[Home] [位置] [自然] [伝説] [怪奇] [行事] [道の駅どうし] [道志村地名のルーツ]
[現在に伝わる文化] [道志村の施設] [山行記録] [自己紹介] [更新履歴] [参考資料] [リンク]
道志村は見渡す限りの山、また山、山。南に丹沢山塊、北に道志山塊と二つの山塊に挟まれ、その間を道志川が流れる典型的な∨字渓谷である。
その渓谷のわずかに開けた土地にへばりつくように村人は生活している。
御正体山(みしょうたいさん) 標高1681.6メートル
道志山塊の最高峰。同時に丹沢山塊にもこれ以上の高峰はない。
御正体の「正体」は「神体」を意味する。山頂には御正体権現が祀られ「甲斐国志」によると御正体権現は天候を司る神としてあがめられてきた。江戸時代の文化12年には妙心上人が山中で入定し即身仏となっている。上人を慕う人たちが講を作り信者は周辺の道志・谷村にとどまらず相模・武蔵まで広まった。
周囲は御正体山自然保全地区、山梨森林百選に指定され山梨百名山にも選定されている。
大室山(おむろやま)標高1587.6メートル
標高は1600mに満たないが非常に大きな山である。昔は大群山と書いたらしい。群は古い朝鮮語で山の意味、大群は大きな山を意味する。古くから富士隠しと言われた大室山は道志村の山体信仰の神体だった。月夜野と大渡の間から見る大室山は麓で道志川・神ノ川が合流し東西に鐘撞山・加入道山を従える姿は威厳に満ち信仰の的となったのもうなずける。山頂には大室権現が祀られている。
東北面の大室川にはカワノリがあり、県自然記念物に指定されている。山梨百名山に選定されている。
以下は「甲斐国志」の一文である。
「大群山 高山ナリ麓ヨリ登ルコト五十町余頂二大群権ノ社アリ此ノ峯富士ノ東面ヲササフ故二武蔵ニテ富士隠トイフ」
今倉山(いまくらやま)標高1470メートル
東峰と西峰からなる双耳峰で東峰に三角点がある。御正体山の北東に位置し、御正体からのびる尾根の途中に道志村と都留市を結ぶ道坂峠があり、峠のトンネル脇に登山道がある。トンネルの両脇には普通車数台分の駐車スペースがあり、道志村側には小さな社がある。
頂上は小枝に囲まれており展望はない。
山梨百名山に指定。
加入道山(かにゅうどうさん)標高1418.4メートル
菰釣山(こもつるしやま) 標高1379メートル
武田軍が小田原攻めの時にコモを吊して進軍の合図をしたところから来ているといわれているが、他にも相州と甲州の国境争いの時、この頂にコモを吊して目印にしたともいわれている。いずれにしてもコモを吊したわけだ。
赤鞍ヶ岳(あかくらがたけ) 標高1299メートル
菜畑山(なばたけうら) 標高1283メートル
山名の山は「ウラ」と読むのが正しいそうだ。地元の人間も今では「ナバタケヤマ」と読んでいる。山頂は開けており東屋が建てられている。西側には御正体山や今倉山、その向こう側には富士山、南側には加入道山や大室山、ほかにも丹沢山塊の山々が見える。
山梨百名山に指定。
鳥ノ胸山(とんのむねやま) 標高1207.8メートル
江戸時代には「殿ムレ山」と呼ばれていたらしい。由来がわからなくなって、今の字があてられ、まるで違う山名になってしました。
大室権現のある大室山に従う山という意味のようだ。今ではそのまま「トリノムネ」と呼ぶことが多い。
登山道入り口には「道の駅どうし」があり、駐車場として使う登山者は多い。
大界木山( 標高1246メートル)
鐘撞山(かねつきやま) 標高900.2メートル
その名の通り頂上には小さな鐘が吊り下げられている。鐘撞山を神奈川県側に下ってゆくと道志川最大の支流である神ノ川が流れている。神ノ川には長者舎と呼ばれる場所があり、ここには「鐘撞山と長者」の伝説が残されている。果たしてこの鐘はそのときの鐘なのだろうか?だとしたら400年以上も前に設置されたことになる。まさかね・・・一度登ってみてみたいが、いろんな山行記録などを見てみると素人の私ではちょっと尻込みしてしまい、未だ見たことなし。
年間平均気温・・・ 11度(年間最高気温34度/年間最低気温−5度)
年間平均降雨量・ 2,223mm/最新積雪40cm
七滝・・ 段瀑 七段になっていることからこの名が付いた
落差約100メートル
近寄ることは出来ない
雄滝・・直瀑:落差約10メートル位
雌滝・・分布瀑:落差約10メートル位
国道沿いに数台分の駐車スペース有り
国道から徒歩約10分
直瀑:落差約5メートル位かな?
村営道志の湯から約5分