AudioRock:不定期ダイアリー

日記をつける習慣などありもしないのに、趣味のサイトを立ち上げるただそれだけのために始まったこの記録。読み返してみると自分が何を考えて生きてきたのかがわかって面白いし、その多くはやはりオーディオや洋楽ロック、アニメなどの話題で占められているところに自分らしさを感じる。(07.10.1)

08年3月26日(水)フジロック08まであと4ヶ月

出演者の発表もまだまだこれからという感じ。宿泊先の申し込みでは、浅貝地区は落選、現在みつまた地区の結果待ち。プリンスホテルはホント取れなくなった。体力的にキャンプは遠慮したい。オートキャンプもどうかと思っている。

ドキドキよりも、恒例行事と化しているので参加して当たり前な状態にある。勤務希望も毎年それにあわせて休みを取らせてもらっている。大変にありがたい。職場には感謝している。

健康にだけは十分に気をつけようと思う。今年も運動(ウォーキング)をして3日間しっかり楽しめるような体力をつけておこうと思う。また、我が家の保育園児が今月末で卒園するので、通勤は自動車から自転車に切り替える予定。自動車通勤で30分程度、自転車でも40分くらいで職場まで着くはずなので。

自転車と自動車を上手に使い分ければガソリン代もあまりかけずに済む。普段、あまり乗っていない自転車(MTB)で健康づくりと貯まったお金(ガソリン代)はフジロック貯金にするつもり。

フジロックに「アデル」や「小島麻由美」、「パールジャム」や「R.E.M」、「Deep Forest」などを期待している。日本人だったら「平沢進」とか「ソウルフラワーユニオン」が聴きたいなあ。

08年3月22日(土)最新刊「鋼の錬金術師」第19巻

テレビや劇場版とは違う原作コミックならではのストーリーが面白い。作者・荒川弘の中ではすでに終わり方を決めているらしいが、「ガンガン」では連載も続いているのでついついページを開いて読みたくなってしまう。でも我慢。

一冊まとまったものを読んだ方が話も理解できるし、つまみ食いよりもフルコースで読む方が内なる充実感や満足度が高くていいかなあなんて自分にいい聞かせている。でも読みたい。

で、とうとう19巻の発売となったわけだけれども、アニメとは違うホーエンハイムの活躍がなかなかいい感じ。原作コミック版のホーエンハイムに好感がもてる。ホーエンハイムの話だけで終わってしまう19巻ではないけれども、彼の活躍にも期待したいところ。

08年3月22日(土)映画「アップルシード・サーガ」

早速、「エクスマキナ」を観た。まあ、面白かったけれども観ていて残念に思うことも少なからずあった。まず、作画。テレビゲーム「ファイナルファンタジー」を想像させるような人物描写とでも言おうか、立体感や影の付け方などどこか中途半端な感じが否めない。リアルな描写ではあるのだけれども、どこかテレビゲームのキャラクターを強く意識させるような作画クオリティに、前作の方が個人的には良かったなと思ってしまう。

2つめにキャラクターの造形。前作「アップルシード」にも登場した、ナオミや義経、ブリアレオスを含めて、その違いを感じすぎてしまうのだ。前作は前作、今回は今回と割り切ってしまえば済むことなのかもしれないが、前作がある以上そういう割り切りがなかなかできないでいる。デザインがゲームキャラクター寄りなのがいただけないのかも。前作の、どちらかというとアニメよりなデザインに僕は好感を持っている。

3つめに声優陣。デュナン・ナッツは前作同様に小林愛だった。ショックなのはブリアレオスが山寺宏一だったこと。悪くないけど前作の渋くてごついブリアレオス(小杉十郎太)に好感をもっていただけに、そういう意味で残念だ。ナオミや義経、アテナも含めて僕は前作の声優陣を支持したいなあと思う。

最後にストーリーとしては、やはり前作の「多脚砲台」の話はドキドキワクワクだった。今回の「エクスマキナ」は、クオリティの高さを認識するところも多いのだけれども、力の入れ具合というかバランスをちょっと間違ってしまったのではないか。

もう何回か観たらまた印象も変わるかもしれないが、現時点での感想はこんな感じ。

08年3月20日(木)映画ドラえもん「のびたと緑の巨人伝」

以前から約束していたとおり、娘達(9歳・6歳)をつれて近所のシネコンへ出かけた。9時〜11時までの2時間しっかり観てきた。でも、その前に700円もするドラえもんのポップコーンを買ってから・・・・・。

