AudioRock:不定期ダイアリー

2010年2月27日(土)タワレコで観てHMVでお買い上げ

どのアルバムも聴いたことがなく完全に"ジャケ買い"状態なのだが、アルバムジャケットが素敵でかっこいいだけで終わらないところがいい。

"CHARLOTTE GAINSBOURG"は、単独の来日公演でよく聴きにいっている"BECK"のプロデュースによるもの。洋楽ロック専門雑誌のロッキンオン関連のサイトなんかでも取り上げられたり職場の同僚も所有するなど、身近な情報源の影響で購入した。タワーレコード高崎店では、ワールドミュージックのコーナーにディスプレイしてあったが、ロックのコーナーにもあったのだろうか?もしなかったとするならば、置いたほうが良い。天下の洋楽ロック専門誌であるところのロッキンオンが紹介するくらいだもの、ワールドミュージックのコーナーにあるなんて思わないと思うよ。

アルバム"IRM"の国内盤はボーナストラック1曲ついて全14曲。俺は彼女のアルバムは初体験だったので、とりあえず安い輸入盤にしたけれど、国内盤にしとけば良かったかもしれないとちょっと後悔。

 

"COLBIE CALLAT"の2ndアルバム"BRREAKTHROUGH"は国内盤を購入。アマゾンのカスタマーレビューを読んだからというのもあるのだけれど、こんな素敵なジャケットで尚かつボーナストラックが7曲も収録されていたら、国内盤を選択するに決まってるよ。

2010年2月22日(月)次号"Beat Sound No.15"は5月発売

せっかく季刊化したのだから"Beat Sound誌"は、フジロックに合わせた特集を組んで欲しい。5月発売号では無理だろうから、8月発売号で是非ともお願いしたい。

"フジロックフェスティバル'10"の開催日は7月30日(金)、31日(土)、8月1日(日)の三日間。8月上旬の発売ならフジロック参加者はその後の余韻にまだまだ浸っているはず。"あの時!・あの瞬間!!を呼び起こす"みたいな感じで、あるいは"このアーティストにはこのコンポで!"とか、"出演予定者"を視聴室に招いてのインタビュー&試聴記事、などなどが掲載されたらうれしいなあ。

 

"Beat Sound No.14"の記事で良かったと思うのは、「ロストシンガーズ失われた歌声の記録」と題された、若くしてこの世を去ったアーティストのアルバム作品を取り上げ、作品ごとにオーディオシステムを用意して試聴した企画。

  • ジャニス・ジョプリン('70没)"pearl"/LINN MAJIK DS-T
  • ジム・モリソン('71没)The Doors"Strange Days"/audio pro Black Star
  • ニック・ドレイク('74没)"Bryter layter"/Nu Force CDP-8 & IA-7V3
  • カレン・カーペンター('83没)Carpenters"carpenters" ELAC FS247SE
  • カート・コバーン('94没)Nirvana"MTV UNPLUGGED IN NEW YORK"ATOLL IN30 & CD30
  • ジェフ・バックリィ('97没)"Grace"Focal CMS50
  • エリオット・スミス('03没)"XO"KEF XQ20 & XQ40

読んでて切ない。エリオット・スミスなんてフジロック'00で観てたから、その後亡くなるなんて思ってもみなかった。ジェフ・バックリィの死亡を知ったのは、当時小学館が発行していたオーディオ誌、サウンドレコパルだった。

2010年2月20日(土)高樹千佳子って洋楽CDすごいな

ロッキングオンに掲載されたのを読んでから、たまにブログなんかもみてたんだけど、洋楽ロックのCDたくさん所有しているらしい。先日なんて、"CD棚"の画像が掲載されていたけど、俺なんてそんなに洋楽ロックのCD持ってないよ、たぶん。数えてないけど、400〜500枚の範囲じゃないかと思う。

 

彼女には、是非ステレオサウンド別冊"Beat Sound誌"にご登場願いたい。ある程度知名度があって、なおかつ女性で洋楽ロックを聴いている。どんなオーディオシステムで聴いているのか知らないけれど、ハイエンドなオーディオで彼女一押しの洋楽ロックCD(やっぱMUSEかな?)を持ってきてもらって試聴してもらって、その感想なんかの記事が読みたいなあって思う。で、次号からは彼女の連載が始まるみたいな感じだといいなあ。

 

なんか、これまでの"Beat Sound誌"って、これからもそうかもしれないけれど近年発売された音楽作品ってあまり記事として取り上げられないし、女性の参加が少なさすぎると思う。もっと女性の視点が入った誌面づくりがあってもいいかなって思う。60年代後半から70年代、80年代くらいの音楽作品を多く取り上げる傾向にあるので、もっともっと現在活躍している人たちももっと誌面を飾って欲しい。

 

個人的にはもっとパッケージメディアにもがんばって欲しい。音楽配信のせいで売り上げが落ちているなんて俺は信じない。売り上げが落ちているのは、携帯電話にお金をつぎ込んでいるからだと思うし、貧困層の拡大とともに生活困難な人が増えているんだと思う。不況下でどうして音楽産業だけ肥え太るって言うんだろうか?。レンタルCDなんかやめた方がいいと思うし、パッケージで付加価値つけて売っていくしかないだろう。音楽配信は止まらないかもしれないけれど、ある程度、利用する人とそうでない人がわかってきたんじゃないかと思う。みんながみんな音楽配信で音楽をダウンロードする訳ではないし、やはり素敵な作品は手元に置いておきたいし眺めていたいと思うから、購入意欲のある人をいかに増やしていくかっていうところに将来がかかっているんじゃなかろうか。

