉄東西線と烏丸線経由で京都駅に向かう。 しかし17時すぐの京都発の新幹線にはついに間に合わず、十数分遅い京都発に漸く乗る。 【円光寺】十牛の庭を望む ![]() 今年の京都の紅葉は、1週間ほど遅れている、という話を、出かける当日の朝聞いた。 とはいうものの、急に延期というわけにもいかず、多少の不安は胸にしまって出かける。 京都の紅葉といっても、すべての名所をまわるというわけにもいかない。時間に限りがある。 この日は、主に一乗寺周辺を歩こうと思った。 一乗寺周辺というと、曼殊院、詩仙堂などがあることくらいはなんとなく憶えている。 曼殊院は修学院の方が近いが、徒歩で続けてまわれるくらいのところだ。 詩仙堂も曼殊院も、あまり華やかな記憶がないので、もし紅葉が遅くなっているとすれば、時間が余ると思い、その周辺の円光寺や金福寺も予定に入れる。 ところがこれが正解だった。特に円光寺の写真を見ていただけるとわかると思います。 また、京都に着いてから急遽決めたのだが、東福寺へ最初に行くことにした。叡電への乗り継ぎ駅の出町柳へ1本で行ける京阪電車への乗り換え駅が東福寺だったためで、せっかく東福寺を通るのだからと、乗り換えのついでに寄ったようなものだった。ところがこれも大正解だった。 一乗寺周辺をまわった後で、そこそこ時間があったので、南禅寺へまわってみた。ところが時間がなくなってしまい、結局10分くらいしかその場に滞在することができなかった。おまけに雨もパラパラ降り出してきて、日も暮れてきて、空も曇って暗くなってきて、撮った写真はなんと宵闇の中のようだった。空は白んで写っていはするが、建物や風景は真っ暗になってしまっていた。ストロボをONにしたせいもあるが、そうでもしないとシャッタースピードが遅すぎてブレた写真しか撮れなかったためでもある。載せた写真は明るさとコントラストを調整したもので、この方が実際に見たままに近い。実はストロボOFFで撮ったものもあって、そこそこ明るく写ってはいるが手ブレがひどくてとても見せられるものでない。 時間がなくて永観堂にはとうとう行けなかった。もっとも、南禅寺も永観堂も、紅葉にはまだ少し早かったかも知れない。 というようなことで、少し時期が早いかも知れないが、京都の紅葉の写真を載せました。 |
東福寺 |
臥雲橋から通天橋を望む。
通天橋にさしかかる前の廊下脇から。
曼殊院 |
曼殊院門跡。
曼殊院門跡に向かう上り坂の途中。
円光寺 |
円光寺十牛の庭を望む。
詩仙堂 |
詩仙堂丈山寺。
庭園。
金福寺 |
芭蕉庵。
庭園。
南禅寺 |
南禅寺三門。