ドラえもん映画特有の出会いと別れは相変わらず健在だった。そこに大人社会でいうところの環境問題をドラえもん流に練り込んでなかなか見応えのある内容だった。

映画をみていて思い出したのは、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」だった。火の7日間や汚染された世界が元の姿を取り戻すあたりはまさにそれだと思った。

作画も劇場版らしくよかったし、使用される音楽も劇場版にふさわしくて印象に強く残った。今回はかなり音楽に力をいれたのだろうか?。

そういえば、のび太くんの家や町並みがそれまでの映画とは比べられないくらいリアルに描かれていたように思うのは僕だけではなかったと思う。とても生活感のある作画に好感をもったし、そこで暮らしている様子を感じられてそれが作品に深みを与えたように思う。

久しぶりに劇場で観たドラえもん映画だったが、2009年春の公開も決定している様子。こどもがみて楽しめるのは言うまでもないが、親たちをも唸らせる内容を次回も期待したい。

声優陣も制作陣も新しくなった「ドラえもん」のこれからが楽しみだ。

08年3月17日(月)後編「神々のシンフォニー」

1曲目「GOTHICA」邦題「ゴシックの夢」で衝撃的に幕を開ける本作。いきなり心をわしづかみされてしまった。「かっこいい」の一言で片付けられない荘厳なプロローグ。

2曲目「嘆きの天使」が本作の方向性を決定づけるかのよう。「シンフォニー」「大いなる世界」「SANVEAN」と続き、劇場版ポケモンの主題歌にもなっている「ビー・ウィズ・ユー〜いつもそばに〜」が6曲目に登場。デュエット曲になっているポケモンソングだが、こちらのヴァージョンはロックバンド「KISS」のポール・スタンレーが担当している。解説を読んで驚いたけれども、自分の耳で確かめて2度ビックリした。

でも、素晴らしい。ポール・スタンレーとサラ・ブライトマンのデュエットがこんなに良いなんて思わなかった。個人的に「KISS」のアルバムは1枚くらいしか持っていないけれども、この曲なら我が子と一緒に何回でも聴けそうだ。

どの曲も末永く聴いていけるような良い曲ばかりだと思うけれども、サラのために書き下ろされた10曲目「LET IT RAIN」などは聴きやすくて特に気に入っている。13曲目「RUNNING」や日本盤のみのボーナス曲「禁じられた色彩」などは、日本人にもなじみ深いメロディでより親しみをおぼえるのではないかと思う。

宇宙のごとく広がり続けるサラ・ブライトマンの音楽性を楽しみつつ、大友良則さんの解説も充実している日本盤を購入したのは正解だったと思う。

※コピーコントロールCDじゃないのも良かった。前作「ハレム」はそんな訳で輸入盤を手に入れた経緯があったから・・・。

08年3月17日(月)前編「神々のシンフォニー」

これまでのアルバムとは世界観の異なるジャケット写真。「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」から今回の新譜にいたる一連のアルバム群の中で一番好きなジャケット写真は「ラ・ルーナ」だったりするのだが、「神々のシンフォニー」のヴィヴィッドな色遣いやデザインセンスに、新しいサラ・ブライトマンを見る(聴く)思いがするのは僕だけだろうか?

青と白を基調として彼女の黒髪が幻想的で印象的でいつまでも眺めていたくなるような「ラ・ルーナ」とは対照的に、闘う彼女=サラ・ブライトマンがいる、そんな雰囲気を漂わせるアルバムジャケットだ。

まだ、歌声さえも聴いていない状態なのだけれども、劇場版「ポケットモンスター」の主題歌なども収録されていて話題にはことかかない本作は、全14曲で内1曲が日本盤のみのボーナストラックとなっている。

解説は今回も大友良則さんが担当している。2007年12月にはサラ自身にインタビューもしており、曲ごとにつけられたサラ自身の言葉と解説がアルバムを楽しむ手助けをしてくれるだろう。

08年3月11日(火)アデル降臨!!

