AudioRock:不定期ダイアリー

日記をつける習慣などありもしないのに、趣味のサイトを立ち上げるただそれだけのために始まったこの記録。読み返してみると自分が何を考えて生きてきたのかがわかって面白いし、その多くはやはりオーディオや洋楽ロック、アニメなどの話題で占められているところに自分らしさを感じる。(07.10.1)

08年01月31日(木)スーパー・ハイ・マテリアルCD

<SHM-CDとは>
従来のCD素材とは別種の液晶パネル用途のポリカーボネート樹脂を使用することにより、さらに透明性を向上させた新たな高音質CD。

<DISC特性>
・ コンパクトディスク・デジタルオーディオ規格に準拠
・ すべてのCDプレーヤーで再生ができます
・ CDとしてバランスのよいDISC特性を実現
・ こだわりの生産で高音質を優先

<音質>
・ 透明感ある音質を実現
・ 解像度が大幅に向上
・ バランスのとれた音質
・ 歪感が少なく、低域の量感不足も解消

※詳しくはユニヴァーサルミュージックのサイト

職場の音楽仲間の話で初めて知ったSHM-CD。洋楽ロックに関するカタログは今月23日の発売が第1弾だったようで、その音楽仲間は「ジミ・ヘンドリックス」と「マーズヴォルタ」のSHM-CDを購入した。

僕は、気になりつつも持っていなかった「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」のSHM-CDを30日に手に入れた。従来盤を所有していないため、比較はできないので、折を見て音楽仲間と聴きくらべを実施する予定。

その音楽仲間が所有するオーディオシステムはBOSE。僕の方は、ティアックのCDプレーヤーとサンスイのプリメインアンプとオンキヨーの2wayスピーカーでやったら面白いかなあと思う。オーディオシステムの傾向が違うはずなので、1つの作品で4回の聴きくらべが出来たらいいなあ。

自宅にどちらかのシステムを持ち込めたらの話だけれども「したいなあ・・・」そういう遊び。本当に音質の向上が認められて、どのディスクでもそれが確認できれば凄いことだと思うし、音楽CDの音質向上もまだまだやれることがあるんだなあって思うと、わくわくしてくる。

ガラスCDも気になるところだけれども、価格の折り合いがつかないからそういう方向に行くのは本当にコアなファンを対象とした作品に限られるだろうけれども、SHM-CDくらいの値段(2800円)なら、洋楽国内盤が2500円くらいだから、音質のために300円くらい投資するのはいいかなあと思う。

08年01月25日(金)最後はアニメ版「鋼の錬金術師」

劇場版「鋼の錬金術師」をみて原作コミックが凄く気になっていたのだけれども、わりにギャグが多く、手に取るのを躊躇していた。 どちらかというと、漫画よりも総合芸術としてのアニメーションに心惹かれるところがあるのだけれども、この作品に関してはテレビシリーズの1話か2話くらいしか見たことが無かった。

それでも、気持ちの片隅にはこの作品の事が強く存在していたので、劇場版DVD(通常盤)を購入した。僕のお気に入りになった。(作画レベル高い) そんな劇場版DVD体験から数年して、最近とうとう第1巻を手にした。レジに向かい帰宅して読んだ。もちろん我が子を寝かしつけてから。

で、はまった・・・・・・・・。

翌日2〜6巻、7・8巻、さらに翌日には9〜12巻、13〜17巻、さらに翌日には最新刊の18巻まで購入し読み終えた。「ハガレン研究所」や「パーフェクトガイド」なども程度の良いものを探して手に入れた。

漫画作品でこういう経験をしたことは、20代〜現在までの10数年間は全くない。良い出会いを34歳にして、してしまったという感じ。そんな原作漫画の良さにつられて、テレビシリーズもレンタルDVDで1話〜18話くらいまでみてしまった。テレビシリーズもなかなかのクオリティで、自分が見ても十分に耐えうるものだったし、話によっては目を見張るハイクオリティな作画やストーリー、セリフまわしがあった。※監督は水島精二という人。アニメファン歴の中でこの方の名前は記憶に無い。

音楽は大島ミチルが担当している。その昔、NHKスペシャルで放送された「大英博物館」でエレキバイオリンの篠崎さんという男性の方と、2人で「式部」というユニットを組み、番組に曲を提供していた。僕はその頃からの大島ミチルのファン。

ただ、1点テレビシリーズで不満があるとすればオープニングとエンディングの曲くらいだろうか。作品とマッチしていない。曲を売るためだけに流しているのではと思うよな印象を強く持った。テレビシリーズのために書き下ろされた曲で、はじめと終わりを飾って欲しかった。 従来のアニメの場合、テーマソングが終わってストーリーが始まるけれども、この作品の場合はストーリーが始まって、しばらくしてオープニングが挿入されるといった具合。これには少々うんざり。こういう展開だと聴かざるを得ない。 もっと作品の世界観にマッチした良い曲があると思うんだけれど・・・。

はやりのJ-POPな曲を採用するんじゃなくて、本当にいい曲を提供して欲しかったなあ。本当にいい曲は口ずさめるし、心に残るし、作品とともにいい思い出になるはずなんだよなあって思う。そこのところだけは残念だ。

でも、テレビシリーズのDVDは、最終巻くらいは手元に置きたいと考えている。新品で購入したいところだけれども難しい。中古で安く揃えられればそういう方向で行きたい。

原作はまだ「ガンガン」で連載しているので、立ち読みしないでコミックが発売されたらワクワクしながら読むつもり。

この作品、雑誌サイズでコミックが発売になればいいのに。大友克洋の「AKIRA」みたな感じで読めたら嬉しいなあ。

08年01月07日(月)モービルフィデリティ盤 U2

手に入れることが出来なかったので、行きつけのオーディオショップでお借りした。

発売20周年記念初回生産限定盤と比べてどちらが好みの音かというと、残念ながらお借りしたモービルフィデリティ盤の「THE JOSHUA TREE」の方だったりする。

20周年記念盤よりも、モービルフィデリティ盤の方が音が図々しくてゴリゴリ感があって、はっきり主張してくる。11曲名の「MOTHERS OF THE DISAPPEARED 」の前奏のギリギリ音なんて、凄くリアルで曲のイメージが変わりそうなくらい。

20周年記念盤よりももう少し音に厚みがあって、楽器やボノのボーカルにも熱を感じる。真剣に聴けばより違いがわかる。BGM的に聴いてもきっと違いに納得すると思う。

オーディオシステムによっては、その違いの差をあまり感じないかもしれないけれども、チャンスがあるなら是非聴いて欲しいと思う。

レンタル期間は1ヶ月間。2月にはお返ししなければいけないので、しっかり聴きたいと思う。