AUDIOROCK:不定期ダイアリー

09年9月17日(木)BEATLESリマスターCDの比較試聴

先日、お世話になっている行きつけのオーディオ専門店で、先頃発売されたTHE BEATLES BOXの中から、アビーロードとリボルヴァーの従来品との聴きくらべをさせてもらった。

従来品とリマスターCDの何が違うのだろうと興味津々だったが、修復しリマスタリングして良かったと思える作品に仕上がったと思えた。

比較試聴すると、従来品の音はスピーカーの中あるいはその周辺で細々と音楽を奏でているような印象で、やはり昔の作品といった趣を感じた。

リマスターCDは、音楽に開放感をもたらし音の一つひとつがスピーカーから飛び出したくてどうしようもないといったような、音楽を楽しむ上でとても好印象な作品として聴くことができた。

聴き比べたことでその差が良く分かったが、この修復とリマスタリングによってビートルズサウンドの音質は、音楽CD作品のあらたなスタンダードに到達したのだなと思った。

今回のリマスターCD発売によって、ビートルズはあらためてその存在を印象付けたし、これまでにも増して作品は末永く愛され続けていくのだろうと思う。09年9月9日の全世界同時発売はファンでなくても印象に残る凄い日になったんじゃないかと思う。


<試聴システム>

  1. スピーカー:ターンベリー/SE(UKのタンノイ社製)
  2. プリメインアンプ:アキュフェーズ社(音はドライな印象)
  3. プリメインアンプ:ラックスマン社(音はウェットな印象)※共に日本製
  4. SACD/CDプレーヤー:SA-50(日本のエソテリック社)

09年9月13日(日)ザ・ビートルズBOX届く

音楽CDでは、久しぶりに大きな買い物をした。ビートルズのCDはほとんど持っていないので一揃えできる良いチャンスだと思った。リマスタリングされたモノラル盤CDも聴いてみたいけれど、ステレオ盤を購入した。熱狂的なファンでもないので、あえてモノラルを購入することに意味を見いだせなかったから。

MONOBOXを購入して、あとから少しずつステレオ盤を収集していくっていうのもありかもしれないけれど・・・。※U2でそのようなヴァージョン違いがあったら購入していたと思う。

で、最初に封を開けたのは"アビーロード"。比較できる作品がこれだった。聴いてみて最初に感じたのは「音がきれいだなあ」っていうこと。もちろん違和感が無かったわけではないけれども、慣れだと思う。ステレオ盤どうしの比較じゃあまり新鮮味がないかというとそんなことはまったくない。音源の修復とリマスタリングの成果を十分に感じることができる。

購入して良かったと思うし、カンタベリー15(イギリス・タンノイ社製スピーカー)で聴ける喜びもあるなあって思った。