AudioRock:不定期ダイアリー

2012年12月2日(日)SACD/CDプレーヤー欲しい

TEAC社の高級オーディオブランド「ESOTERIC」のSACD/CDプレーヤーが欲しくなってきた。ターゲットにしているのは「ESOTERIC K-03」で税別80万円もする代物。

esoteric k-03

自分のCDプレーヤー遍歴は、TEACの「VRDS-10」に始まり、現在使用中のESOTERIC「X-10WD」であり、「K-03」も含めてVRDSメカ搭載機という共通点がある。

物欲が湧いてきたのは、専門店での試聴がきっかけなのだが「K-03」は税別80万円もする高級機で、当初購入対象から外していたものである。下位機種「K-05」で税別55万円、「K-07」で税別39万円のSACD/CDプレーヤーがあり「K-07」は非VRDSであり購入するなら「K-05」を考えていた。

が、しかしオーディオ店のセール期間中に3者を聴き比べる機会があり「K-05」の再生能力に即限界を感じてしまった。「K-03」に比べて、抜けが悪いというか良くないのである。求める解放感に乏しく元気な印象から遠かった。

音楽鑑賞は趣味なので気持ちよく聴けないのでは購入する意味も薄れてしまう。趣味なればこそ「K-03」の能力を評価し25万円もの価格差を補ってあまりある機種として高く評価するにいたった。

「K-03」が気に入ったからといってすぐに買えるような価格ではない。2014年には消費税率が8%になることを考えると、それまでには欲しいと思うが税込み84万円のCDプレーヤーを購入するのにローンは組みたくない。まして、現役で絶賛使用中の「X-10WD」の事を考えると、買い替えはもう少し先という決断にならざるを得ない。ただ、ピックが故障すると替えがないらしくその時は「X-10WD」をあきらめて「K-03」の購入を真剣に考える余地が生まれる。故障して欲しい訳ではないが、早く最新のVRDSメカ搭載機を使用したいという気持ちも大いにあるのは事実である。

ちなみに聴き比べしたときのシステムは、LUXMANのプリメインアンプ「L-507uX(税抜き43万円)」、TANNOYのスピーカー「Turn berry SE(税別68万円/2台)」だった。