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京都の紅葉巡り

京都の紅葉巡り2006年秋・・・修学院・一乗寺

京都の紅葉巡り2006年秋・・・東福寺・曼殊院・円光寺・詩仙堂・金福寺・南禅寺
                   京阪電車・叡山電車


平成18年11月18日(土)、京都市の東側を足早に巡ってきた。 今年の京都の紅葉は、1週間ほど遅れている、という話を、出かける当日の朝聞いた。とはいうものの、急に延期というわけにもいかず、多少の不安は胸にしまって出かけた。
京都の紅葉といっても、すべての名所をまわるというわけにもいかない。時間に限りがある。この日は、主に一乗寺周辺を歩いた。一乗寺周辺というと、曼殊院、詩仙堂などがあることくらいはなんとなく憶えている。曼殊院は修学院の方が近いが、徒歩で続けてまわれるくらいのところだから、曼殊院からまわって円光寺、詩仙堂、金福寺・・・の順にまわって一乗寺駅に出てくることにした。

【円光寺】十牛の庭を望む


京都駅〜観光案内所

朝9時半ごろ京都駅について観光案内所へ。紅葉の進み具合を見る。あと、観光地図(無料)を貰って京都市内地図(100円)を買う。それから、京阪電車への乗換駅を聞いた。JR奈良線で1つめの東福寺駅が京阪東福寺への乗換駅だということだった。
観光案内所は、紅葉見物などの観光客でごった返していた。市バス一日乗車券なども必要かなと一瞬考えたが、市バスで周遊する時間の余裕もないと思い、あとカウンターに並んでいる人がいっぱいで後ろに並ぶのもわずらわしく思ったので、買うのをやめた。

京都観光地図(無料)


京都市内地図(100円)



京都駅〜奈良線東福寺駅〜東福寺

観光案内所で聞いたとおり、東福寺までのきっぷを買って奈良線ホームに向かう。みやこじ快速という快速電車が止まっていてそれに乗る。京都駅から奈良線で東福寺へ。京都に着いてから急遽決めたのだが、東福寺へ最初に行くことにした。叡電への乗り継ぎ駅の出町柳へ1本で行ける京阪電車への乗り換え駅が東福寺だったためで、せっかく東福寺を通るのだからと、乗り換えのついでに寄ったようなものだった。ところがこれがなんと大正解だった。東福寺には1時間ほどいた。山門にいく途中たべものの屋台がいくつかあって、あったかいたべものの湯気の誘惑を振り切るのが大変だった。焼き芋の屋台もあった。あと、じゃこの屋台もあった。じゃこなんかを屋台で売っているものなのだと、ちょっと不思議に思ったりした。でもちょっとおいしそうで、これの誘惑にも負けそうになった。

東福寺山門

何という建物か分からない建物

臥雲橋から通天橋を望む

通天橋を通り抜けたあたり


京阪東福寺駅〜出町柳駅〜叡電出町柳駅〜修学院駅〜曼殊院

京阪と叡電で修学院へ。
叡電修学院駅から徒歩で鷺森神社を通って曼殊院門跡へ。曼殊院に1時間ほどいた。

京阪電車 普通電車 京阪出町柳駅で

京阪電車 特急電車 京阪出町柳駅で

叡山電車 叡電出町柳駅で

叡山電車 茶山付近ですれ違い

鷺森神社

曼殊院門跡に向かう上り坂の途中

曼殊院門跡

門跡前庭園

庭園


円光寺

円光寺に1時間ほどいた。 詩仙堂も曼殊院も、あまり華やかな記憶がないので、もし紅葉が遅くなっているとすれば、時間が余ると思い、その周辺の円光寺や金福寺も予定に入れたのだが、なんとこれが正解だった。特に円光寺の写真を見ていただけるとわかると思います。

山門

円光寺本堂から十牛の庭を望む

十牛の庭を望む

十牛の庭を望む


金福寺

詩仙堂を通り越して金福寺へ。詩仙堂の入り口が分からなかったからだ。金福寺に20分ほどいた。この日は手がかじかむほど寒くて、拝観料300円をポケットから出すときに手がかじかんでうまく出せず、「手がかじかんじゃって」というと、金福寺の和尚さんは、愛想笑いもせず、「今日は寒いからね」といって拝観券を出してくれた。

