Brain of D:不定期ダイアリー

日記をつける習慣などありもしないのに、趣味のサイトを立ち上げるただそれだけのために始まったこの記録。読み返してみると自分が何を考えて生きてきたのかがわかって面白いし、その多くはやはりオーディオや洋楽ロック、アニメなどの話題で占められているところに自分らしさを感じる。

07年6月22日(金)VARTTINA(ヴァルティナ)のCD

国内盤(邦盤)が発売されていないらしく、仕方がないので非CCCD仕様の輸入盤を購入した。日本国内でのプロモーションも観たことがなかった(レコード店やネット通販など)ので知らないのも当然だったのかもしれないが、国内盤を発売して欲しかったなあと思う。特に彼女ら「ヴァルティナ」をあつかったファンサイトもない感じだし、そういう意味でいうと国内盤に付属するライナーノーツは貴重な、日本のファンにとっての情報源なんだよなあって思う。

たまたま、思い出したようにヴァルティナのサイトを観に行って新譜が発売になっていることを知ったから、こうしてアルバムを手に入れることが出来たけれどもその行為がなかったらその存在すら知らずに過ごしていたということを考えると、日本国内でのプロモーション活動が少しくらいはあって欲しいなあと思う。

前作「Iki」までは国内盤が発売されていたのだけれども、売れ行きが芳しくなかったのだろう。と、勝手に推測するのだけれども「ビヒマ」なんて凄いアルバムも出しているんだし、その後のメンバーの脱退などもあって大変だったようだけれども今作「MIERO」は「ビヒマ」くらいに良いアルバムになったと思うから、日本国内のプロモーターは野外フェスティバルなどに呼んで、その実力を披露する場を彼女らに提供して欲しいなあと思う。

で、国内盤のライナーは是非「大友良則」さんに書いて欲しいと思う。

07年6月11日(月)やっぱり楽しいオーディオ生活

720円+税で読めるお得なオーディオ(再)入門書。麻倉怜士氏は本書にもあるようにオーディオ・ヴィジュアル評論家であり津田塾大学で音楽学の講師もしている方。AV専門誌への記事もよく見かけるし、メディアへの露出もそれなりにあり、AV関係の方達の中では世間一般などでの認知度はある方なのではないか。

オーディオ店でのイベントで麻倉氏が来店するということで話を聞きに行ったこともあった。途中からの参加だったけれども、話は大変わかりやすいし丁寧だったしとっつきやすい感じの評論家だなという印象だった。

で、「やっぱり楽しいオーディオ生活」なのだけれども、これからオーディオを始めようという人やその趣味を再始動される人などには最適だと思う。そもそも本書を書かれた動機がそのような世代というかそういう層を意識して書かれたこともあって、オーディオの歴史についても疲れない程度の文書量で構成されているし、もっといい音(自然な音)で聴くためのノウハウもぎっしり詰まっている。また、著者の音が良くなる裏技なども紹介されているのがいい。

また、iPodを代表格としてデジタルオーディオプレーヤーについても章をもうけてあり、iPodユーザーでもある著者ならではの視点で書かれた文章は読んでもためになる。ホームオーディオよりもポータブルプレーヤー主体の音楽生活を送っている人でも参考になると思う。

ホームシアターについてもiPod同様に章をもうけてあり、オーディオの基本である2chステレオができれば5.1chサラウンドへのステップアップも少しの投資で出来るし、ピュアオーディオを犠牲にしないでホームシアターも楽しむためにはスクリーンとプロジェクターの組み合わせが良いなど、より実践的な提案がされていて音と映像の両方を追求する楽しみも提案している。

