AudioRock:不定期ダイアリー

2011年1月26日(水)CDの予約購入なんて久しぶり

ASIAN DUB FOUNDATIONなんて"COMMUNITY MUSIC"(2000年)以来だからCD購入としては11年ぶり。フジロックにもたびたび出演していたから、身近に感じていたバンドの一つではあるのだけれど、アルバムがCCCD仕様だったりしたこともあって、新譜の"A History Of Now"が久しぶりの購入となった。国内盤はボーナストラック1曲を含む全12曲、ライナーは今井スミ、"Lights Out"がボーナストラックとして収録されている。

 

 


 

"PEARL JAM LIVE ON TEN LEGS"(2003年-2010年に敢行したツアーから選曲)は、あちこちでやったライブを一つにまとめ、ライブらしく演出したアルバムになっている。フジロックで聴きたいと思うくらいエキサイティングで、客の反応も半端じゃないし、どうして日本で人気が今ひとつなのかよくわからないくらいの熱気で溢れている。まだ、彼らのライブを経験してない自分としては、毎年参加しているフジロックで是非聴かせてほしい。

前回の"LIVE ON TWO LEGS"(1998年発売、米国ではミリオンヒット)発売のときは、彼ららしくないというような批評も日本国内にはあったと思うけれど、今回はそんな話も聞かないし、オリジナルアルバム"Backspacer"の発売が2009年だったことを考えるとファンとしては、のどの渇きもひとまずこれで癒えるといった感じなんじゃないかと思う。

彼らのアルバムは、デジパック(2ndアルバム"VS"から)や紙ジャケ仕様と一貫している。作品を所有する喜びもあるし、ひと手間加えてあるのが何とも心憎い。

国内盤全18曲、SHM-CD仕様、ライナーは新谷洋子。

 


 

予約購入ではないのが、KANYE WESTのアルバム"My Beautiful Dark Twisted Fantasy"。この作品は職場の同僚に勧められたのと、ロッキン・オンとミュージックマガジンという毛色の違う2つの専門誌でベストアルバムとして掲載されていたから購入した。アルバムの体裁としては、やはりプラケースよりデジパック仕様に魅力を感じるし、同僚に見せてもらったのもデジパックの方で、スペシャルプライス1980円のプラケース仕様だと何とも味気なかった。パッケージなんてどうでもいいと思うかもしれないけれど、そうはいっても作品の顔だし、言うなればパッケージは、医療機関で例えるなら、受付に相当するところで、患者の医療機関に対する最初の印象が決まるところでもある。個人的には、初KANYE WESTなので沢山聴いて作品の良さを聴きだしたいと思う。

国内盤は全13曲、ライナーは小林雅明 for Tha 2KX、収録曲紹介は高橋芳朗、対訳はJune Bug。