ひなびた登り口の石段

芭蕉庵

庭園


詩仙堂 丈山寺

詩仙堂に30分ほどいた。詩仙堂はまだまだ紅葉には早そうだった。あと2週間遅かったらちょうどよかったかも知れない
。それでもここは人気のスポットらしく、人の途切れるときがなかった。おなじみの入り口の竹囲み、ここで写真を撮らずしてどこで撮るものか、という人がいっぱいいて、この入り口の前の通りは(車も通る通りなのだが)ひきも切らさず人だかりでいっぱいだった。人が途切れるのを待ちに待って誰も人がいない瞬間を見つけて漸く下の写真を撮った。

詩仙堂丈山寺入り口

石段

庭園

庭園


一乗寺散策〜一乗寺駅〜出町柳〜京阪三条

一乗寺付近を散策しながら叡電一乗寺駅へ向かい、一乗寺駅から出町柳駅へ戻った。
一乗寺周辺を散策する。一乗寺周辺をまわった後で、そこそこ時間があったので、南禅寺か永観堂へ行くことにする。出町柳駅から京阪電車で京阪三条へ向かった。
一乗寺周辺散策では、雲母湯(きららゆ)という銭湯があって、寄って行きたい誘惑に負けそうになった。この日は朝から凍てつく寒さで、金福寺のところでも書いたように、体中が冷え切ってしまっていた。「きらら」というのは、このあたりに「きらら坂」というのがあってそこからついた名だそうだ。叡電の「きらら電車」というのもおそらくそういういわくなのだろうと思う。そこで、ちょっと調べてみたら、叡電の沿線には修学院から比叡山に通じる登山道で「雲母坂(きららざか)」というのがあって、京都の人にはなじみの深い地名だということだ。修学院道から登る説と曼殊院道から登る説と2通りがあって、どちらも使われていた時期があるようなこと、書いてあった。

雲母湯(きららゆ)

叡電きらら電車(出町柳で)

三条大橋


京阪三条〜(市バス5番)〜インクライン〜南禅寺

京阪三条から市バス5番で南禅寺・永観堂へ。南禅寺へまわってみた。ところが時間がなくなってしまい、結局10分くらいしかその場に滞在することができなかった。おまけに雨もパラパラ降り出してきて、日も暮れてきて、空も曇って暗くなってきて、撮った写真はなんと宵闇の中のようだった。空は白んで写っていはするが、建物や風景は真っ暗になってしまっていた。ストロボをONにしたせいもあるが、そうでもしないとシャッタースピードが遅すぎてブレた写真しか撮れなかったためでもある。載せた写真は明るさとコントラストを調整したもので、この方が実際に見たままに近い。実はストロボOFFで撮ったものもあって、そこそこ明るく写ってはいるが手ブレがひどくてとても見せられるものでない。時間がなくて永観堂にはとうとう行けなかった。もっとも、南禅寺も永観堂も、紅葉にはまだ少し早かったかも知れない。インクラインと南禅寺だけ、滞在時間10分足らずの大急ぎで見た。当然、三門にも登らず、疎水水路も見られず・・・。

この門は何門というのか分からない

南禅寺三門

南禅寺〜(市バス57番)〜京阪三条〜烏丸御池〜京都駅

南禅寺・永観堂道停留所から市バス57番で京都駅へ向かう。
途中道路混雑でバスが進まず、帰りの新幹線の時間が気になる。
東山三条で地下鉄東西線への乗り換えを考えるが結局そのまま降りず。
ところが京阪三条までもバスが進まずいよいよ時間が危なくなる。
とうとう京阪三条でバスを降り、地下鉄東西線と烏丸線経由で京都駅に向かう。
しかし17時すぐの京都発の新幹線にはついに間に合わず、十数分遅い京都発に漸く乗ることができた。
時間がなかったので当然おみやげはなし。

おみやげ話

出町柳の鴨川河川敷でヘリコプターが出動してかなり大がかりな消防訓練をやっていた。

消防訓練(午後3時過ぎごろ)

叡電出町柳駅(午前11時40分ごろ)