さっそく届いたアデルのアルバム「19」。iTunesで聴いたとおりのシンプルさもあるけれども、軽快でノリが良くて歌唱力抜群で、かなり聴かせるアルバムだ。

どの曲も変化に富んでいてキラリと光る個性がちりばめられている。本当に19歳?と思わせるくらいに完成度と満足度の高い作品で、これがデビュー作というのだから驚く。

国内盤は全15曲でうち3曲はボーナスとなっている。初回限定スペシャルプライスで1980円だから購入するなら今がお買い得だし、満足度の高い買い物だと思う。

ライナーノーツは伊藤なつみさんが書いている。ちなみに僕のおすすめは、10曲目の「My Same」。

是非、彼女をフジロックのステージで聴きたい。オレンジコートかレッドマーキー辺りで!。

08年3月10日(月)アデルのジャケ写も素敵だ!

しんぶん赤旗3月7日付け9面「CDセレクト」にて紹介されているアルバム「19」。女性シンガーソングライター・ADELE(19歳)のデビュー作。

新聞記事だけでは興味が湧かなかったのだけれども、iTunesStoreでも紹介されていたので聴いてみた。年齢不相応なハスキーボイスとシンプルな曲構成で雰囲気満点。「ニーコ・ケース」や「ノラ・ジョーンズ」を思い浮かべてしまった。
※レビューを書いている赤尾美香さん曰く「つづれおりのころのキャロル・キングを彷彿とさせる」とのこと。

全曲試聴したわけではないので、感じたことと違うこともあるのだろうけれども、このアルバムは購入するに値する素敵な作品だと思った。そしてジャケット写真が美しい。CDのようなプラケースで見るよりも、縦・横30cmのLPで眺めたくなるような出来映えだ。

輸入盤LPで欲しいところだけれども、便利な音楽CDで手元に置くことにした。

08年3月9日(日)平沢進と映像作品:始まりはオーガン!

平沢進を知ったのは、オリジナルビデオアニメーション(通称:OVA)「デトネイター・オーガン」だった。作品の内容的には「宇宙の騎士テッカマン」を想像していただくのがいいのかなと思う。結果的には人類同士の戦いだったという悲しい話。

宮崎駿には久石譲、押井守には川井憲二、スピルバーグにはジョン・ウィリアムズみたいな感じで、映画「東京ゴッドファーザーズ」や「パプリカ」の今敏(こん・さとし)監督には平沢進という具合。

で、平沢進を意識したのは「デトネイター・オーガン」ではなくて、それから10年後くらいに観た映画「パプリカ」だった。パプリカのサウンドトラックには「白虎野の娘」という作品が収められている。彼のオリジナルアルバム「白虎野」からの提供らしいが、この曲が気に入ったので「パプリカ」オリジナルサウンドトラックを購入して通勤の車中でよく聴いている。

サントラ中のその他の曲も良いのだけれども「白虎野の娘」は特に気持ちいい。高揚感とスケール感のある不思議な曲は、映画「パプリカ」にピッタリだと思う。

「デトネイター・オーガン」のサウンドトラックには「山頂晴れて」や「魂のふるさと」が収録されている。当時はオーガンの世界観に、この音楽作品がマッチしているのかよくわからなかったし、どちらかというと違和感をおぼえたような気がする。ただ、曲のパワーというか破壊力みたいな他を圧倒するような存在感は十分にあったことだけは確かだと思う。

いつも、何かを通じて彼「平沢進」を感じていたので、この際思い切って彼のオリジナル作品を購入することにした。

08年3月7日(金)オアシス&サラ・ブライトマン

職場から帰宅する途中、コープに寄って刺身の盛り合わせ(半額)と奥さんのデザート用にとモンテールの洋菓子を買った。いつもより遅い夕食をすませ後片付けがすんだら自分の部屋へ直行。22時頃からアンプに火を灯し、CDプレーヤーの電源をON。ついでにiMacの電源もONにしていつものようにブログやニュース記事の閲覧。

今夜はUKロックバンド「オアシス」のアルバム「モーニング・グローリー」から聴き始めた。全曲リピートで3回くらい聴いて、アルバムの良さを再確認。最近のオアシスは聴かないけれども、このアルバムは好きだ。他の人にもすすめられる良いアルバムだと思う。

ロックなアルバムのあとは、先月新譜もでたサラ・ブライトマンのアルバム「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を全曲聴いた。バカ売れしたアルバム「ラ・ルーナ」も好きだけれども、このアルバムも気持ちよくサラの歌声が楽しめる。