 

国内盤音楽CDはもっと価格を下げるべきだと思う。1枚3000円は高いと思うから2000円にして欲しい。iTunes Storeでアルバムが1500円くらいだろうから、2000円にしたら配信よりも、パッケージの方が勝つと思うよ。"売れない"を嘆くなら安く売れって思うし、音楽配信のせいにするなっていうの!ミリオンヒット連発していた時代がおかしかったんだよ。

 

洋楽ロックの国内盤CDがだいたい2500円くらいで、ときどき期間限定で1980円とかあるけど、輸入盤CDで1800円前後だろうか?全世界的に音楽CDの販売不振が続いているんだろうけど、それにしても日本国内の販売価格はどうかと思うよ。

 

まあ、何はともあれ高樹千佳子を起爆剤にして"Beat Sound誌"はもっと飛躍して欲しいし、音にこだわっているブンブンサテライツなんかも取り上げて欲しいなあ。彼ら、ケーブルの自作なんかもしているらしいから。

 

洋楽ロックとオーディオの橋渡しをするような雑誌って無いに等しいから応援せずにはいられない。ほんとコアな趣味になってきていると思う。昔は、高校の入学祝いにステレオコンポーネントっていうのがあったと思うけど、今はそんなのほとんど無いだろう。親も金ないだろうし。

 

名曲や名盤はどんなに音質が悪くたって、やっぱり名曲だし名盤なんだよね。それがFM音源だろうが、MP3でブルートゥースでワイヤレスだろうがっていう話で。

もっと近づきたいし、気持ちとしてはレコーディングの現場に立ち会っているような錯覚を覚えたいし、ライブ会場での満足度の高さを自分の部屋でも得たいっていう気持ち。好きな曲は音質悪くても心が踊るんだけど、それだけに満足しないでより高いところを目指したいって思っているから、ソフトが手元にあるならハードの強化でよりアーティストに近づきたいっていう・・・・・。

で、如何にハードであるところのオーディオコンポーネントに投資をしていくかっていうところに尽きると思う。

 

平和で安心して暮らせる社会にならないと、そういったところへの投資っていうのは、いくら趣味の世界であっても困難なのかも。気持ちとしては、スタート時30万円でコンポを組んで、ステップアップして総額100万円くらいまでもっていけたらより豊かな音場の中で音楽のシャワーを浴びられるのになあって思う。

音楽の再生はパソコンでも良いとしても、アンプやスピーカーはしっかりしたもので音楽を聴いて欲しい。まだまだ聴いていない音がCDには入っているんだという事を体験してほしいなあ。

2010年2月14日(日)タワレコ、タカシン、Beat Sound

昨日タワーレコード高崎店に行った。音楽CDを物色するために、時間と労力を惜しんでわざわざ店に出向くなんて何ヶ月ぶりだろう。店内を覗けば客足はまばらで土曜日の午後なのに閑散としていて店で働く人たちが気の毒に思えてきた。

特に目当てがあって足を運んだ訳ではないのだけれども、洋楽ロックを中心にワールドミュージックコーナーを観てまわった。で、結局購入したのは別冊ステレオサウンド"Beat Sound No.14"最新号(季刊)と紙ジャケ用CDカバーだけだった。

 

音楽作品を手にとって、ジャケットのデザインやそれについている帯の文面を読んだり、裏返して曲のタイトルを眺めるのが音楽CDを購入する上での習慣だったし、今回も試聴を含めてそんな感じだったのだけれども、音楽CDを購入するには至らなかったのは、やっぱりネットで購入することのメリットの方が大きかったからだと思う。1時間くらいうろついて店をあとにした。

その後、久しぶりにオーディオ専門店のタカシン電気へ。

ニルヴァーナのアルバム"ブリーチ"デラックスエディションを聴かせてもらった。

試聴させてもらったオーディオシステムの総額は600万円位だったのだけれど、音が破綻していないのは凄いと思った。リマスタリングが功を奏しているんだと思う。総額何百万円もするようなシステムで聴く場合、洋楽ロックの少なくない作品で音楽として聴いていられないようなレベル(気持ちよく聴いていられないレベル)になってしまう場合があるのだけれど、"ブリーチ"デラックスエディションは違った。"ネヴァーマインド"や"インユーテロ"、"アンプラグド・イン・ニューヨーク"よりも好感の持てる作品に仕上がっていることに確信がもてたのは成果だったと思う。

 

(システムの内訳は、タンノイ社製スピーカー、アンプとCDプレーヤーはアキュフェーズ社製)※iPhoneにて撮影。

タカシン電気

"Beat Sound"誌が季刊化された。よって、よりタイムリーな音楽作品を取り上げて欲しいと思う。 たとえば取り上げる音楽作品の半分は90年代以降のものにするとかしてほしい。以前に比べたら随分と掲載される様になったと思うけどもう少し編集部には頑張って欲しい。ターゲットにしている読者層が40代や50代なのかなと思うと、それも無理なのかなあなんて思ってしまうのだが・・・・・。