AudioRock:不定期ダイアリー

日記をつける習慣などありもしないのに、趣味のサイトを立ち上げるただそれだけのために始まったこの記録。読み返してみると自分が何を考えて生きてきたのかがわかって面白いし、その多くはやはりオーディオや洋楽ロック、アニメなどの話題で占められているところに自分らしさを感じる。(07.10.1)

08年5月18日(日)BEST 500DISC 1980-1989

「rockin'on BEST 500DISC -1963-2007-洋楽ディスクガイドの決定版!ロッキング・オンが選んだ究極のロック名盤500枚」の内、80年代(タイトル数95)を対象に自分が所有している作品を確認してみた。

    <1980年(昭和55年)〜1989年(昭和64年)>

  • ジョン・レノン「ダブル・ファンタジー」
  • U2「WAR」
  • ユーリズ・ミックス「スイート・ドリームス」
  • R.E.M.「マーマー」
  • U2「ジョシュア・トゥリー」
  • ザ・ストーン・ローゼズ「ザ・ストーン・ローゼズ」

たったの6作品。所有率6.3%は各年代で一番所有率が低い。学年でいうと小学2年生〜高校1年生。洋楽ロックに対する意識がこれっぽっちもない時代で、総合芸術としてのアニメーションに一途だった時代でもある。リアルタイムで洋楽ロックを聴き始めたのが1994年、就職してからなので、小学生時代は無いにしても、中学生時代にこれらのアルバムと出会い聴き込んでいたなら、視野の広がり方も違っていたかもしれない。

中学時代にU2の「Sunday Bloody Sunday」聴いときたかった。中学時代の英語の授業で聴いたのはジョン・レノンの「イマジン」だった。

08年5月14日(水)しんぶん赤旗とボブ・ディラン

しんぶん赤旗日刊紙08年5月9日(金)付け「潮流」からの記事を紹介したい。ちなみに「潮流」とは、新聞メディアの朝日で言えば朝刊下段に掲載されている「天声人語」や読売で言えば「編集手帳」などのコラムの事。

アメリカの歌手ボブ・ディランが、またもや話題をよんでいます。彼の伝記映画と銘うつ「アイム・ノット・ゼア」が、日本でも公開中です。▼といっても、ただ年代をおって歩みをふりかえる作品ではありません。肌の色も性も違う六人の俳優が、ディランを演じ分けるのですから。実験的な映画づくりで、彼の複雑な人間像に迫ろうと試みます▼一九六〇年代、世界中の若者が口ずさんだ「風に吹かれて」「時代は変る」の作者ディランも、ことしで六十七歳です。革命の夢や反戦を歌った時代。聴衆から「裏切り者!」とののしられたころ。聖書の世界に入っていったとき。そして今は? 詩人としての彼は、ノーベル文学賞候補にも名前があがっています▼先ごろ、NHK衛星放送で、アメリカの雑誌がまとめたロック音楽の「偉大な楽曲500選」を紹介していました。一位はディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」(転がる石のように)」。彼が一九六五年発表した曲です。▼いい服をきて、一流校で学び、外交官とぴかぴかの馬に乗り、ダイヤの指輪をはめ、全部うまくいったと思っていた「あんた」だったが、今は宿なし。「どんな気がする/・・・ころがる石のようなことは」(片桐ユズル・中山容訳)▼皮肉なまなざしで、人生の転落を歌います。しかし今きくと、より広い意味あいもおびてくるように受け取れます。失職したり社会の助け合いからはじかれたりして一歩ふみ外せば、転がる石のようなめにあう現実がある、と。

しんぶん赤旗は、日本共産党の機関紙。ついこの間も、ソウルフラワーユニオンのDVD「ライブ辺野古」を紹介していた。日本共産党が嫌いな人、興味のない人でも1年間くらい日刊紙(朝刊)を読んでみるとRockな記事に出会えると思う。商業メディアの一般新聞に掲載されないような、格差社会を生きていく上での重要な情報もかなりあるし、世界の激動も他紙に比べてよく掲載しているように思う。なかなかロックな新聞だと思うのは俺だけかな?

08年5月10日(土)部屋の模様替え

これがなかなか大変。正方形(縦4.5m×横4.5m)の俺の部屋には、押し入れなどの収納スペースがない。あるのは作り付けのラック(本・CD・DVD・LPなど収納)だけ。

当然、物が増えればそれらは床に置かれたり、空いているラックのスペースがあればそこに収まる。約12畳の部屋にはスピーカー4本、アンプ6台、プレーヤー類6台がオーディオラックやオーディオボードを挟んで床に設置してある。

今回、オーディオまわりの掃除をきっかけに、機器の配置変えをした。オーディオラックから引きづり出したCDプレーヤーを別のラックに入れ替えたり、物の収納に使っていたワカツキのオーディオラックを同じシリーズのラックと合体させて積み上げたり、なかなか大変だった。

機器の配置変えがなかったとしても、オーディオまわりにたまる誇りを掃除するのは大変なこと。オーディオラックの中の隅から隅まで掃除機をかけたり、布でふいたりするには機器をどかさなければいけないし、機器の天板には当然のことながら埃が積もるわけで、綺麗になるまでにはそれなりの時間を要することになる。

部屋の模様替えといっても、気分転換になるような模様替えではなくてオーディオの操作性やケーブル類の長さを見越した上での配置を考えながらなので余計に時間がかかる。オーディオとともに映像関係の機器(AVアンプ、DVDデッキなど)もあるからさらにややこしい。AVアンプの背面はケーブル類が非常に多く、外したり接続したりに時間がかかる。

我が家のAVアンプはモノラルパワーアンプ2台と接続して使用することがあるため、それとのかねあい(配置場所)も重要になってくる。今更モノラルパワーアンプ2台を使わない音なんて考えられないし、AVプリアンプ+モノラルパワーアンプ2台による再生があればこそ、映像も引き立つというもの。

結局、ラックをふやしたりなんだりで12畳の部屋は一回り小さくならざるを得ない。そんな一回り小さくなった部屋に、パソコンのための机やプリンターがある。プリンターどうにかしたいなあ。

こんな部屋でも好きな物にかこまれて居心地がいいので良しとしたい。