AudioRock:不定期ダイアリー

2015年11月29日(日)100インチでAppleTVを楽しむ

居間での視聴機会があまりない我が家の第三世代AppleTV。NETFLIXの契約継続をしたことも手伝って自分の部屋の100インチ大画面で「シドニアの騎士」が観たいという欲望にかられた。ところが部屋のAV機器にHDMI入力がないことに気づいた。ヤマハのAVアンプにあるのは良くてD端子やコンポーネント接続端子。

行きつけのオーディオ店に事情を説明し、まずヤマハAVアンプのアップグレード対応がないのか確認、やはり無かった。結局、オーディオ店から「HDMIからコンポジットへ変換」できる機械をお借りすることになった。

早速、家で接続。見事にAppleTVのアプリ画面が出力された。音声はよくある赤と白のケーブルをやめてオルトフォンの同軸ケーブル1本にした。

部屋のAV環境は1999年の新築と同時に持ち込んだものなので4Kもなければハイレゾ対応でもない。あるのは4:3の100インチスクリーン、プロジェクターは当時一世を風靡したバルコの三管式。AVアンプはヤマハのDSP-AX1。15年以上前の設備でAppleTVを楽しむのがいかに大変なことか思い知った。

HDMI規格の関係で大手メーカーが公式に変換器を作れない事情(コピー問題等)があるようだが、とりあえず自分の部屋で観ることが出来るようになって良かった。変換器はしばらくお借りしても良いとのことなので、お手頃なのが見つかるまで使わせてもらうことにした。

2015年10月16日(金)10.14日本初の春画展へ行って来た。

JR池袋駅から有楽町線で護国寺駅下車、歩いて15分くらいで春画展の会場「永青文庫」に到着した。平日の午前中にもかかわらず多くの人で賑わっていた。年配の方が多い一方で、中年や若者のカップル、年配者以外の女性同志などもいたが若者の男性グループは見かけなかった。

今回の展示は11月1日までの前半と11月2日からの後半で展示物を入れ替える内容だったため、10月中に足を運んだ。会場は趣のある作りで当日券を購入し階段で4階まで上がり、順次階下へ行くスタイル。

プロローグの挨拶文は元首相の細川護煕氏で始まる。

要は原画展なので画材の質感や表現を楽しむ一方で春画の歴史的な背景なんかも伺い知ることができ、男女の和合を描くにとどまらない絵師(作者)の強烈な個性も手伝って興味ふかく鑑賞することができた。葛飾北斎や喜多川歌麿などの知られた人たちをはじめ有名無名を問わず作品に触れることができてのは貴重だったと思う。

2時間程度で鑑賞を終えて、別棟の物販コーナーへ。Tシャツや手ぬぐい、エコバッグやポストカード、クリアファイルやマグネット、定番の図録もあった。この日の図録の取り扱いは郵送で11月中旬ごろの発送とのことで書籍代4000円を支払い発送の手続きをした。その他購入すべきか迷ったあげくお土産になるようなものも特に手にしないで春画展をあとにした。

「春画展に行ってきました煎餅」の取り扱いくらいあってもよかったと思う。

そんなわけで半券が唯一のお土産となった。作品の入れ替えがあるので11月か12月にもう一度、足を運ぼうと思う。

2015年9月29日(火)『シドニアの騎士』&『蟲 師』音楽CD

ほぼ立て続けに購入している音楽CD。ストリーミングが流行っていると言っても、そこにないものは物理メディアで購入するしかない状態。洋楽メインで聴く分にはAppleMusicで事足りることが多いけれども、アニメのサウンドトラックとなるとそういうわけにもいかず、パソコン周りはCDの山ができている。

NETFLIXで観てハマった「シドニアの騎士」はシーズン1の音楽CDを購入。近々ブルーレイメディアでBGMを網羅したものが発売されるようだが、iPhoneや車中で聴けないので購入意欲ゼロ。シーズン2の「第九惑星戦役」もそのうち音楽CDで購入しようと思う。

「蟲師」の独特な世界観は旋律も素晴らしい。以前発売されていたものが2枚組となって再発したらしく、アマゾンのレビューをみても好印象だったので購入を決意した。「シドニアの騎士」が落ち着いたら聴こうと思う。

2015年9月25日(金)「機動戦士ガンダム展&大河原邦男展」

「ガンダム展」は六本木アーツセンターギャラリーで、「大河原展」は上野の森美術館で開催していた。どちらも9月27日をもって終了となることから、普段は出不精な自分も幼き頃より親しんだキャラクター達に会うべく、雨にもかかわらず足を運んだ。どちらかのチケットを窓口へ提示すると200円引きになるので「大河原邦男展」で割引してもらった。どちらが良かったかと聞かれたら間違いなく「ガンダム展の方だ!」と断言したい。展示の仕方に工夫があったし、なによりも原画の熱気が強烈に伝わってきた。大河原邦男氏の作品もしっかり観てきた。一方で「大河原邦男展」の展示作品も懐かしいし関心するし感慨深いのだけれど、デザインが洗練されててクールな印象だった。商業デザイン的なアプローチが作品に強く反映されていたのが熱気から遠かった要因のような気がする。モニターを使った展示もあることにはあったが「ガンダム展」のような大規模なものではなく、こじんまりしたものだった。