はじめに 〜オーディオをもう一度趣味として取り戻すために〜
 第1章 いい音で聴けば、音楽はより感動できる
 第2章 ふたたびオーディオに浸りたい
 第3章 CDにもう一度聴き惚れる
 第4章 さあコンポを新調しよう
 第5章 コンポを120%使いこなす
 第6章 もっといい音を聴きたくなったら
 第7章 おじさんのためのiPod入門
 第8章 パソコンでもいい音で聴こう
 第9章 マルチチャンネル再生に挑戦
第10章 高音質ホームシアターにようこそ
おわりに  〜音楽があれば愉しく生きていける〜

この書籍に共通して言えることは、具体的で理解がしやすいように書かれていること。音楽が好きな人には是非、読んでもらえればと思うしそのことで毎日の音楽生活がいままで以上に充実したら、それはすごく素晴らしいことだと思う。

07年6月10日(日)「アニメ主題歌大全集」とオレ

先日、NHKで放送された「BS永遠の音楽・アニメ主題歌大全集」という番組をみた。 水木一郎(マジンガーZ)や堀江美都子(アニメソングの女王!)、前川陽子(キューティハニー)、串田アキラ(戦闘メカザブングルの歌が好き)、森川美穂(ふしぎの海のナディア)、高橋洋子(新世紀エヴァンゲリオン)、井上あずみ(天空の城ラピュタ)、五篠真由美(ふたりはプリキュア、ふしぎの島のフローネ)、鮎川麻弥(小公女セーラ)などなど、途中からみたのでこの辺のメンツしか観られなかったけれど満足度は大変高かった。※森川美穂は声が絶好調で、気持ちよく聴けた。鮎川麻弥には機甲戦記ドラグナーの主題歌「夢色チェイサー」とか歌って欲しかったなあ。それとも歌ったのか?。いなかっぺ大将の歌はやっぱり天童よしみに歌って欲しかった。若い演歌歌手の方も上手だったけれど、でもやっぱりねえ・・・・・。

それからはもうYOUTUBEでその手の映像がないか検索。探したらやっぱりあった。映像を見つけて初めて知ったのが、チャーリー・コーセーが出演していたこと。チャーリー・コーセーが歌う「ルパン三世」には感動した。ほんとほれぼれして聴き入ってしまった。YOUTUBEだから映像の質はたいしたことないけれど 観ることが出来て良かった。この時ばかりはリアルタイムでみたかったなあと思った。他には仮面ライダーBLACK RXを歌っている人の映像なんかも見つけた。この人が宮内タカユキっていう人なのかと初めて知った。もちろん歌は良くってこちらもほれぼれ。

そんな番組に触発されて、最近はアニメのサントラを聴くことが多い。仕事中も頭の中はアニメソングが鳴っているような状態。フジロックも来月に控え、モードを洋楽ロックにしようと思っているけれで、もう少しこの感じは続きそう。手持ちのアニメのサウンドトラックで好きな歌だけパソコンに入れて聴いてる。「ガンダム」や「ジブリ作品」「エヴァンゲリオン」や「ふしぎの海のナディア」「劇場版 鋼の錬金術師」や「仮面ライダーBLACK RX」「超時空世紀オーガス」や「アリオン」「宇宙船サジタリウス」や「機甲戦記ドラグナー」「絶対無敵ライジンオー」などなど。

で、気づいたのが「超時空要塞マクロス」の音楽CDは持っていないということ。BGM集は1枚だけ持っているのだけれども、それはホントBGMだけで歌は一切収録されていない。 なので、「マクロスソングコレクション」を購入しようと思った。ちなみ、マクロスの音楽を作曲していたのは、先日、肝細胞癌で急逝された羽田健太郎氏。お悔やみ申し上げる。 題名のない音楽会も観ていたので大変残念だ。飯島真理(リン・ミンメイ役)が歌う劇場版マクロスの「愛・おぼえていますか」やテレビシリーズの「ランナー」もいい歌。 機動戦士ガンダムがリアルロボットアニメの金字塔だとしたら、超時空要塞マクロスは「SFアニメの金字塔」。バルキリーが格好良かった。特にロイ・フォッカータイプの。