09年3月28日(土)オーディオ小僧の食いのこし

五味康祐氏の著書「オーディオ巡礼」以来、久しぶりに購入したオーディオ関連の書籍が、牧野良幸氏の「オーディオ小僧の食いのこし」。AUDIO BASIC MOOKとして発売された。

 

内容は「ソノシートからホームシアターまで、昭和〜平成オーディオクロニクル」と題して、思い出話とそれにまつわるちょっとした解説、挿絵(イラスト)で構成されている。かなり読みやすい、というか見やすいというべきなのか、著者のオーディオ年代記なので、同じような時代を過ごした人にとっては凄く懐かしいだろうし、共感をもって接することができる内容だと思う。著者は1958年生まれ。

 

適当に興味のあるところをペラペラめくりながら、読んだりイラストを眺めたりしていると、趣味でオーディオをしている身としても共感する部分はいくらでもあるし、良い音を求めて試行錯誤する様子を自分と重ね合わせたりして楽しめる。

 

1973年生まれの僕としては、カセットテープの話にものすごく共感した。

 

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09年3月16日(月)ジャイアントロボ −地球が静止する日−

リアルタイムで今川版「ジャイアントロボ」にふれてきた一人として、09年2月24日、BSアニメ夜話で「ジャイアントロボ」が取り上げられたときはうれしくてたまらなかった。が、すっかり見忘れてしまい未だに後悔の念でいっぱい。

 

だから再放送を切に願うし、BSアニメ夜話のDVDもしくは書籍でもいいのでジャイアントロボグッズを発売してほしい。

 

そんな"ジャイアントロボ"フィーバーは、現在サウンドトラックを聴くという行為によりさらに加熱している。

 

作品にかかわった天野正道さんの作曲も素晴らしければ、ポーランド国立・ワルシャワフィルハーモニック・オーケストラが奏でる音楽も素晴らしい。

ちなみに、よく聴いているCDは"管弦楽曲ジャイアントロボ1完全盤"。APOLLON INC.版でジャケットが真っ青で金色でタイトルが印刷されているもの。

 

ライナーで天野正道さんが語っているのは"今回は映像を離れて純粋に音楽作品としてもちゃんと成り立つ曲を作ってみようということ"、そして"映像に合わせる部部のあとに、その曲のオマージュをふくらませたかなり長い部分を作ることにした"、との事。"勿論ジャイアントロボから派生した音楽"であるとした上で、"後期ロマン派から今世紀半ばぐらいのクラシック音楽の延長として聞いていただけたら幸いです"、という内容。

 

また、ワルシャワフィルを使った理由について"数多くの現代の名曲を初演、再演していますし、良い意味において仕事ずれしていないからなのです"、だそうだ。

 

現在、入手できる"ジャイアントロボ"の音楽CDには限りがあるが、聴いたことのない人がいれば是非、聴いて欲しいし廃盤になっているサウンドトラックについても是非、今一度再発売して欲しいと切に願う。またそれが高音質CDならさらにうれしさ倍増。そうなった暁には、全てのジャイアントロボ音楽CDを買い直ししたいと思う。

 

ちなみに、僕が欲しいのは"ジャイアントロボ5"のサウンドトラック。うっかり購入し忘れたまま、廃盤状態がずっと続いている。

09年3月4日(水)バッファロー・スプリングフィールド

職場の同僚からすすめられて、昨日から聴いているのがバッファロー・スプリングフィールドの2ndアルバム"アゲイン"。解説は天辰保文さんで1989年5月の日付になっている。1967年12月発表らしいこのアルバムは、彼らが残した3作品の中でも最も評価が高いとのこと。そして、60年代のロックを代表する作品として語り継がれているアルバムでもあるらしい。

 

そんな事全く知らずに、同僚から名盤だからとすすめられるがままに聴いている。名盤かどうかの結論は、まだ自分の中では出せていないのだけれども、大変耳なじみのよいサウンドであることは確かで、そんなことも手伝ってヘヴィーローテーションで聴いている。

 

この"アゲイン"の1曲目MR.SOULのリズムが、俺にはローリングストーンズの曲に聞こえてしようがない。とてもよく似ていると思う。

 

本作は現在、SHM-CD仕様で手に入れることが出来る。