比較すればそういうことになるけれども、どちらの展覧会も足を運んで良かったし、しっかり会場限定のカタログをそれぞれ購入した。

2015年9月13日(日)東京・三鷹の森ジブリ美術館でCD購入

12年ぶり(2003年9月21日以来)にジブリ美術館へ行った。いい具合の変わらなさ加減と企画・展示物の微妙な変化に懐かしさを感じた。元気な子どもたちを相手に奮闘する巨大なぬいぐるみの「ねこバス」は開館からいったい何代目?とぬいぐるみならではの苦労に思いを馳せ、「幽霊塔へようこそ展」ではあらためて宮崎駿のアニメーションに対する熱意と才能を感じた。

同美術館で上映している短編アニメーション「星をかった日」が良かったのは言うまでもないのだけれど、それにも増してバイオリンとピアノの素敵なメロディが印象に残った。音楽は都留教博と中村由利子、本編の声の出演は神木隆之介や鈴木京香など、原作は井上直久「イバラード」より、脚本と監督は宮崎駿。

ショップ・マンマユートではロボット兵のベーゴマ、ピンズムゼオ虫(ピンバッヂ)、家族のお土産にトトロのもくりん(かえでやさくらで出来た鈴)2個、同美術館内で上映している短編アニメーション「星をかった日」のサウンドトラックも購入した。ちなみにサウンドトラックは7曲入りで1028円とお手頃価格。

最後にカフェ・麦わらぼうしで「KAZE no TANI BEER」(レッドエール)¥650を飲んでジブリ美術館をあとにした。

2015年8月31日(月)コンパクトディスク購入

CARLY RAE JEPSENのNEWアルバム”E•MO•TION”国内盤とTVアニメ「響け!ユーフォニアム」オリジナルサウンドトラックを手に入れた。カーリー・レイ・ジェプセンはTVコマーシャルで聴くようになるよりも前に、Apple Musicでよく聴いていたため物理メディアとして欲しかった。またストリーミング再生のApple MusicだとiPhone用の着信音をGarage Bandで作れなかったりするので、音楽CDがあればそれも可能だし高価な音楽CD専用プレーヤーを持っているのでストリーミングとの聴き比べをしても面白いと思った。

「響け!ユーフォニアム」のサウンドトラックは、本編未見ながら放送が始まる前から興味があったこと、またAMAZONでのレビューなどを参考にして購入を決めた。CD2枚組3500円(税別)で未見アニメのサントラに大枚をはたくのもどうかと思うが、楽しく聴くことができているので結果的には手に入れてよかった。

すでにTV放送は終了してしまっているのでDVDレンタルする機会を見つけて観てみたいと思う。ちなみに、他に青春音楽もので所有しているアニメのサウンドトラックは「坂道のアポロン」と「けいおん!」くらいだと思う。「のだめカンタービレ」はほとんど興味なし。

2015年8月23日(日)"Apple Music"無料トライアル中

applemusic無料トライアル期間は3ヶ月間なので、自分の場合は10月1日まで。よく利用している機能はRADIO。平日はテレビ番組を時計代わりに使っているため、朝からApple Musicを使うことはない。利用シーンとしては通勤中や夕飯の支度中、家事がひと段落してからの自分の時間など。

フジロック開催月の7月からサービスが始まったこともあって重宝したのは言うまでもない。

2015年8月14日(金)19年目のフジロックフェスティバル

7月24日(金)はフィールドオブヘヴンのKITTY,DAISY & LEWISに行った。グリーンステージのトリFOO FIGHTERSはステージ近くまで観に行った。ボーカルのデイブ・グロールは足を骨折していたため、本人デザインの巨大な椅子に腰掛けてパフォーマンス。ライブでステージから転落した映像を交えながらオーディエンスを楽しませていた。25日(土)はマッタリ、26日(最終日)はレッドマーキィでJENNY LEWIS、続けてRYAN ADAMSを観た。グリーンステージの大トリ、NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDSは自分の陣地から観てた。

前夜祭は雨だったようだけど、本番3日間は天候にも恵まれてハイネケンが美味しかった。来場者は前夜祭を含めた延べ人数で11万5000人とのこと。

2015年7月18日(土)B&WのワイヤレスヘッドフォンP5購入

Apple Online Storeの販売価格46000円(税込49680円)で購入しても良かったのだけれども、オーディオでは日頃からお世話になっている行きつけのオーディオ店で注文、税込55620円で手に入れた。B&W P5も所有(2011年9月購入)していてその当時はApple Online Storeでしか購入できなかった。

オーディオ製品に関してはメンテナンスや修理などを考慮して行きつけのオーディオ店で購入するようにしている。オンラインとリアル店舗では6000円の価格差があるが、オーディオと音楽鑑賞が趣味の自分としてはリアル店舗を大事にしたいとの思いがあった。

歩きながら音楽を聴くのにワイヤードはいささか不便。そして数ヶ月前には断線を経験していたこともあってワイヤレス製品の購入を検討していた。利便性を優先し音質は二の次と思っていたところに、B&WのP5がBluetooth接続のワイヤレスヘッドフォンとして発売とのニュースを目にして購入を決めた。

P5ワイヤレスヘッドフォンは、3時間の充電で17時間利用が可能らしく、またワイヤードでの使用も考慮した製品で付属品以外にも、アップグレードケーブルを追加購入して楽しむことも可能。利便性を優先した購入とはいってもB&Wの製品なだけに音質も期待したいところ。

ちなみにホワイトノイズに馴染めない自分は、ノイズキャンセル機能を持つ製品は眼中になかった。