AudioRock:不定期ダイアリー

日記をつける習慣などありもしないのに、趣味のサイトを立ち上げるただそれだけのために始まったこの記録。読み返してみると自分が何を考えて生きてきたのかがわかって面白いし、その多くはやはりオーディオや洋楽ロック、アニメなどの話題で占められているところに自分らしさを感じる。(07.10.1)

08年9月30日(火)RADIOHEAD 10.5LIVE

来週はいよいよレディオヘッドのライブ。そこでアルバム"IN RAINBOWS"を久しぶりに聴こうと思ってラックから取り出したのだけれど、元に戻して"OK COMPUTER"を聴いている。

思い入れからすると後者の方が強く、ライブで気分を高揚させるために前者は必聴。

やっぱり"OK COMPUTER"を聴く。良い感じ。とても10年前の作品とは思えない。個人的にどの曲が好きなのかはよくわからないけれど、6曲目の"KARMA POLICE"と10曲目"NO SURPRISES"が聴きやすくて好み。聴いていてつかれない。これが終わったら"IN RAINBOWS"にする。

ちなみに"KID A"系のアルバムは苦手。聴きこんでいない。これを気に個人的レディオヘッド祭りをライブ当日まで続けていくのもいいかも。

"IN RAINBOWS"聴いている。このアルバムに限らずJBLやBOSEなどのアメリカ製スピーカーで聴いたら印象も違うかも。今度、職場の同僚の家におじゃまして聴かせてもらおう。

08年9月26日(金)「歌の国」アメリカ

"「歌の国」アメリカ 女性は何を歌ってきたか"の連載が、しんぶん赤旗08年9月18日(木)付け(毎週木曜日掲載・全五回)で終了した。筆者は和田靜香さん。

  • 第1回目「表現を切り拓いたジャニス」ジャニス・ジョプリン他
  • 第2回目「愛も人生も自ら動かす」パティ・スミス他
  • 第3回目「したたかで優れた表現者」マドンナ他
  • 第4回目「自らが変革の権利を手にした」アラニス・モリセット他
  • 第5回目「カントリー音楽は心の歌」ディクシー・チックス他

まとめて読むと、もっと流れがよく分かっていいかなと思う。

08年9月16日(火)THE SLIP 22,102/250,000

国内盤の購入を予定して、間違って輸入盤を手に入れてしまった。ちょっとショック。日本語訳で欲しかったし、数百円の差なら国内盤と思っていたから。まあ、訳はほとんど読まないので気にしなければいいのだけれど、予定していたものと違うものが手元にあるというのは、なんだか残念でならない。

で、さっそく仕事の帰りに愛車バモスに取り付けてあるアルパインのCDチェンジャーにセットして聴きながら帰った。今回のアルバム"THE SLIP"は歌ものだけれど、前作"GHOSTS"の方がハードで格好いいと思った。前作は2枚組、今作は1枚10曲入り+DVD付き。

帰宅後、夕飯を済ませ、小学1年生の宿題を観てあげて、風呂に入って、布団に入って今日はバーバパパを読んであげた。寝かしつけて自分が起きるまでの1時間、気持ちよく自分もしっかり寝てしまった。これから約2時間は自分の時間。さっそく、アルバム"THE SLIP"を聴く準備に取りかかる。

アンプに灯が入ったら、CDプレーヤーの電源をONにする。スーパーツイーターはとりあえずOFFにした。CDトレーに"THE SLIP"を置きクローズ。データを読み込み収録時間が表示されたら再生開始。※アンプに灯が入るまでが少々やきもきする。

やはり今回のアルバムはこれまでのものと比べるとおとなしめの印象。"GHOSTS"が格好良すぎたのか?。でも、いつものNINE INCH NAILSの音。リズミカルでノイジーは相変わらず。2曲目の調子がずっと最後まで続けば印象も変わったかもしれないけれど、やがて収束していくその感じがなんとなく寂しい。

左と右のスピーカーの間はだいたい2mくらい空いている。当然のことならが真ん中に音は定位している。その間の壁には100インチ(4:3)のスクリーンが吊してある。映像もないのに音だけがただ真ん中に定位して聴こえるって、"NINE INCH NAILS"に関して言うとちょっと不気味。

音については、"Tannoy Canterbury15"だからだと思う。耳に突き刺さるようなハイクオリティ・サウンドとは違う。でもそれくらいで丁度良い。永く聴くにはそれくらいでないとつらいと思う。もとめるサウンドが違う人には面白い音ではないと思う。"NINE INCH NAILS"なら突き刺さるくらいがいいのだろうけれど、どうなんだろう?。

世の"NINE INCH NAILS"ファンがどんな音で聴いているのかは、大変興味のあるところ。ラジカセで聴いてもサウンド面で面白味に欠けるだろうから、やはりここは一つ、アンプ、CDプレーヤー、スピーカーの3点セットで30万円くらい投資すると面白くなるのでは。

無料でダウンロードさせてくれる太っ腹な"NINE INCH NAILS"ことトレント・レズナーだけれども、パソコンの貧弱なスピーカーで聴いて欲しいとは思っていないだろう。聴き方としてはそれも一つの方法としては有りだけれども、音楽を楽しむという面からするとやはり専用のオーディオ機器を使って聴いた方がもっと作品と向き合えると思うから、ある程度の投資はしたほうがいい。

トレント・レズナーおすすめのオーディオセットがあったら面白い。購入しやすいように全て国内メーカーの製品で組み上げる。別にトレント・レズナーでなくてもいいのだけれど"NINE INCH NAILS"ファンの音楽評論家やオーディオ評論家が組み上げてくれてもいい。むしろそちらのほうが現実味がある。ステレオサウンド別冊ビートサウンドなんかがそういうのやってくれるといいなあ。それも30万円、50万円、100万円コースなどで、国産、海外入り乱れでかまわないから企画してくれ。

08年9月14日(日)Tannoy Canterbury15の足下

気になっていた低音による床鳴りについては、TAOCのオーディオボード導入でひとまず落ち着いた。落ち着いたのは自分の気持ちであって、やはり完全に床鳴りを止めることは出来ないし、ボードを敷いたことによる音の締まりを実感でき、ほぼ満足のいく結果が得られたので気持ちが落ち着いたというのが正しいと思う。

そんな訳で、世界中のダンスフロアで愛されダンス・ミュージックUnderWorldのBorn slippyやNINE INCH NAILSのアルバムGORSTなどを聴いている。こういった曲を聴くときはスーパーツイーターをオフにしている。聴き始めはオンでもいいのだけれど、さすがに何度となく再生を繰り返すと耳が疲れるし、オフでも充分に楽しめるからそうしている。

プリアンプのボリュームとスーパーツイーターのダイヤルを絞ってやればオンでもいいのかもしれないけれど、その辺は適当にしている。昔だったらもっと積極的にいじっていたかもしれない。

TAOCのオーディオボードはカタログ中、最も面積の大きい物で厚みも5cmあるものを選んだ。色も濃いめの焦げ茶色。2枚必要だったのでそれなりに出費がかさんだ。スピーカーは人生を通じてこれ以上購入する予定は無い。足下もしっかり固めて末永く気持ちよく聴ける音にしたいし、いずれ購入するものなら早めの方が良いと思ったのでお店の人に相談をして決めた。