Brain of D:不定期ダイアリー

日記をつける習慣などありもしないのに、趣味のサイトを立ち上げるただそれだけのために始まったこの記録。読み返してみると自分が何を考えて生きてきたのかがわかって面白いし、その多くはやはりオーディオや洋楽ロック、アニメなどの話題で占められているところに自分らしさを感じる。(07.10.1)

07年5月27日(日)保育の集いin育英短期大学

今日は朝から「保育の集い」に我が子と参加していた。午前中は東京大学の教授で九条の会事務局長の小森陽一さんの講演「平和がいきるとき 子どもの未来が輝く」と題して、自身の子育て体験を交えながら話を聞くことができた。久しぶりに長い話をきいて少し居眠りをしてしまうこともあったけれども、話は大変わかりやすくて良かった。今、大変な時代に生きていることを改めて感じた講演だった。

午後は分科会だったので「こどもの権利条約」に参加した。僕がこの条約を知ったのは高校生(90〜91年頃)の時で、校則問題なんかにも興味があった時期だったので、こどもの権利条約も少し学んだ覚えがある。

日本は94年に「こどもの権利条約」を批准している。政府とNGOなどの民間団体双方がそれぞれに条約の実施状況などをレポートとして国連に送っているが、政府の方はどうもやる気がないようでレポートの作成もすすんでいない様子。

条約を守らせるためには、国連の警告も大事だけれども、なによりもこの国に住んでいる国民が政府の対応にしっかりと注目していくことが必要だと感じた。
改憲問題も含めて大いに平和を願う国民の側からの声を広く世間に発信していくことがとても重要だと感じた。

公務員はまず日本国憲法を守る立場で政治を行って欲しいと思う。国民は選挙で選んだ議員の行いをしっかり監視して、自分たちの未来を託せるのが誰なのかしっかり見極めるべきだと思う。今の政治はあまりにもひどすぎる。

そんなこんなを考えた一日は、子ども達も満足だった様子。映画を観たり、リズムをしたりで家でテレビばかりみている時とは違って大いにストレス発散ができたのではないかと思う。

07年5月24日(木)Comic Life Deluxeがおもしろい!

雑誌「MacFan」でも紹介されていた「コミックライフデラックス」をApple Storeで購入した。僕のiMacG5はver.10.3.9でバージョンを止めてあるのでギリギリ購入対象だった。

で、早速インストールしたのだが、特にマニュアルを見るでもなく「コマ割り」テンプレートから適当なものを選択すればコミックの制作がスタートできる。作成に使用する素材は、iMacに保存してある画像を選んでコマ割りの枠内にドラッグ&ドロップするだけ。台詞をいれるための吹き出しも同様にテンプレートがあるのでこちらもドラッグ&ドロップ。

ストレスなく簡単にコミックが作れるのが素晴らしい。

07年5月15日(月)「BeatSound vol.8 2007」を読んだ

今回の特集は、いまこそ聴くべき「ロック名盤100+α」1976〜1985だった。リニューアルされて2冊目となる今季の表紙は文字もすっきりと整理され、与える印象は好感のもてるデザインになってきたと思う。

リニューアルしたばかりの感想はどちらかというとマイナスイメージが強く、取り上げる作品も1960年代からだったのが個人的には好ましくなかった。過去の作品にスポットライトを当てるのはいいけれども、せめて80年代くらいからの作品にしてほしかった。

紙ジャケCDは、パッケージとしてはプラケースよりも好き。しかしながらどうしても過去の作品が目につくので、紹介されても今さらな気分になってしまう。たぶん、これがU2の紙ジャケCDやアナログ盤のレビューだったら記事を読みあさったに違いない。※U2の紙ジャケCDなんて発売していないけれども・・・

アーティストに対する興味がそのまま記事への関心につながっているから、誌面をつくる編集の方々も読者の反応を感じ取りながらというのはそれなりに大変なのだろう。実際、読者層は40代を中心にその前後というような印象だし、そういう方々を視野に入れた企画で多くの記事が構成されているように感じる。

