AUDIOROCK:不定期ダイアリー

09年6月15日(月)レコード再生

別冊ステレオサウンド「アナログレコード・リスナーズバイブル」という本を購入したのがきっかけで、またレコードを聴き始めている。

所有しているレコードは、そのほとんどがアニメのシングル盤。洋楽ロック関連のLP盤でいったら2枚しか持っていない。NIRVANAの"UNPLUGGED IN NEW YORK"とBjorkの"VESPERTINE"だけ。

 

アニメのシングル盤で好きなのは、銀河漂流バイファムのA面"HELLO VIFAM"っていう歌。国安わたるが歌う、ミスター味っ子のA面曲"ルネッサンス情熱"とかB面の"心のPhotograph"なんかも好きでよく聴く。

他にも、機動戦士ガンダムZZや重戦記エルガイム、機甲戦記ドラグナーや超音戦士ボーグマン、ドラゴンボールZや赤い光弾ジリオンなんかも聴いている。

 

そんな訳で、とりあえずターンテーブルマットを買い換えた。東京防音株式会社から出ている"ULTIMA TURNTABLE MAT"。振動吸収ゴム「ハネナイト」と使用している製品。

 

ついでに今まで使用していたスピーカーケーブル(オルトフォン+WBTバナナプラグ)をレコード用にしたので、CD再生用に青いケーブル(ZONOTONE+WBTバナナプラグ)を購入した。

ゾノトーン

 

レコードプレーヤーは、CEC社製"BD-6000"というやつ。ベルトドライブ式で30年から35年以上前に僕の父親が購入したものを勝手に借りて使用している。

以前にオーディオショップで観てもらって、RCAピンプラグなんかは新しいものと交換済み。カートリッジはその時に、オーディオテクニカ社製(4000円程度)のものに新調した。

CEC BD-6000

 

で、レコードを再生した感想はというと懐かしさもあるのだけれども、その操作(動作・行為)が新鮮というかなんというか。再生するまで(音を出すまで)のプロセスがCD再生とは違って多少の手間がかかるんだけれども、味わい深い。針がレコードの溝をトレースしていく様が、音楽を再生している気にさせる。

CDに比べればノイズも乗るし、自動で曲をリピートしてくれるわけでもないのだけれども、文化を享受しているって気にさせるし音だって別に悪くない。手間暇かかる分、気持ちよく聴いてやろうっていう気にさせる。

 

ながら聴きしているとあっという間に、A面が終了してしまう。ある意味、レコード再生の方がもっと音楽と真摯に向き合えるんじゃないかって思える。