「ロック名盤100+α」も次の号では年代も1986〜2005になっているのだろうけれども、もっと最近の洋楽ロック事情をふまえた記事が読みたいと思う。なにも洋楽ロック専門誌なみの情報を読者に提供しろとは思わないけれども、ソフトとハードの融合でもっと気持ちよく好きな音楽が聴けることを知らせるような内容にしてほしい。

MP3プレーヤーやパソコン、ミニコンポで日常的に音楽を聴いている音楽ファンにステップアップしたくなるようなオーディオの記事をたくさん掲載してほしい。スピーカーケーブル1本で音は変わるんだし、セッティングも含めた音楽ファンのためのオーディオ記事が欲しいなあと思う。それはコンマ何ミリまでセッティングをつめろなどという話ではなくて、もっと気持ちよく聴ける方法があるのなら積極的に知らせていくべきだと思うから。

で、そういうことは誌面でもやるし、ウェブでも誌面連動型でやったほうがいい。

宇多田ヒカルとか呼んで自分のアルバムやお気に入りのアルバムの試聴なんかの記事があってもいいと思うんだけれど。ミニコンポからはじめてハイコンポ、セパレートの3種類くらいで聴き比べなんかしたら面白いだろうと思う。割と洋楽系なアーティストの方が好きだけれど、氷川きよしだっていいと思うんだよなあ。

「音を想像する時間、ありますか」のキャッチコピーは、「グサッ」ときた。

07年5月9日(水)いま世界がおもしろいを読み終えた。

不破哲三著「科学の目講座 いま世界がおもしろい」を読んだ。 3部構成の本書はそのどれもが著者の講演をもとにしたもので、現代社会における世界のとらえ方がわかりやすく書かれていて、おすすめの本だと思った。

第1部 いま世界がおもしろい
第2部 マルクス主義と21世紀の世界
第3部 科学的社会主義の研究方法について

第1部は、ソウルフラワーユニオンも出演した日本共産党主催「赤旗まつり」の科学の目講座での話がもとになっています。

第2部は、第2回日中理論会談での中国社会科学院における学術講演からですが抵抗なく普通に読めるます。

第3部は、中国・マルクス主義研究院との理論交流でのお話。

不破氏は日本共産党中央委員会の元委員長で、現在は党付属の社会科学研究所で所長をしている方です。

話の内容はどれもわかりやすく丁寧に書かれており理解がしやすいです。世界を4つのグループにわけることでより、リアルに世界の変化を読み取ることができる、激動の情勢のただ中に自分たちもいるんだなということを強く感じるができた。

・アメリカ中心の一致団結は過去のものになった
・社会主義をめざす国としての中国、ベトナム、キューバ
・植民地・従属国が独立国の巨大な集団に変わったとしてアジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々
・ここでも「資本主義万歳論」は通用しなかった、旧体制が崩壊した旧ソ連・東欧の国々

などなど、誰が読んでもワクワクする内容だと思いますし、こういう授業を学校で受けたかったなあと、僕なんかは思ったりします。歴史や政治のちょっとした勉強にもなるし、よりよい未来・社会を展望する上でも有意義な1冊だと思いました。ちなみにマルクスは「資本論」のマルクスです。

07年5月6日(日)今日から仕事だった

今日はだいぶ体調もよくなって普通に起きることが出来た。朝食を済ませ仕事に出かけたが、午前中は仕事をこなすのがけっこうしんどかった。それでも調子を取り戻すことができ午後から定時までは普段通りのリズムで仕事に打ち込むことができた。

日曜日ということもあり、今日はFMラジオとトランスミッター装着のiPodを持参して音楽を聴きながら入力作業や訂正の作業をしていた。日曜出勤は自分だけではないので、自分で聴き取るのが精一杯というくらいの小音量で「BEGIN」や「チャーリーとチョコレート工場」「U2」なんかを聴いて一日を乗り越えた。

07年5月5日(土)ゴールデンウィーク終了

残念ながら明日から仕事がはじまる。休日早々から体調を崩し、布団からはなれられない状態になったから、今年のゴールデンウィークは病欠で終わった。つまらない休みを送ったものだと思うが、日頃の疲れが出てしまったのだと思えばあきらめもつく。